仙厓和尚 「わしは死にとうない」

仙厓和尚　「わしは死にとうない」


仙厓和尚は江戸時代（1750生　87歳没）の禅僧で

多くの禅画を残しています。


写真の禅画

「〇△□」はどこかで見たことがあるでしょう　

江戸時代で87歳といえば随分長生きですが

仙厓和尚は死ぬ間際

「わしは死にとうない」と言って

にっこり笑って死んだと伝えられています。

生前こんなことを言っていたとのことです

６０歳は人生の花

７０歳で　迎えがきたら　留守だと言え

８０歳で　迎えが来たら　早すぎると言え

９０歳で　迎えが来たら　急ぐなと言え

１００歳で　迎えが来たら　ぼつぼつ考えようと言え

なんとも愉快　痛快な言い回しですね・・・・


人生１００年時代に想う

　２０１８年１０月末

　　笠原　道夫

禍福糾纆 （かふくきゅうぼく）

禍福糾纆　（かふくきゅうぼく）

正月から始めた四語熟語の習字が
目標の1000枚になりました
積み上げると６０ｃｍ位になります

たまたま1000枚目が
禍福糾纆　（かふくきゅうぼく）でした。
これは
・・・・・
人間の幸福と不幸はより合わせた縄のように
どちらとも定まりがないこと
また　人生はゼロサムで
幸福と不幸を足し算すると
ゼロでバランスがとれているのでしょう
・・・・・
本当に人生の不幸と幸福は表裏一体で
常に変転万化してきわまりが
ありませんね
・・・・・

習字は不思議とまだ当分続きそうで
次の目標は2000枚にしました
さて達成できるでしょうか？！

2018年10月20日
　笠原　道夫

コスモスたちの 冬支度

「　コスモスたちの　冬支度　」

白秋と　戯れて

かすかな　風にも

みんなで 揺れる

おおげさに 揺れる

コスモスたち

・・・・・

冬への　旅支度のため

白秋の　透明な　空気を

一杯　吸って

白秋の　無垢の　光線を

全身　浴びて

冬の　出迎えを

待っているのでしょうか

・・・・・・

2018年10月
　秋に想う
　笠原　道夫

時の声

「　時　の　声　」

時を　染め　時に　染められ


時を　追い　時に　追われ


時と　会って　時と　別れ


時に　咲いて　時に　散る

・・・・

・・・・

秋ですね
笠原　道夫

2018年10月