シャンテ サラのたわ言・戯れ言・ウンチクつれづれ記

"独断と偏見" で世相・経済からコミックまで 読んで楽しい 面白い内容を目指します。 

1たす1は幾つ?

2006年11月30日 | 歴史をひも解いて
左は死亡したリトビネンコ氏。 右は記事1から。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 英国で死亡した元ロシア情報員の死亡記事を読んで、まず連想したのは __ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ 「尿から大量の放射能=英警察、真相解明急ぐ−元ロシア情報員怪死」 (時事通信 11月25日) __ ※追加1へ 「工業用などで毎月 8g のポロニウム輸出 … 露長官」(読売新聞 1 . . . 本文を読む

欧州の毒婦 血まみれメアリー

2006年11月26日 | 歴史をひも解いて
左は 即位前のメアリー (1544年)、右はイングランド女王メアリー1世像 (アントニス・モル画 1554年)。 中央は「レディ・ジェーン・グレイの処刑」(ポール・ドラローシュ画 1833年 フランス) __ Wikipedia から。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 「流血の伯爵夫人」に次いで、カクテルのブラディ・メリー Bloody Mary の元となった 英国の毒婦 メアリー1世 (M . . . 本文を読む

欧州の毒婦 流血の伯爵夫人

2006年11月26日 | 歴史をひも解いて
毒婦の条件は、多数の人を殺害または殺害を命令した女でしょう。 この意味で欧州の毒婦の筆頭に、「流血の伯爵夫人 Blood Countess」という異名を持つハンガリーの貴族 バートリ・エルジェーベト Bathory Erzsebet (1560~1614年) を取り上げます。 ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ Wikipedia から__名門ハプスブルグ家の血を引くトランシルヴァニアの中 . . . 本文を読む

デュマ三代の話し (3) 巌窟王

2006年11月26日 | アート/書籍/食事
★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ 1844~46年に、仏の当時の大手新聞に連載されて好評を博し、出版された。 日本では明治時代に黒岩涙香が「モンテ・クリスト伯」を『史外史伝巌窟王』の名で翻案小説を発表し、以後 日本では長く「巌窟王」の名で一般に親しまれた (Wikipedia)。 ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ 復讐物語は、世界中にあり どの国の大衆も喜ぶ題材 . . . 本文を読む

デュマ三代の話し (2) 小デュマ

2006年11月26日 | アート/書籍/食事
★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ デュマは、新聞各紙に『モンテ・クリスト伯 (邦題:巌窟王)』『三銃士』に始まる『ダルタニャン物語』『王妃マルゴ』『王妃の首飾り』などを連載し、どれもベストセラーとなった。 デュマの懐には莫大な金がころがりこみ、彼はその金で豪邸「モンテ=クリスト城」を建て、毎夜酒宴を開き、女優たちと浮名を流すといった派手な生活を繰り広げた。 デュマは「歴史劇場」 . . . 本文を読む

デュマ三代の話し (1) 大デュマの父

2006年11月26日 | アート/書籍/食事
大デュマの『モンテ・クリスト伯 (邦題:巌窟王)』を調べていると、作家の話しが小説以上に面白い。 ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ Wikipedia から __ アレクサンドル・デュマは、フランスの小説家。『椿姫』を著した同名の息子と区別するために、「父」を意味する pere を付して大デュマ (Dumas, pere 1802~70) とも呼ばれる。 その大デュマの父、トマ . . . 本文を読む

川内康範もの桑田ヒーロー

2006年11月23日 | コミック界を語る
左上とその下は「月光仮面」、右は「黄色い手袋X」~~~~~~~~~~~~~~~~~~川内康範原作もの連載コミックの中で、過去最高にヒットしたのは「月光仮面」(1958~61年) です。 次いで、「黄色い手袋X」(66年) で、その後は聞きません。「月光仮面」は、探偵・祝十郎は難事件が起きると、月光仮面に変身し電光石火のはやわざで悪を追いつめる 国産初の連続テレビ番組で、大瀬康一の主演でした。 映画 . . . 本文を読む

