もう一つの世界 !

せめて 週末だけでも スマホを伏せて もう一つの 心の世界を 歩きましょう !

夜の 薬師寺 東塔 は・・・

2006年01月29日 | 団塊世代
久しぶりです?!
以前、奈良薬師寺 東塔について書きましたが
亀井 勝一郎もこんな風に書いています。
春がきたら、夜に訪ねるのもいいかも知れませんね


薬師寺 東塔 亀井 勝一郎
・・・・
だがそれにもまして驚嘆したのは夜の塔であった。
月光を浴びて瓦は黄金の光を放ち、
各層は細部にいたるまで鮮やかに
照り映えて、全体が銀の塔と見まちがうばかりである。
満天の星屑を背にそそり立つ荘厳の姿は
私がこの世の中で見た最も美しい情景であった。
九輪の尖端には水煙と称する
網状の金属の飾りがついているが、
この水煙には飛行蓁楽する天女の一群が配してある。
月光のために白銀の炎のように見える
その頂上のあたりには銀河がゆるやかに流れていた。
天女の奏でる楽の音が聞こえたという伝説を残してもよかろう。
・・・・
人間の祈りが結晶して、
月のある天上に向かって
そそり立つなどということは
この世の出来事とは思われない。
・・・・
悲しみの合掌をしつつも、
ついに天上を仰いで
無限の虚空に吸い込まれた
・・・・

2006年1月29日
笠原 道夫
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「 絶妙な距離 」・・・

2006年01月14日 | 団塊世代
たしか彦根城のお堀だったと思います。
二羽の白鳥の距離が本当に絶妙で
見とれていました。多分人間も同じでしょうね?!

 「 絶妙な距離 」

二羽の白鳥は 絶妙な距離を 保っています
近づきすぎず 離れすぎず 近づきすぎずに
それぞれ 二羽の水面域を 保っています
時には 雄が前になり 泳ぎます
時には 雌が前になり 泳ぎます
どちらが 前になっても
チラチラ 後ろを 振り返っています

目と目は 合わせていないようで
一瞬 一瞬 合わせています
二羽の波紋が 心地よく 交わる
この絶妙な 距離ほど
二羽にとって 
大切なものはないのでしょうね
・・・・

2006年1月14日 
笠原 道夫

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金閣 二羽の鳳凰

2006年01月07日 | 
明けましておめでとうございます。
今年もよろしく お願いいたします。

ちょっと派手ですが、新年の金閣寺です

金閣寺は今まで10回は行っていると思いますが
今年もまた金閣寺の別の表情を見に行きたく思っています。

 「 金閣 二羽の鳳凰 」

真っ青の空を 金色に染め
周囲に 金の香りを漂わせて
黄金の鳳凰が 羽を休めている

金閣の三層は 絶妙のバランスで
下層の柱の肌と 真っ白な壁が
中層 上層 の金箔を 引き立て 
二層が空中に 浮かんでいる

池面を鏡に 上下逆の 金閣が二つ
下の金閣は 鏡の中で かすかに揺れる

金閣を背に 着物姿のあなたは
少し斜めに 恥ずかしそうに微笑む
品よく 束ねた 亜麻色の髪に
銀の髪飾りが 涼しげに 留まり
白いうなじの 産毛が 揺れている 

淡いピンクの裾に 刺繍の鳳凰
揺れる裾に 鳳凰が舞っている
金閣の鳳凰と 裾の鳳凰が 
二羽で 舞っている

この時間と 空間を 切り撮り
永遠に 蒸着させよう
・・・・

2006年1月7日
笠原 道夫
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