弥生3月 春うらら

　　暑いの寒いのと騒いでいたら3月になってしまった、
　　もうこれからは寒いといって騒ぐこともないだろう。
　　陽気もすっかり春めいてきた、気温だけでは計れない
　　3月と聞くと気温より先に気分だね。


　　

　　　　　移りゆく季節、花たちが一番よく知っている
　　　　　ハナモモが咲いていた。




　　

　　　　　遅咲きの梅にはまだツボミのままの木もある、
　　　　　そんな中でハナモモは花開いてきた。




　　

　　　　　このハナモモは私がまだこの農業公園にいたころ植えられた。
　　　　　肩までくらいしかない小さな木だったが、
　　　　　今ではすっかり一人前、我が子の育つのを見ているようだ。




　　

　　　　　ただ一つ贅沢を言わせてもらえれば撮りやすい方向からは逆光となる、
　　　　　もうちょっと撮りやすい場所に飢えて欲しかった。　m(_ _)m




　　

　　　　　桃色って色があるけどほんとに桃色ね、
　　　　　この花の場合ピンクより桃色の方が似合う。




　　

　　　　　こんな花も咲いていた、
　　　　　梅、「思いのまま」。

　　　　　一本の木から白とピンクの花を咲かせる、
　　　　　その枝だけピンクとかその花だけピンクとか
　　　　　また一つの花で白とピンクに咲き分けることもある。
　　　　　名づけて「思いのまま」、梅にもいろいろな花があるね。


　　　　　気温もそうだけど空も早く明るくなるようになってきた、
　　　　　今ちょうど電車の中から日の出が見られる。
　　　　　地下鉄だけど荒川と隅田川は地上で超えるから視界が開ける、
　　　　　今朝はやっと上がった太陽が丸々見られた。
　　　　　寒かった冬ともやっと別れられる、
　　　　　5日は啓蟄だ、虫さんたちにも春が訪れるかな。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　2月26日　都市農業公園