白い 渡り鳥さん

白い　渡り鳥さん

どこから　飛んできたの
北のほう　シベリア　から　
池の　水は　冷たくなーい
食べるものは　あるの
お腹は　いっぱいに　なったの
日本の　冬は　　暖かいかい
いっぱい　食べて　栄養つけてね

そして　シベリアに　帰ったら
元気な　赤ちゃんを　いっぱい生んでね
しっかり　育てて　また　日本に飛んできてね

いま　日本は　冷えきっているでしょう
高い　空からみても　元気がないでしょう

仕事が　急に　なくなったり
住む場所が　なくなったり
食べるものも　ない人も　いるんだよ

君たちの　仕事は　子育てなんだね
君たちは　どこでも　眠れるし　
君たちは　どこにでも　飛んでいけるし　
食べ物を　探すのが　とても　上手だし

君たちを見ていると　

少しは　元気がでてくるよ

・・・・・

笠原　道夫




　

京ことば の不思議

　　　　京ことばの不思議


京都の言葉は　

拒否はしない言葉です

でも　歓迎しているわけでもない

京都の言葉は　

文字より　音勢でしょうか

あの　抑揚 語尾 音勢 に

巻かれて 身動きができなくなる

あの言葉の　魔力に参ってしまう

「まいどおおきに」

「食べとくやす」

「よろしおますな」

　・・・・・

２００９年１月２４日

笠原　道夫

「１９９５年１月１７日５時４６分 」

今日は１７日、阪神大震災から１４年ですね。

昨年行ったロンドンの自然史博物館には

阪神大震災のコーナーがあり、驚きました。

いかに大惨事であったを

改めて感じさせてくれました。



「１９９５年１月１７日５時４６分 」


１４年前　厳寒の早朝　前触れもなく

淡路島の　地中深く　巨大龍が暴れ出し

雄たけびとともに　北東に走りぬけた

鍵爪で　大地を　無残に　引き裂き

人を　家を　ビルを　道路を　なぎ倒し

無数の炎で　平穏を　焼き尽くした

6400人もの　人生を　奪い去った

数え切れない　人生を　狂わせた

神戸の街から　傷跡が　消えても

心を　引き裂いた　大きな傷跡は

１４年で消すには　短すぎる

　　　　　　　　　　合掌

笠原　道夫

かば吉さん たのんまっせ！！

かば吉さん　たのんまっせ！！

アイルランドからリバプール、チェスターへ
そして再びロンドンへ戻りました。
ロンドン市内には多くの美術館、博物館がありますが、
原則入場料は無料です。
寄付の形で、入り口のＢＯＸへ入れます。
もちろん入れなくてもかまいません。

かなり美術館、博物館を回りました。ロンドンの自然史博物館で

大好きな「かば」に会えました。
どういう訳か昔から、かばが好きで、
旅行のたびにかばの置物を買っています。
今回の英国・アイルランド旅行でも２，３個集めました。

この大きな口で、「この不況を飲み込んで」チョーダイ！！

2008年7月11日
ロンドン自然史博物館にて
笠原　道夫

新年 明けまして おめでとうございます

新年　明けまして　おめでとうございます
今年もよろしく お願いいたします。

時は　2008年から2009年に　渡りました
今年はどんな舞台を　見るのでしょうか
この地球という舞台で　くりひろげられる
悲劇　惨劇　喜劇　寸劇・・・
汚染　戦争　危機　格差・・・

地球が　人類の奢りに　警鐘を鳴らしている
「かけがえのない　青い地球を　これ以上汚さないで」と
「だれかではなく　あなた自らが　今日から　動いて」と

世阿弥も花伝書の中の「序破急」で言っています
ばらばらに　好き勝手に生きているように見える
人間　動物　植物　鉱物という個々の存在も

その根底で互いに　必然の調和を保っていると
必然の調和が崩れると　異変が起こると
・・・・・

２００９年１月１日
笠原　道夫