原発問題

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【福島第1原発事故】 握りつぶされた「最悪シナリオ」 ~半径250キロ圏が強制移住レベルとの試算~

2012-03-29 12:49:21 | 未分類

【福島第1原発事故】 握りつぶされた「最悪シナリオ」 ~半径250キロ圏が強制移住レベルとの試算~

(転載開始)

◆<福島第1原発>「最悪シナリオ」原子力委員長が3月に作成
 毎日新聞 12月24日(土)15時0分配信



菅直人前首相の指示で、近藤駿介内閣府原子力委員長が試算、作成した「最悪シナリオ」の強制移住地域の範囲

  
東京電力福島第1原発事故から2週間後の3月25日、菅直人前首相の指示で、近藤駿介内閣府原子力委員長が「最悪シナリオ」を作成し、菅氏に提出していたことが複数の関係者への取材で分かった。
さらなる水素爆発や使用済み核燃料プールの燃料溶融が起きた場合、原発から半径170キロ圏内が旧ソ連チェルノブイリ原発事故(1986年)の強制移住地域の汚染レベルになると試算していた。

近藤氏が作成したのはA4判約20ページ。
第1原発は、全電源喪失で冷却機能が失われ、1、3、4号機で相次いで水素爆発が起き、2号機も炉心溶融で放射性物質が放出されていた。
当時、冷却作業は外部からの注水に頼り、特に懸念されたのが1535本(原子炉2基分相当)の燃料を保管する4号機の使用済み核燃料プールだった。
 
最悪シナリオは、1~3号機のいずれかでさらに水素爆発が起き原発内の放射線量が上昇。
余震も続いて冷却作業が長期間できなくなり、4号機プールの核燃料が全て溶融したと仮定した。
原発から半径170キロ圏内で、土壌中の放射性セシウムが1平方メートルあたり148万ベクレル以上というチェルノブイリ事故の強制移住基準に達すると試算。
東京都のほぼ全域や横浜市まで含めた同250キロの範囲が、避難が必要な程度に汚染されると推定した。
 
近藤氏は「最悪事態を想定したことで、冷却機能の多重化などの対策につながったと聞いている」と話した。
菅氏は9月、毎日新聞の取材に「放射性物質が放出される事態に手をこまねいていれば、(原発から)100キロ、200キロ、300キロの範囲から全部(住民が)出なければならなくなる」と述べており、近藤氏のシナリオも根拠となったとみられる。

(転載終了)


この手の国家権力にとって都合の悪い情報が、今回のクリスマスイブのように世間の意識が他にいっているような時にこっそりと報じられるのは毎度のことである。

で、今回、当時の菅政権と原子力委員が「最悪のシナリオ」として試算しつつ握りつぶしていたのが、上記記事にあるように、東日本のほぼ全域が壊滅的な放射能汚染に苛まれるという代物である。
事態がそのレベルにまでは至らなかったからよいものの、事故当時、東日本に暮らす多くの住民が深刻な放射能汚染に晒されるという、極めて危険な状態にあったということである。

即ち、最悪の場合、東日本に暮らす住民は政府から何も知らされないまま、その大多数が被曝しても仕方なしとの判断が下されていたということである。
早い話、「棄民」として見捨てられる可能性があったということである。

今になってこのような重大な情報が報道された訳であるが、これは既に過ぎ去った危機・昔話ではなく、何かの弾みでフクシマ原発が上記にあるような危機的状況に陥ることがあっても不思議ないとみるべきであろう。
今後、「F1」(福1)の廃炉作業の過程で何が起きるかは予断を許さず、仮にF1が再び東日本大震災級の地震に襲われれば、一気に事態が悪化することも想定するべきであろう。

それにしても、「最悪シナリオ」の強制移住地域の範囲図をみると、以前のエントリーに取り上げた”未来からの使者”ジョン・タイターの予言どおりであり、薄ら寒さを覚える次第である。


「2036年の東アジア」(ジョンタイター)


※参考「「WSPEEDI」による東日本の放射能汚染の実態と、タイムトラベラーの予言?する日本の「未来予想図」」
http://blog.goo.ne.jp/tarutaru22/e/09bdcec2543da6a17910fa7872a70a95



