古都探索日記

奈良や京都の散策日記

名古屋オルガンの秋・和の響き 和太鼓とオルガン 

2011-11-28 19:07:10 | 音楽
 11月27日、五反城教会にこのコンサートを聴きに行く。和太鼓奏者の井上英樹さんとオルガニストの吉田文さんの共演。私には初めての体験。迫力に満ちた素晴らしい演奏だった。

 ここでプログラムから井上さんの略歴を簡単に紹介:武蔵野音大、バークリー音楽院を卒業後和太鼓と出会いプロ奏者となる。現在群馬県中之条にある自身の「天河」スタジオにて作曲・演奏活動を展開。今回使用される和太鼓は桶太鼓と囃子太鼓と呼ばれるもので縄を用いて皮を張るとの説明があった。

 画像をクリックして下さい。左がプログラム。吉田さんのオルガン独奏でバッハのコラール・オルガン曲とレオン・ボエルマンのゴシック組曲、お二人の共演でTM.フィービッヒさんの「楽興の時」バッハの「トッカータとフーガニ短調」、井上さんの「天地玲礼賛」の3曲が演奏された。

 バッハのBWV565のトッカータ部分での太鼓とオルガンの響きには恐ろしいほどの迫力があり、先週学んだ「レクイエム」の
Dies irae を思い出して地獄に突き落とされるほどに恐怖感に襲われた。また井上さん自身作曲の天地礼賛では色々な和の打楽器とオルガンのコラボで今までにない感動を受けた。また新しいオルガンの可能性が発見されたに違いないと思った。
 終演後、しばらく拍手が鳴り止まず観客全員が私と同じように感動していることを知った。ありがとうございました!!!


 演奏曲から「目覚めよと呼ぶ声あり」とその原曲カンタータ140番の第4曲を紹介。番号をクリックしてください。

 BWV645を聴く
 BWV140を聴く


 
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