もう一つの世界!

せめて週末くらいは スマホを離れて
もう一つの世界を歩いてみませんか?
新しい世界に会えますよ!
・・・・・

「 阿波の美人・・・ 」

2009年07月25日 | 
 「 阿波の美人・・・ 」


わたしの わがままに

いつも 優しく 微笑んで 

厚い胸で 受けとめてくれた

あなたは 今 どこに いるの

たまらない 淋しさ 忘れたくて

新しい 髪形に 変えてみても

新しい 口紅に 変えてみても 

新しい 頬紅に 変えてみても

満たされない 私は 

どうすれば いいのですか

あなたの たった 一言で 

変われそうな 私なのです

・・・・・・
2009年7月25日

笠原 道夫
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「 夏から もう 冬支度  」

2009年07月18日 | 団塊世代
「 夏から もう 冬支度  」

使い込んだ 手入れの 行き届いた斧 
取手が しっとり 手になじむ 長い斧
頭上で 一瞬 止まると 刃が 光った

台に 静かに立てた  薪の中心を 狙って
心 と 体 を集中して 振り下ろす
斧が 薪に当る音が 山に響いて
裂けた 薪が 左右に 分かれて飛ぶ

何か月も 乾燥させ 寝かせた 薪でも
正目が 白い木地に 映えて 鮮やか

夏から もう 冬支度 なんですね
一冬で 山のような 薪を 燃やす
山荘の冬は 薪を 燃やし続けて
やっと 冬を 越せるほど 厳しい

何十年も かかっって 育った木が
最後の役割として 薪と 姿を変え
炎の温かさで 住む人を 包みこむ
体 も 心も 温かいの でしょうね
・・・・・・


2009年7月11日
友人の三重の山荘にて
笠原 道夫


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「 なぜ 泣くの ・・・」

2009年07月11日 | 
  「 なぜ 泣くの ・・・」

土の中で 種の殻から 芽を出して
暗い 重い 冷たい 土を 上って
明るい 陽光を めざしました
青空に 向かって 伸びました
白い雲に 映えて 伸びました

朝露に 纏われて 濡れて
花開く 瞬間でしょうか

なぜ 泣くの 
暗い 重い 冷たい土への 郷愁でしょうか
育ててくれた 人への 感謝の心でしょうか
短い命 一瞬の美への はかなさでしょうか
・・・・
もうすぐ
その涙は 大きな 花びらへ 変わります
どんな 色 と 形 と 香 で
人に 微笑みかけて くれるのでしょうか
・・・・
そして 
種を残して くれますね
・・・・

(みくさんの 写心から )

2009年7月11日
愛道道 コラボシリーズ その1
「なぜ 泣くの・・・」
   笠原 道夫

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「 美の秘境 」

2009年07月08日 | 
「 美の秘境 」

美の鳥の 羽ばたきは
人の心の 奥底に 入りこみ
あなたの 心と 共振します

悲哀の海に 漂流する目は
星の瞬きで 癒されます 

美の秘境は あなたの すぐ傍に

野辺に咲く 名も無き 小さな花にも
大空を 駆ける 茶褐色の雀にも
青空を 染める 白い雲にも
雨上がりに 光る 蜘蛛の糸にも

あなたが 心の奥底で 美と
共振 共鳴 共感 できる
しなやかな 心を持つ限り

一枚の 葉っぱの 葉脈にも
美の 秘境は 微笑みかけます

・・・・・

2009年7月
笠原 道夫
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天女 の時間

2009年07月05日 | 
  [ 人間 と 宇宙 ]
 

人間時間の 計り方は

1時間 1日 1週間 1ヶ月
1年 3年 5年 10年 20年 30年 50年 
そして あくまで 平均で 80年

宇宙時間 の計り方

美しい天女が 千年に一度
大きな岩に 舞い下りてきます
まとっている 絹の羽衣で
岩を ひと撫でして
また 天に 上って いきます

これを 無限に 繰り返して
岩が 擦り減って 無くなるまでの時間

この雄大な 宇宙時間の 計り方を
昔の人は 考え出しました

宇宙が 生まれて 140億年
地球が 生まれて 46億年

天女が 計った時間は
宇宙誕生より 地球誕生より
はるかに 長いことでしょう

せいぜい 80年の 人間の

時間への 発想の なんと
雄大なことでしょうか
・・・・・

限られた時間を想って

2009年7月5日
笠原 道夫
コメント (2)
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かくれ里 その1 「禅定寺」

2009年07月01日 | 団塊世代
  かくれ里 その1 「禅定寺」

宇治方面から宇治川の支流田原川に沿って
近江(滋賀県)の石山方面へと向かう道沿い、
滋賀県境に近い山里に位置する。
この地域は平安時代中期以前には久和利郷と呼ばれ、
禅定寺の前身にあたる桑在寺(くわりじ)
という寺があったという。
禅定寺は平安時代を通じて藤原道長、藤原頼通
(道長の子、平等院の建立者)らの貴族の帰依を受け、
広大な寺領を背景に栄えたという。

とにかく、人が少なく、
かくれ里にひっそり佇む静かな
妙に落ち着く お寺でした

白州正子著 「隠れ里」に紹介されているのは、
訪ねてから知りました。

写真の奥の苔むした萱葺き屋根の下で、
高台の爽やかな風を感じながら、
30分ほど寝入っていました。

それほど、心安らぐ場所でした。

ぜひ、おすすめです。

2009年6月20日 訪ねる
笠原 道夫
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