甘すぎる暫定基準値により汚染食材を全国に流通させると共に、汚染瓦礫を全国にばら撒くことにより、多くの国民を被曝させんとする現政府は、日本全土を崩壊させようとしているとしか思えない”愚行”蛮行”の限りを尽くしているが、なるほど、3月の時点で少なくとも東日本に暮らす国民は既に見捨てられていたのである。
一度は見捨てることも想定した東日本の国民であれば、現在、福島県を中心に行われている「低線量被曝人体実験」としか思えない”蛮行”も十分に合点がいく話である。

国家権力というものは、いざとなれば国家の保全を最優先し、国民がどうなろうが知ったことではないということを、我々国民は肝に銘じるべきである。
我々は「国が何とかしてくれる」という”無駄な希望””儚い願望”などとっとと捨てて、自分と家族の身の安全は自分自身で守るという意識を持つことが何よりも重要であろう。


原発マネー配布独占事業者 理事長年収1900万 理事年収1550万 東電西沢社長は理事

2012-03-29 12:44:04 | 未分類

原発マネー配布独占事業者 電源地域振興センター 理事長年収1900万 理事年収1550万 東電西沢社長は理事:調査メモ

http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65797227.html

電源地域振興センターに関して、ざっと調べたものを共有します。

原発業界御用学者リスト @ ウィキ - 電源地域振興センター

『この財団法人は電源地域振興センター(東京都)。 自治体から業務を受注した後、電力会社に事実上丸投げし、2010年度の場合、計約3800万円(決算額)を得ていた。 割引制度は、国が地方自治体に給付金を交付した後、自治体がセンターに補助金として支出する。 10年度は原発のある北海道や福井、静岡など15道県に計約210億円が交付され、センターが住民への支払業務のすべてに携わった。 しかし、給付金の計算や住民らへの現金振り込みなどの実務は、電力会社が行っていた。また、センター設立直後の1990年から、原則としてセンターを活用するよう各自治体に通達を出していた。 通達は05年に廃止されたが、同様の業務を行う公益法人は他になく、事実上の独占が続いている。 』(2011年9月7日東京新聞 )

全ての原発立地道県の「原子力立地給付金」総額210億円(2010年度)が電源地域振興センター経由で、原発立地自治体、住民、企業に交付された。この配布事業の費用を電源地域振興センターは収入源とする。

この「原子力立地給付金」配布事業は、電源地域振興センター1社のみが行い、独占状態。その配分事業のほとんどは、電力会社に委託されている。

『正式名称は「原子力立地給付金交付事業」で、地域振興を名目に自治体に対して行う立地対策の一つ。 国が原発の設備能力などに応じて、周辺地域の住民や企業に給付金を支払い、電気料金の一部を肩代わりする。2010年度は、約105万世帯の家庭と企業が割引対象となった。 東京電力柏崎刈羽原発が立地する新潟県では、原発周辺の住民に年間約9500~1万9000円が給付される。』(2011年9月7日東京新聞 )

刈羽村だろうか。年間1万~2万が住民に配布される。事実上の電気代の割引とされる。

atarashi

新欣樹氏の肩書きは、石油公団理事の後は日本原子力発電副社長、その後は電源地域振興センター理事長。日本のエネルギー政策の変容と共に肩書きが変わってきた人物だ。

『センターが割引業務を独占してきた理由を、経産省資源エネルギー庁電源地域整備室は「自治体が公金を私人に委託するのは地方自治体法に抵触するおそれがあるので、財団法人が介在する仕組みにした」と説明する。
だが、コンビニエンスストアで税金納付が可能なように、総務省は「一般論として、法律は政令で特別に定めれば私人でも公金を扱える」と指摘する。
原発立地知見の宮城県でも、02年の包括外部監査で「電力会社は公益事業を営む法人であり、公金を取り扱う的確性はある」と指摘。「センターが関わるを持つ必要があるのか疑問」との意見も付けていた。
◇批判◇
センターは割引業務以外に、原発立地地域の自治体に対し、地域振興の調査や支援事業などを行っている。国の事業として、経産省などから直接、補助や業務委託などを請負、10年度は原発に関するシンポジウム開催などで国から六千万円余りを受け取っていた。』(新聞社、日時とも不明)

