もう一つの世界!

せめて週末くらいは スマホを離れて
もう一つの世界を歩いてみませんか?
新しい世界に会えますよ!
・・・・・

蒸気機関車 D51・・・・

2007年07月28日 | 団塊世代
 「 蒸気機関車 D51・・・」

もう 観光列車でしか見られない D51 
団塊世代の 50年前の 光景が
あの時の あの音とともに 蘇ってきます

さまざまな人の 別れを見ながら
あの汽笛と あの勢いのある 煙を吐ながら

動き出す時 この動輪が 空転するのです
ゆっくり ゆっくり この大きな動輪が
苦しそうに 回り始めるのです

別れの 最後を告げる 汽笛
出発の 衝撃が 客車に 順次伝わり
人々に 人生の 節目を 伝える

さまざまな 人生を 乗せて
新しい 人との 巡りあいを 祈って
新しい 場所での 人生を 願って

走りだして 行ったのです

・・・・・

2007年7月28日
笠原 道夫
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「携帯電話の奴隷・・・」

2007年07月22日 | 団塊世代
みなさん お元気ですか!

世の中、右を見ても 左を見ても

携帯電話の 景色だらけですね

携帯電話の 奴隷にならないで

・・・・・・

「携帯電話の奴隷・・・」

携帯を 親指で 操る 鮮やかさ
携帯の 小さな画面で なに見てる
小さな画面で 小さなあなたに ならないで

携帯の テレビ見て笑う 不気味さ
歩いていても 電車に乗っていても
見ているのは 携帯の画面だけ
見なきゃ ならないもの 他にあるのに

そんなに 空き時間に 耐えられないの
トイレでも 風呂に入っていても
携帯が 鳴る 震える 大声で歌う

ひょっとすると あなたの 心の空白と
向き合うことが 怖いのかな?

時には 携帯置いて 
行方不明に なってみたら

・・・・・

笠原 道夫

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京都駅の「序破急の看板」です・・・・

2007年07月20日 | Weblog
先日京都駅構内で写真の大きな看板を見ました

京都駅とその看板がよく合っていましたね


どういうわけか 最近,ショパン ピアノコンチェルト 第一番

ばかり聴いていました。大変ポピュラーで、

みなさんもどこかで聴いたことがあると思います。


そんな時、遠藤郁子「ショパン序破急幻」という本があることも知りました。

西洋音楽にも通じる「序破急」という概念の普遍性、深遠性に改めて惹かれました。

そして、能楽の「序破急」のリズムは全ての中に存在している。

ばらばらに好き勝手に生きているように見える人間、動物、植物といった

個々の存在も、その根底では互いに必然の調和を保っていると

世阿弥は考えたようです。
 
「序破急」という言葉は、

広大無辺なる世阿弥思想を包括した

まばゆい「結晶体の奥深い言葉」ですね。

2007年7月20日
笠原 道夫

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道(タオ) 老子考 その1

2007年07月16日 | 団塊世代
道(タオ) 老子考 その1

「老子」 皆さんも 名前くらいはご存知のかたも多いと思いますが
今から2500年前 中国春秋戦国時代の伝説的哲学者です
「老子」全2巻 道径 徳径 たった81章 5千数百文字の短いものですが
現代の常識的人生観に様々な「示唆」「指針」を示してくれます。
団塊の世代の方にとくにおすすめです・・・・!

その第48章には


「引き算のすすめ・・・」

世の中の 行いには
足し算と引き算がある

足し算はたやすいが
引き算は 案外難しい

新しいことを 一つ始めるよりも
余分なことを 一つ減らしなさい

有益なことを 一つ始めるよりも
無益なことを 一つ減らしなさい

意外に思われるかもしれないが
そうする方が きっとうまくいく
・・・・
  新井 満 自由訳 「老子」より

しみじみ しみる年代になってきたのですかね!?・・・・
2007年7月16日
笠原 道夫


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洛北 金福寺の桔梗

2007年07月14日 | Weblog
みなさん お元気ですか!
せっかくの三連休なのに 台風
いや ですね
・・・・

いつも 写真を送っていただく Oさんから
俳句の聖地 洛北 金福寺の
七夕の日の 桔梗の写真をいただきました

その写真を見ていて こんなことを 感じました


「 白い 天の川 」

京の都 洛北 一乗寺東 金福寺には

比叡山の麓と 瓜生山を 借景に

芭蕉庵 枯山水 本堂が 佇む 

枯山水には 白い天の川が 流れる

白い川が 隔てるものは 何なのか

七夕の日の 織姫 と 彦星か

淋しげな 桔梗が 身を乗り出して

向こうの 小島を 眺めている

桔梗が 織姫で 村山 たか女

小島が 彦星で 長野 主膳か

・・・・・

俳句の聖地 金福寺 芭蕉庵から

鉄舟和尚 と 松尾芭蕉が 

松尾芭蕉 と 与謝蕪村が

語り合う声が 聴こえてくる 

・・・・・

2007年7月14日
笠原 道夫
 
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加賀友禅とあなた・・・

2007年07月07日 | 
先月3年ぶり、7回目の金沢を訪ねました
なぜ、7回もは 私にもわかりません
多分 京都と同じで
季節ごと 時間ごと 相手ごとに?
表情を変えるからでしょうか
・・・・


「加賀友禅とあなた・・・」

梅雨の 晴れ間の 兼六園 

加賀友禅に 包まれたあなたは

加賀五彩色に 白い肌が響きあう 

少女のような 純白な微笑

池面の青空が あなたを引き立て

さりげなく束ねた 亜麻色の髪に

白い髪飾りが 涼しげに留まる

白いうなじの 産毛が揺れる

緑風に 揺れる裾に 白鳥が舞う

ああ、この美しい 一瞬を 

・・・・・

金沢 兼六園にて

2007年7月7日
笠原 道夫
コメント (2)
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