シャンテ サラのたわ言・戯れ言・ウンチクつれづれ記

"独断と偏見" で世相・経済からコミックまで 読んで楽しい 面白い内容を目指します。 

ニュースメーカーの首相長男

2023年06月03日 | 政治家 政治屋?
左は「西階段」で撮影された2022年の内閣改造。 左は岸田翔太郎秘書官が総理の位置での „組閣ひな壇写真“。
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週刊誌、夕刊紙系マスコミが取り上げない日はないほど、ここ1週間ほどの間 首相と長男は格好のニュースのネタにされています。 海外誌 (米タイム・英ガーディアン・仏ニュース専門局・シンガポール大手紙) にも載っているそうです。

なぜ こういう事になるかと考えると、長男の公人としての自覚が希薄か、総理官邸という公的な場所での行動についての自覚が希薄であると推理します。

首相と長男が住む総理官邸は、一般住宅ではありません。 また そこに住んでいるからといって、親戚一同を呼んでパーティを開催し、組閣ごっこをして記念写真を撮りまくるのは褒められた事ではなく __ これが一般のホテルや旅館だったら問題にならなかったでしょう。

写真を撮ったら参加者のスマホに簡単に配布できる時代です。 配布された参加者の中にも、さらに自慢げに友人知人に配布したから、受け取った友人知人から週刊誌に漏れたと容易に推測できます。
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さらに マスコミに漏れながら (5月24日の「文春オンライン」)、すぐに長男を総理秘書官から更迭しなかった首相の決断の遅れと、ボーナス支給日に間に合わせるような日付の処理のまずさも批判の対象になってしまいました。 5月29日発表の6月1日付け辞職ですから、30日でも31日付け辞職も可能だったはずです。

本人はボーナス支給を辞退、返納するといってるようですが、“6月1日に在籍している以上 勝手に振り込まれ 支給された手当は返還できない” とも …
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また 長男を総理秘書官 (公人) にせず、公設第一か第二秘書のまま処遇していたのなら、今年1月の英国外遊時の公用車を使用してのお土産買いは、さほど問題視されなかったとも想像します。

公私混同、縁故採用、身内びいき、優柔不断、親バカ人事、バカ息子、公邸 “私物化” … などの文字が報道の文面に躍りますが、首相と長男はどんな思いでこれらを見るのでしょうか?
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2023年2月4日現在の 内閣総理大臣秘書官構成 __
・政務担当秘書官 __ 嶋田隆 (元経済産業事務次官)・岸田翔太郎 (岸田事務所の公設秘書・首相岸田文雄の長男)
・他に事務担当秘書官が6人 (各省庁から派遣)
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広島サミットではうまく処理して株を上げた首相ですが、長男の処遇では株を下げてしまいました (脇が甘い?)。 1つ解ったのは、岸田翔太郎氏は “先読みが甘い“ 人物だろうという事ですね。 将来 (父の地盤を引き継ぐ?) 世襲政治家になるには資質が …
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また これらの批判や報道は、表現の自由・民主政治が行われている法治国家 日本だからできるのです。

強権独裁国家である中国・北朝鮮・ロシアだったら、どうなっていたでしょうか? ロシアだったら批判者はいつのまにか死亡するとか、中国だったらスパイ罪で拘束されるとか、北朝鮮なら即 逮捕・銃殺されるかも …

今日はここまでです。

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