原発関連のシンポジウム開催で6000万円以上の税金が流れている。。

『職員37人のうち、18人が電力会社、三人が原発が立地する自治体からの出向者』(2011年9月8日東京新聞)

電源地域振興センターの職員は、半数が電力会社社員。現在の会長は関西電力社長の八木誠氏。その前は当時の東電社長の清水正孝氏。つまり、電力会社によって運営されている会社と言える。

『今回の事実が分かったのは、決算書にある給与総額と職員数の不自然さから。 総額の約7800万円を、常勤役員三人と職員37人で単純に割ると、一人の給与は200万円を切る。 役員の報酬上限は軽く一千万円を超えるから、職員の給料はもっと低くなる。

センターにただしたところ、大量の出向者の存在や、給与は電力会社などが負担している事実を認めた。』(2011年9月8日東京新聞)

名実ともに電力会社によって運営されている組織ということ。

『枝野氏は「公的機関の発注業務ではできるだけ広く競争が生じた方がいい。特に理由がなければ公益法人に限定しないのが当たり前だ」とし、事業の引受先として民間企業の参入を認めるよう省内に指示。経産省は二十七日付で運用規則を改正する。』(東京新聞2011年9月21日)

競争うんぬんカンヌンもそうだが、まずこの組織が必要なのかどうか、が問われている。

電力会社から給与丸抱えで職員出向する腐れ法人「電源地域振興センター」で甘い汁吸う経産省OB。: くろねこの短語

『そのおかげで、この腐れ法人の理事長、会長(経済産業省からの天下り)は年収1900万、1500万というんだから、これって見方をかえれば贈収賄にひっかかるんじゃなかろうか。「電源地域振興センター」ってのは、原発立地周辺地域の電気料金割引事業を自治体から請け負って、割引分の現金を各世帯に給付するってのが仕事なんだとか。で、「自治体から業務を受注した後、電力会社に丸投げし、2010年度の場合、計約3800万(決算額)を得ていた」(東京新聞)そうな。つまり、経産相の役人を食わすための、それも世間の平均月収と比べてたらトンデモ報酬を払うための、なんのことはないダミーなわけですね。』

役人収入は高額。だが社員の給料は電力会社によって賄われている。

電源地域振興センター - きまぐれ発言

『無論この法人は経済産業省のOBにとっては天下りの指定席で理事長年収1900万円、理事年収1550万円となって居る』

Profile|岩井由美子 アッセンデルフト作家

『財団法人:電源地域振興センター講師』

様々な人を雇っているのですね。アーティストや作家も電源地域振興センターの前には頭があがらないという状況か。パトロンとしても機能しているのか。

行政刷新会議ワーキングチーム「事業仕分け」第2WG:平成 21年度11月27日[PDF]

原発事故前に事業仕分けの対象になっていた。このPDFは原子力政策を知る上でかなり参考になる。結構ざっくばらんに話し合われている。

『説明者:経済産業省 石田資源エネルギー庁長官、横尾資源エネルギー庁電力・ガス事業部長、佐藤資源エネルギー庁電力・ガス事業部電力基盤整備課長、井上大臣官房会計課長 財務省 鑓水主計局主計官』

『(○説明者(経済産業省))57 ページに幾つか、地方の思い、私自身、11月11日にたまたま原子力関係の地方自治体の首長さん等が集まる会議がありましたので、そのときにもいろいろな声を聞かせていただきました。1つ目の枠にあります、ある意味、特に原子力立地地域はリスクを背負ってのその代償であると。2つ目の枠には、都会へ電気を送ってきた地元の思いというのを理解してほしいと。3つ目の枠は、都会に暮らす電気の消費者には見えにくい大変な苦労が立地地域にはあるのでこれを理解してほしいと。4つ目の枠には、立地時の契約のようなものだといった声がございます。

最後に、繰り返しですが、この交付金を削減いたしますと国策として進めてきた電力政策、とりわけ原子力政策、これに協力をしてきた電源立地地域の思いが踏みにじられ、国に対する信頼を失わせ、その結果として電気の安定供給を危うくするのではないかということが大いに懸念されます。とりわけ、今後、温暖化対策を加速する必要がある中で温室効果ガスを 2020 年までに 25%削減、更に先般、日米で合意した 2050 年までに 80%削減という中で、特に原子力発電の利用拡大は必要不可欠であります。そのためにも、この交付金を是非堅持すべきであるというふうに考えております。よろしくお願いします。 』