桑田原作ヒーローもの

2006年11月23日 | コミック界を語る
左上とその右は「まぼろし探偵」、中央は「キングロボ」、その右は「囚人船」、右上は「未来の国のケンジ」、その下は「ミュータント伝」、左下は?~~~~~~~~~~~~~~~~~~桑田本人の原作もの連載コミックの中で、過去最高にヒットしたのは「まぼろし探偵」(1957~61年) ですね。 次いで、「エイトマン」時代に別の雑誌で連載していたロボット活劇の「キングロボ」(63~64年) で、その後 超能力者 . . . 本文を読む

「デスハンター」の後は

2006年11月22日 | コミック界を語る
イラスト中央はネットから拾いました。 桑田本人の絵かも? 他はサンコミック本から。〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜「デスハンター」を最後に、平井原作もの桑田コミックは終了します。 以後 連載ものは、本人ものも含め 梶原一騎原作「ゴッドアーム」(76~77年) くらいで、注目される作品は減ったようですね。 私は未読です。★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★事件の後も、仕事の注文 . . . 本文を読む

最後の共作「デスハンター」

2006年11月22日 | コミック界を語る
イラスト左はハンターテスト時に左腕を吹き飛ばされる場面。 右はサンコミック本表紙から。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 平井原作もの最後の「デスハンター」(69~70年) は、桑田コミックの中では、劇画に近い作品です。「エイトマン」は白黒の中間の陰影があまりなく、極端な話し "市松模様" に近い描き方でしたが「デスハンター」は細かなペン使いが多く、相当に従来作品から描写が飛躍しています。 こ . . . 本文を読む

「エリート」の救いのない結末

2006年11月22日 | コミック界を語る
サンコミックシリーズ第3巻から拝借、左上は亡くなったヒロイン、左下はそれを抱いて呼ぶヒーロー、中央はそのあと夜空にヒロインを思い描くヒーロー、右は宿敵との決闘場面。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜  第1部 精神病院で、ジュディがダンガーの手下により、性格を変える注射をされると、淑やかだった彼女がお転婆に変わります。 この辺りは、英戯曲「ロメオと ...」でジュリエットが一時的に死んだ状態に . . . 本文を読む

エイトマンに続く「エリート」

2006年11月22日 | コミック界を語る
イラストは、サンコミックシリーズの表紙から。~~~~~~~~~~~~~~~~平井原作もの「エリート」(65~66年 第1部) は、「魔王ダンガー」(67年 エリート第2部) に引き継がれて完成しました。 一時休止した間 桑田はアメコミ原作「バットマン」日本版を書いていました。 雑誌側から、強力に勧められたようですが、これは成功しなかったですね__日本の読者層が「バットマン」の米国センスそのものにな . . . 本文を読む

エイトマンの?箇所3

2006年11月22日 | コミック界を語る
イラストは、「魔女エスパー」の扉絵から。~~~~~~~~~~~~~~~~"重箱の隅" をつつくような話しになりますので、興味ある人のみ お読み下さい。都内らしい東探偵事務所に投げ込まれた手榴弾を 005 が素早い動きで室外に持ち出して爆発させますが、やじ馬が一人も集まりません。 結末場面で昼 東探偵とさち子 一郎が都内らしい道を歩いていますが、なぜか通行人が全くいません (「殺 . . . 本文を読む

エイトマンの?箇所2

2006年11月22日 | コミック界を語る
イラストは、TBS 版放送アニメから。〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜“重箱の隅” をつつくような話しになりますので、興味ある人のみ お読み下さい。ロシア大使館 (?) 内のデーモン博士の部屋から さち子を救出したエイトマンが、博士の秘密兵器 “空飛ぶアンテナ” に狙われます。 その電波を浴びたエイトマンがさち子もろとも倒れるのですが、背景が真っ . . . 本文を読む

エイトマンの?箇所1

2006年11月22日 | コミック界を語る
イラストは、『ビクターミュージックブック エイトマン ロボット 007号の巻』(1964) の表紙から。~~~~~~~~~~~~~~~~SF コミックで科学の話しが満載ですが、おかしな所は沢山あります。 荒唐無稽 (こうとうむけい) といってしまえば、それまでですが __ エイトマンは "鋼鉄より固い特殊金属の体" という設定なのですが、拳銃で撃たれると 弾が体を簡単に突き抜け . . . 本文を読む