今朝の朝日新聞に、研究費について二つの記事があった。一つは、よく話題になる不正経理である。文部科学省の研究費(科研費)などを、一部業者にプールして、使う手法である。その背景には、予算の単年度方式がある。ただ、書類上の使い道と、実勢が違い、違法である。
もう1件は、科研費を申請できない、研究者の話である。考古学を例にしているが、大学・認定された研究機関以外の研究者は、申請資格もないことが論じられている。
国立研究所に30年余、国立大学に10年居たが、科研費は取得できなかった。当時、国研の研究者は、申請を認められなかった。共同研究者にはなれたが、受給できるのは、学会・委員会出席旅費だけである。
大学に移ったが、工学部で、百万円台の研究費では、実験器具の整備も、研究室の運営もできない。科研費と、財団の研究助成金の申請が、最初の仕事だった。
結論:科研費は一度も取得できなかった。申請書に、実績の欄がある。50台後半の教授に、科研費の実績がない。境界領域のテーマで、これを理解できる人が、日本に何人いるか、の申請ではムリだったようだ。
一方、財団の助成金は、すべて取得できた。これは、科研費と違い、審査員が公開されている。申請内容を理解できる委員が居た。研究・教室の運営が、滞りなくできたのは幸いだった。また、研究費を使い残すこともなかった。
国大から私立大に移った。ここでは、公費の次年度持ち越しが可能だった。年度末につじつまを合わせる必要はなく、次年度にまとめて大きな機器を買うこともできる。
年度を限った、科研費・助成金ではムリかもしれないが、フレキシブルな制度が必要である。
もう1件は、科研費を申請できない、研究者の話である。考古学を例にしているが、大学・認定された研究機関以外の研究者は、申請資格もないことが論じられている。
国立研究所に30年余、国立大学に10年居たが、科研費は取得できなかった。当時、国研の研究者は、申請を認められなかった。共同研究者にはなれたが、受給できるのは、学会・委員会出席旅費だけである。
大学に移ったが、工学部で、百万円台の研究費では、実験器具の整備も、研究室の運営もできない。科研費と、財団の研究助成金の申請が、最初の仕事だった。
結論:科研費は一度も取得できなかった。申請書に、実績の欄がある。50台後半の教授に、科研費の実績がない。境界領域のテーマで、これを理解できる人が、日本に何人いるか、の申請ではムリだったようだ。
一方、財団の助成金は、すべて取得できた。これは、科研費と違い、審査員が公開されている。申請内容を理解できる委員が居た。研究・教室の運営が、滞りなくできたのは幸いだった。また、研究費を使い残すこともなかった。
国大から私立大に移った。ここでは、公費の次年度持ち越しが可能だった。年度末につじつまを合わせる必要はなく、次年度にまとめて大きな機器を買うこともできる。
年度を限った、科研費・助成金ではムリかもしれないが、フレキシブルな制度が必要である。