原発事故以前は、経産省ものんきな脅しをしていたわけですね。

『(○財務省)この電力移出県に対する交付金というものにつきましては、原子力だけではなくて石油・石炭火力による発電もその算定の基準となる発電量に含んでおります。こういった計算の仕方につきましては、ただいま申し上げましたような温室効果ガスの 25%削減という目標を掲げる中にあって整合性を欠くのではないかと。したがって、交付金の算定基準から除外するといったことが考えられないのかといった論点を上げさせていただいております。」』

へえー。「電力移出県に対する交付金」なるものがあって、石油石炭火力の発電量も算定の基準となっていたのか。

質問主意書:参議院ホームページ

『このうちの原子力立地給付金交付事業(以下「給付金事業」という。)では、給付金拒否者リストを電力会社に作らせ、さらにそのリストを関連する都道府県に提供していたことが二〇〇二年六月に明らかになった。
 センターは経済産業省の外郭団体であり、会長は電気事業連合会会長である。理事長には官僚OBが就任しており、ある時期は常勤理事六人のうち理事長を含む四人が通商産業省(現経済産業省)のOBだったこともあり、センターと経済産業省の結び付きは極めて太いと思われる。』

立地自治体の反原発住民が、原子力立地給付金の配布を受け取らないということがあるわけですが。その人物たちを電源地域振興センターが電力会社に頼んでリストアップし、関連都道府県に配布していたわけですね。

名誉欲も金銭欲もない人間が、権力にとって一番厄介だというわけです。

『二〇〇〇年に新潟県の刈羽村で発覚した、生涯学習センター「ラピカ」をめぐる交付金不正受給事件では、センターが事業の企画段階からコンサルタントのように相談・調査にかかわり、専門家派遣を行い、さらに事業の入札にまで深くかかわっていた。会計検査院は二〇〇一年の会計検査院報告で交付金の不当支出があったことを認め、刈羽村に対し、ラピカ事業にかかわる電源立地交付金約五十六億円のうち三億四千万円を返還するよう命じた。しかしこの判断は、施工工事における不正が明確に認められたものに限定され、刈羽村の責任としても不十分であり、さらにセンターと経済産業省自身の管理責任の問題は、全く触れられていない。』

交付金不正受給事件に関与していたとされています。

財)電源地域振興センターを視察|長妻昭オフィシャルブログ Powered by Ameba

『ながつま昭は、財団幹部との意見交換で、経済産業省OBの天下りが就任している理事長ポストなどについて広く公募を実施することなど、同法人の運営を透明化するよう強く要請しました。』

ふうん。

原発推進法人は「天下り」指定席/「理事長」に経産省OB/塩川氏が追及

3.11直後の報道ですね。

『東京電力の副社長ポストが経済産業省幹部の天下り「指定席」になっていることが問題になるなか、原発推進の財団法人「電源地域振興センター」の理事長、社団法人「海外電力調査会」の専務理事も同省OBの「指定席」となっていたことが25日、明らかに』

海外電力調査会ってなんだろ。時間があったら調べてみよ。

『海外電力調査会の専務理事も、1958年の設立以来、04年に就任した現職の稲葉裕俊氏(元四国通商産業局長)まで7代続いて経産省OBの指定席』

7代はすごいな。

『海外電力調査会も、基本的に電力会社からの会費によって成り立っている公益法人』

へえー。

『電力会社への天下り問題では、塩川氏の4月13日の同委員会での追及で、枝野幸男官房長官が「(原発、原子力の安全を)指導監督する行政の側と、指導監督を受ける側との間にいささかも癒着が生じているという国民的な疑義があってはならない」と答弁。石田徹前資源エネルギー庁長官が東電顧問を辞任しましたが、電力会社にはまだ、13人の経産省OBが在職しています。』

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山田靖保(北海道電力常務)、西村雅夫(東北電力常務)、白川進(東京電力顧問)、荒井行雄(北陸電力常務)、小川秀樹(中部電力顧問)、水谷四郎(中部電力顧問)、迎陽一(関西電力常務)、中村進(四国電力取締役)、掛林誠(九州電力執行役員)、遠藤正利(沖縄電力取締役)、小島康ひろ(日本原子力発電取締役)、藤富正晴(電源開発常務)、太田信一郎(電源開発副社長)

