古都探索日記

奈良や京都の散策日記

代表的なシーンの紹介

2011-04-17 21:41:41 | 映画
 13場のうち、私が気に入ったシーンを紹介。写真をクリックしてください。

第1場、チャップリンに変身。写真左
 バッハのBWV564のアダージョがいきなり鳴り響いて第2部は始まる。主演のボニーノがチョビひげをつけ、山高帽をかぶってチャップリンに変身する。BWV564が効果的(特に終末部の連続する不協和音)に使われている。

第7場、空中のバリエーション。写真中
 スマイルにあわせて草刈民代が黒子の男性ダンサーにリフトされた状態で踊る。空中浮揚のように見える。前半の準備ドキュメントのなかで苦心した様子が紹介されている。

第8場、小さなトゥ・シューズ。写真右上
 ライムライトにあわせてボニーノがチュチュを首に巻き小さなトゥ・シューズを手先に着けて手だけで足を真似て踊る。

第11場、街の灯。写真右下
 盲目の花売り娘と彼女に恋してしまうチャプリンのパ・ド・ドゥ。バッハの平均律クラヴィア曲集からBWV865,866,890,891が採用されている。このバッハもなかなかシーンにあっている。この場は最も重要であると主演の二人は語り、念入りに練習する場面が第1部にある。

BWV564のアダージョを聴く。左をクリックしてください。この曲は昨年7月の南山教会でのチャリティコンサートで吉田文さんが演奏された。このブログでは2回目の紹介。

 
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ダンシング・チャップリン

2011-04-17 21:30:32 | 映画
 4月17日、バレエ好きの家内に誘われてこの映画を見る。ローラン・プティが1991年にチャプリンの映画をもとに振付けたバレエ作品を周防正行監督が映画化した。2幕30場を1幕13場に凝縮。オリジナル作品に出演したルイジ・ボニーノと草刈民代が共演。撮影に入る前の準備活動のドキュメンタリーとバレエの2部構成になっている。
 周防監督らしいなかなかの秀作。私みたいなバレエにうとい人間も充分に楽しめる。
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