もう一つの世界!

せめて週末くらいは スマホを離れて
もう一つの世界を歩いてみませんか?
新しい世界に会えますよ!
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怒りの葡萄 1940年のアメリカ映画

2020年09月19日 | 団塊世代


怒りの葡萄 1940年のアメリカ映画

『怒りの葡萄』(いかりのぶどう:The Grapes of Wrath)は、
アメリカ合衆国の作家ジョン・スタインベックによる小説である。
初版は1939年。1930年代末に発生した干ばつと砂嵐を契機とした
農業の機械化を進める資本家たちと、
土地を追われカリフォルニアに移っていった貧困農民層との
軋轢闘争を素材とした小説で、1930年代のアメリカ文学を代表する作品。
この小説により、スタインベックは
1940年にピューリッツァー賞を受賞した。
後のノーベル文学賞受賞(1962年)も、
主に本作を受賞理由としている。
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ラストで 老夫婦がしみじみと
語るシーンが印象に残りますね


「 おまえが家族を引っ張ってくれ
わしは もうダメだ
昔のことや 故郷のことだけが
頭に浮かんでくる
もう故郷を見ることは ないだろう」


「女は男より 変わり身は 上手だ
男は 物事に すぐにとらわれる
女は 川のように 流れている
滝もあれば 渦もある
流れが 止まったりなんかしない
それが 女なんです 」


2020年9月19日
 映画を見て
  笠原 道夫
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「 鉄道員 」 

2020年09月05日 | 団塊世代
「 鉄道員 」
1956年 イタリア映画
ギターの名曲とともに 家族の日々が流れていきます
数十年振りに見ました 
全く色褪せませんね 現在でもそのままのテーマです

鉄道機関士アンドレアは30余年を鉄道一筋に生きてきた男、
幼い末っ子サンドロの誇りだった。
だが、長男マルチェロや長女ジュリアからは、
その厳格な性格が嫌われていた。


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アンドレアの妻が幼い末っ子サンドロに
ベッドで語る言葉が 印象的でした
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「人が言い争う時は 大抵そうなの
大切なことは
一緒に住んでいても 話をしないことなの
いつも むっつりして
つまらないことで いがみ合ってしまう
ちょっと話し合えば 済むことでも 話さず
恨みを胸に ため込んで
その毒が 何もかも損なう
気がつかない間に それが積もって
最後には いつかのようになるの
自分が正しいと思うから
仲直りも難しいわ
自分の殻に こもり
落ちついていると 言うのよ
だって 家族がみんな
バラバラ なのよ」

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2020年9月5日
 笠原 道夫
コメント
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