「電源立地制度の概要」(PDF/19.63MB)

じっくり読みたい。

福島原発の真実 最高幹部の独白

 

【東電大勝利】東電→公益法人億円単位拠出 電源地域振興センター理事に西沢社長 歌舞伎等の親睦活動も

『福島第1原発事故で数兆円規模の損害賠償を迫られている東電。政府の「原子力損害賠償支援機構」から 公的支援を受けることもあり、西沢俊夫社長は「聖域なき合理化を進める」と強調する。この言葉通りなら、 公益法人への拠出金などは真っ先に整理対象になってもおかしくない。 しかし、東電は一部の公益法人から退会したものの、今も25の公益法人に加盟し、拠出金を出し続けている。 』

その後どうなったのだろう。

『東電が加盟する公益法人には、原発周辺自治体の住民らに適用される電気料金の割引業務の事務手続きを長年、 独占的に受注し、批判を受けた財団法人「電源地域振興センター」も含まれる。 同センターの独占受注の背景には「霞が関の天下り先温存への思惑も透けて見える」(与党関係者)とも指摘される。 枝野幸男経産相は今月20日、こうした業務を扱う団体を公益法人に限る省内規定を廃止する方針を表明したが、 東電の西沢社長は今も同センターの役員(理事)だ。 』

西澤利夫社長がこの報道当時、電源地域振興センターの理事だったのですね。今はどうなんでしょうねえ。役員報酬はどうなっているのでしょうか。

助成制度の紹介

『 (課税の免除及び助成措置)
第3条 村長は企業の立地をした事業者に対し、次の各号に掲げる課税の免除及び助成金(以下「助成金」という)を交付することができる。
(1)固定資産税の免除
(2)建設費助成金
(3)基盤整備助成金
(4)設備等助成金
(5)その他村長が特に必要と認めるもの
2 前項第1号に規定する助成金は、村長が指定をした事業者(以下「指定事業者」という)に限り交付する。』

泊村の免税について。これもおそらく「原子力立地給付金」の配布分で賄われている。

電源立地地域対策交付金を活用した事業概要の公表について:文部科学省

『電源立地地域対策交付金交付規則において、交付金を活用した事業の概要等について、公表することとされておりますので、ここに掲載します。』

年度ごとの「電源立地地域対策交付金」の申請額などがまとめられているページ。

『研究開発局原子力課立地地域対策室 電話番号:03‐6734‐4132』

とりいそぎ。

自衛隊のPTSD対策:東日本大震災から学ぶストレスの克服

大手メディアが隠す ニュースにならなかったあぶない真実

3・11原発震災: 福島住民の証言


SPEEDI 岐阜と滋賀にも そして富山、福岡、山口の3県にも導入へ 

2012-03-29 12:20:37 | 未分類

SPEEDI 岐阜と滋賀にも そして富山、福岡、山口の3県にも導入へ 

2012年度政府予算案で、福井県と県境を接する岐阜、滋賀両県に大気中の放射性物質拡散を予測する国の「緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム」(SPEEDI=スピーディ)の情報を活用できるコンピューター導入費用が初めて計上された。

 SPEEDIの情報はこれまで、原発立地県しか利用できなかった。福島第1原発事故を受け、国の原子力安全委員会は避難など防災計画を準備する地域を原発から8~10キロ圏から10~30キロ圏に拡大。岐阜、滋賀の自治体も含まれたため利用範囲を広げることにした。

 コンピューターが導入されれば、原発事故時の放射性ヨウ素などの拡散状況を示すシミュレーション情報が原発立地県並みに得られ、原子力防災計画の策定などに生かせる。

 福井県の原発事故を想定したSPEEDI情報の提供を求めてきた滋賀県の原子力防災担当者は「県民の安心・安全につながる」と評価。同県は昨秋、独自の放射能拡散予測システムを開発しており「県のシステムと比較検証し、より良い避難計画の策定につなげたい」と話している。

