もう一つの世界 !

せめて 週末だけでも スマホを伏せて もう一つの 心の世界を 歩きましょう !

ススキの向こうは・・・

2005年10月30日 | 
秋って どうして こんなに
  人に いろいろ 考えさせるのでしょうか? 
    人を 内へ 内へ 向かわせるのでしょうか!
 
ススキの向こうには・・・ 

歩いて きた道
  今 歩いて いる道
      歩こうと する道
・・・・
あの山の 向こうに
  どこまでも 続く道は
    どこに つながるのでしょう
      だれが 待っているのでしょうか
・・・・・

2005年10月30日 
笠原 道夫
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真っ赤な柿は・・・

2005年10月29日 | 
ひょっと すると・・・
真っ赤な柿は 探し続けた 幸福の果実で
兄と妹は 恋人同士 だったりして・・・


「 真っ赤な柿 」 

秋風が 黄金の 稲穂を 撫でている
小道の 向こうでは 赤い柿が 揺れている
柿の色づきで 秋の色づきを 知りました

初夏に咲いた 小さな 白黄の 地味な花は
夏には 薄緑の 小さな実を いくつも 結び
真夏には 太陽を 体いっぱい 浴びて
地下の おいしい水を 毎日 毎日 吸って
錦秋を 晩秋を 待ちつづけていました
・・・・・

真っ赤に 熟れて 重くなった柿が
こどもにも 届きそうに 垂れている

兄妹二人は 四本の手を 精一杯 伸ばし
よろけそうに ふらついて 必死で 背伸びして
やっと 真っ赤な柿を 小さな両手で もぎ取った

田んぼの あぜ道に 仲良く 座って
小さな口で 大きな柿を ほお張った

四季の 塊の 甘い 甘い露と蜜が
二人の 小さな口の中 一杯に 弾けた
・・・・・

夕焼けが 小さな 二つの背中を 染めて
遠くでは 稲刈りの 終わりを 告げる
白い煙が ゆっくり ゆっくり
赤い空に のぼっていく
高く 高く のぼっていく
・・・・・・

2005年10月29日 笠原 道夫
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セピア色のちゃぶ台・・・

2005年10月22日 | 
団塊世代以前の方には懐かしい情景でしょう!
若い方もいつかドラマで見たような・・・
そうです 日本人の原点なんです・・・

 「 セピア色のちゃぶ台 」

心でしか 帰れない セピア色の 思い出
無性に なつかしくなることが ありませんか
小さな ちゃぶ台を 家族みんなで 囲んで
少ない おかずを みんなで 分けあった

耳を澄ますと ・・・・
みんなの声が 聞こえてくるでしょう
テレビも 電話も ストーブも なかった
聞こえてくるのは 明るい声 だけです
小さな火鉢が ひとつでも みんなの体温で
すき間風の 部屋が ポカポカ 温かかった
・・・・
・・・・

今では 便利すぎることに 麻痺して 飽きて  
また もっと 便利なものを 欲しがって
便利という魔物に 振り回されて 
便利という魔力に 引かれ続ける

便利というものと 引き換えに 無くしたものは 

一体 何だったのでしょうか
本当に こんな便利を 望んでいたのでしょうか
・・・・

2005年10月22日 
笠原 道夫
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あなたの赤トンボは・・・

2005年10月16日 | 
秋の夕暮れには 赤トンボがよく似合う
一匹の赤トンボが 羽を休めている
夕焼けが 透明な羽も 赤く染めている

秋色の深まりとともに 過去が微笑み
遠い遠い 昔に連れて いってくれる
・・・・・
兄と妹は 時間と夕飯を 忘れて
赤トンボを 追いかけ 野原を駆けた
駆けても 駆けても 追いつけない
妹が転び すりむいた白い脛から
真っ赤な血が 滲み出て 流れた
妹は 涙をじっと 抑えて声は出さない
兄は 脛を草で抑えて また二人で駆ける
赤トンボは 空中で止まっているのに
いつまでも 追いつけない
遠くで お母さんの声が聞こえた
「 夕飯は カレーライスよ 」
・・・・・

赤トンボは 前ぶれもなく 飛び立ち
夕暮れの 紅葉の中に 紛れて
夕焼け空の中に 吸い込まれた
赤トンボが 去った 野原には
白いすすきが 夕日を浴びて
淋しそうに 揺れていた
・・・・・
笠原 道夫
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「音楽は小さな大きな物語!」

2005年10月15日 | 
春夏秋冬
  生老病死
    喜怒哀楽
      合縁奇縁
        愛別離苦  を
心を撫でるメロディー
  心を揺するリズム
    心に沁みこむ詩
      歌唱力という魔力で

作り上げて行く小さくて、大きな物語
そして、
「人の一生に心地よくつきまとう」
・・・・
笠原 道夫
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たぬきの ひとりごと!

2005年10月12日 | 
ここ信楽には 実にいろいろな人が やってくるぜ
本当に 贅沢すぎる悩みを 聴かされて 食傷気味だよ

お前らは 何でそんなに 忙しくするのか
忙しくしないと 自分の居場所 なくなる?
それは お前らの 誤解 曲解 錯覚だぜ

この俺の 澄んだ目と ふくよかな腹を見てみろよ
毎日 腹八分の食い物と 酒の一合で こうなれる

俺には こんなに 自由な時間が たっぷりある
これ以上の 贅沢って あると思うか・・・

笠原 道夫
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ミラノ展でレオナルド・ダ・ビンチに感動です

2005年10月10日 | 
ミラノ展でレオナルド・ダ・ビンチを見てきました。
大阪市立美術館で16日まで開催中です。ぜひお勧めです。
以下私の感嘆詩です

「美の極致!」

セピア色の 光と影の ハーモニー
陰影が 心の襞を 揺すりました
慈悲のまなざし 聡明な額
半月の眉 髪の躍動感
傾けた首の 絶妙な角度
気品を感じさせる 高い鼻
優しさと 強い意志を秘めた唇
500年の 時空を越えて
今 ここにやってきました
これ以上 美しいものがあるでしょうか

笠原 道夫


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