1月11日、家内と当展を愛知県美術館に観に行く。ワイエスの本格的な展覧会はこれが3度目。最初は34年前の東京九段の近代美術館であった。今年92歳を迎えるワイエスがまだ50代、今の私より若い頃である。その後14年前にこの同じ美術館で開催された。他に5年程前に岐阜県立美術館で彼の代表作の1つの「海からの風」の習作(Study)だけが展示された展覧会に行った覚えがある。
店内に入る。案内された席の壁には過去にこの店を訪れたそうそうたる有名人のサイン入りの色紙が飾られている。黛敏郎、芥川也寸志、尾上梅幸、草笛光子、北原美枝、越地吹雪、異色なのはミレーヌ・ドモンジョ... と書ききれない。BGMにピエール・バルーのジャズ風のシャンソンが流れ雰囲気もよい。
夕暮れ近く銀座に向かい、掘り出し物を探すが何も無い。いつのまにか外堀通の銀座キャンドルの前にでる。以前は並木通とみゆき通の交差点付近にあったと思う。小学4年生の頃年上の従姉が連れてきてくれた。半世紀も前のことである。8年後高校3年の時、当時華やかりし「みゆき族」を見物にきた際に立ち寄った覚えがある。3年程前この地で営業されていることを雑誌で知り、家内と訪れた。世界一うまい「フライドチキン」で有名。