2006年7月9日投稿分__
手頃な価格ともなった80年代、色々と音楽ものや映画の LD を入手しました。 当初レコード盤の「荘村清志/スペインのスケッチ」(‘81 東芝 EMI) は音もよく、次いで購入した映像ものの「スペイン幻想~光と影」 (‘80年代 東芝 EMI 演出 : 岩佐寿弥) は、レコードと殆ど同じ有名ギター曲を収めていましたので、ある程度期待した部分もあったのですが …
ギタ . . . 本文を読む
2006年7月9日投稿分__
「カタリ Core ‘ngrato (つれない心)」「帰れ ソレントへ Torna A Surriento 」「オ・ソレ・ミオ ‘O Sole Mio (私の太陽)」「フニクリ フニクラ Funiculi, Funicula 」「マレキアーレ Marechiare 」「マッティナータ Mattinata (朝の歌)」「遥かなるサンタ・ルチア Santa Lucia . . . 本文を読む
2006年7月6日投稿分__
マスカーニ Pietro Mascagni の、一幕ものオペラ「カヴァレリア・ルスティカーナ Cavalleria Rusticana」(いなか騎士道) のシノポリ指揮ドミンゴ主演の CD には驚きました (‘88 DG)。 ドミンゴの歌唱力は折り紙付きですが、声による演技も超一流です。
フィナーレの「母さん あの酒はいい酒だね Mamma, Quel vino . . . 本文を読む
上中央はカッチーニ像。 上右はノヴォシビルスクでのライヴ録画 (09年)。 下左は無名。 下中央は波戸崎 操 (Flute 10年) と寺井尚子 (Vn 11年)。 下右は作曲家のヴァヴィロフ。
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最近 ヴァイオリンのレパートリーが増えた。 カッチーニの “アヴェ・マリア” とプッチーニの “私のお父さん” だ。 どちらも昔 購入していた楽譜「バイオリンレパ . . . 本文を読む
2006年7月6日投稿分__バリトンのトーマス・ハンプソンが指揮者のヴォルフガンク・サヴァリッシュ (ピアノ) と組んで録音したのは、悪くはないのですが個性が強くないように感じました (‘97 EMI 冒頭写真上左)。 バリトンのクリスティアン・ゲアハーハーが BMG の第二レーベルに録音したものは、後半がゆっくりした歌い方になります (‘01 ARTE NOVA ゲロルト . . . 本文を読む
2006年7月6日投稿分__
ディースカウの次に聴いてみるべきものは、ハンス・ホッターでしょう。 ディースカウよりもやや声が低いバス・バリトンで、エリック・ウェルバのピアノもぴったりで やや暗い重い声ですが味わいがあります (‘61 DG)。 来日して東京文化会館でのハンス・ドコウピル (P) とのライヴ録音も優秀です (‘69 Sony)。 けれど このジャケットデザインの素っ気なさにはあきれ . . . 本文を読む
写真は、スイス・ジュネーブで競売に掛けられ、約 2150万7000ドル (約 17億1000万円) で競り落とされた76カラットのダイヤ。 ハプスブルク家の一族が保有していた。
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最近 十数年来の付き合いのある後輩がメールをやり取りしている間に “ブチ切れて” しまった。 もうメールのやり取りはないだろうし、会うこともないだろう …
彼は40ほどの独身男性 . . . 本文を読む
左グラフは、日本の出生数 (棒グラフ 目盛左) と合計特殊出生率 (折れ線グラフ 目盛右)。 右グラフは、日中の全人口に占める 65歳以上人口の割合を示したもの。
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日本の経済が停滞してもう20年が過ぎた。 その原因は様々多くのことがいわれているが、根本的な原因は “人口が減り始めた” ことだろう。
人口が減るといっても 災害や疫病 戦争ではなく、出生率 . . . 本文を読む
2006年7月6日投稿分__
リートの中でも最高の曲集といわれる「冬の旅」は 十数種類の CD を保有していますが、同じ歌手のものはフィッシャー・ディースカウとホッターだけ。 FM 放送録音も含めると、ディースカウは5種類もあります。 それだけ私もこの歌手に入れ込んでいる訳ですが、業界の批評でも真っ先に取り上げるのがこの歌手ですね。
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ディースカウは初期の録音から完璧 . . . 本文を読む
2006年7月5日投稿分__
「君は花のよう Du bist wie eine Blume」(「ミルテの花 Myrten 」op.25 から第24曲) などの題名からして、シューマンはロマン派音楽の典型的作曲家と想像がつきます。
手持ち音源では、何といってもリートの第一人者 フィッシャー・ディースカウ (Br) での歌が多く、ハイネ詩「詩人の恋 Dichterliebe」「リーダークライス L . . . 本文を読む
写真は、艾尚真 (あい しょうしん) さん (Weibo より)
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記事1の “整形を隠していた美人と結婚して生まれた子供がブサイクな娘だったから、夫が訴訟を起こして妻から賠償金を得る” __ 感情は分かりますが、どうも しっくりしない話しですね。
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「子出産で整形ばれ夫勝訴 中国」(10月7日 万 . . . 本文を読む
2006年6月30日投稿分__
「運命」第一楽章は「ダダダダーン」という有名なフレーズで始まり、この後 何度も用いられ、この曲は全体がこのフレーズの変奏曲のようなものです。 これについて、楽聖自身が「運命はかく扉をたたく」といったと伝記に記され、ここからこの交響曲を「運命」と呼ぶようになった __ “So pocht das Schicksal an die Pforte! ” (That‘s . . . 本文を読む
2006年6月29日投稿分__
昔は楽聖の交響曲3番第2楽章「葬送行進曲」が長く感じられ、この楽章をすっ飛ばして聞いていました。 第3楽章のホルンのパッセージは、当時ホルンが発展途上の楽器だったこともあって、「楽聖はこう作曲したかった筈だ」という後の解釈で色々な版があるらしいのですが、まだよくは区別できません。 評価の定まった版での演奏が多いのでは ...。 バルブのないホルンを使った古楽器演奏 . . . 本文を読む
2006年6月24日投稿分__
いわずと知れた、ピアノの達人リストが編曲したベートーヴェン交響曲シリーズから、6番を取り上げます。 原曲のオーケストラ版はミミタコが出来るくらい昔から聞いていますが、皆さんもピアノ版はそれほど聴かないでしょう。
実は私もそんなに期待せず、ジャケット・デザインが面白い (冒頭上左) ので購入してみたら、意外と聴けます。 休日の朝 イージーリスニングにぴったりです。 . . . 本文を読む
2006年6月24日投稿分__
"おどろおどろしい"、というか "ため息" が聞こえてきそうな曲が多いマーラーの作品の中では、第4番はマーラーの人生では仕事でも個人的にも幸せな時期だったことが曲調に反映しています。 この曲が名曲でないとはいいませんが、逆説的ないい方をすれば、悩みの少ない時には名曲も生まれない?
モリソン (S)/クーベリック指揮バイエルン放響 (68年 DG)、マティス (S . . . 本文を読む