 SPEEDIが岐阜、滋賀両県以外で新たに導入されるのは富山、福岡、山口の3県。

(中日新聞 2011/12/25)

http://www.chunichi.co.jp/s/article/2011122590093602.html


「最悪シナリオ」 東京都ほぼ全域・横浜市まで含む半径250キロが避難必要に 原子力委員長が3月に作成

2012-03-29 12:16:57 | 放射能汚染

「最悪シナリオ」 東京都ほぼ全域・横浜市まで含む半径250キロが避難必要に 原子力委員長が3月に作成

菅直人前首相の指示で、近藤駿介内閣府原子力委員長が試算、作成した「最悪シナリオ」の強制移住地域の範囲 東京電力福島第1原発事故から2週間後の3月25日、菅直人前首相の指示で、近藤駿介内閣府原子力委員長が「最悪シナリオ」を作成し、菅氏に提出していたことが複数の関係者への取材で分かった。

 さらなる水素爆発や使用済み核燃料プールの燃料溶融が起きた場合、原発から半径170キロ圏内が旧ソ連チェルノブイリ原発事故(1986年)の強制移住地域の汚染レベルになると試算していた。

 近藤氏が作成したのはA4判約20ページ。第1原発は、全電源喪失で冷却機能が失われ、1、3、4号機で相次いで水素爆発が起き、2号機も炉心溶融で放射性物質が放出されていた。

  当時、冷却作業は外部からの注水に頼り、特に懸念されたのが1535本(原子炉2基分相当)の燃料を保管する4号機の使用済み核燃料プールだった。

 最悪シナリオは、1~3号機のいずれかでさらに水素爆発が起き原発内の放射線量が上昇。余震も続いて冷却作業が長期間できなくなり、4号機プールの核燃料が全て溶融したと仮定した。

 原発から半径170キロ圏内で、土壌中の放射性セシウムが1平方メートルあたり148万ベクレル以上というチェルノブイリ事故の強制移住基準に達すると試算。東京都のほぼ全域や横浜市まで含めた同250キロの範囲が、避難が必要な程度に汚染されると推定した。

 近藤氏は「最悪事態を想定したことで、冷却機能の多重化などの対策につながったと聞いている」と話した。菅氏は9月、毎日新聞の取材に「放射性物質が放出される事態に手をこまねいていれば、(原発から)100キロ、200キロ、300キロの範囲から全部(住民が)出なければならなくなる」と述べており、近藤氏のシナリオも根拠となったとみられる。

 毎日新聞 2011年12月24日 15時00分(最終更新 12月24日 15時54分)

http://mainichi.jp/select/jiken/news/20111224k0000e040162000c.html


福島県川内村の汚染車両による被曝

2012-03-29 12:14:50 | 未分類

福島県川内村の汚染車両による被曝

http://2011kazu.web.fc2.com/kawauchi-contamination-car.html 2011.12.20 kazu

日本人の皆々様への心からのお願いです

このファイルをインターネット上にアップするかどうか、正直なところ、本当に悩み、苦しみました。
僕自身が、我が子の未来をどう拓くのか…子供たち自身が自らの未来をどう切り拓いてゆくのか…
そのことをずっと考えていました。

23年前、泊原発、そして幌延の高レベル放射性廃棄物問題で北海道が沸騰していた時期、
僕は大学4年生で、若いなりにこの問題と向き合い、自分なりに必死に考えて、行動していました。
泊、幌延、六ヶ所、女川、福島、東海、大飯、美浜、もんじゅ、島根…
これらの現地にも足を運んで、この「原子力」という無機物の怪物を見つめ、
(いつか、すべてをやめさせたい)
そう願ってきた一人です。

けれども、2011年3月11日の大震災の直後、23年前から憂いていた日が…ついにやってきてしまいました。

僕が真っ先にしたのは、我が子4人の下の双子たちに、
「申し訳なかった…原発を止めることができなかった…」との謝罪です。

フクシマの1号機、3号機の爆発映像を呆然と見つめ、恐ろしいほどの虚脱感に襲われました。
けれども、ぼぉっとしている猶予などありませんでした。
原発事故というものは、フクシマと北海道との距離など、目と鼻の先同然ですから。

情報は錯綜していましたが、
ニュースの断片と23年前に学んだ知識から推測して、これはチェルノブイリ事故以上の被害になると確信し、
とにかく第一波のヨウ素131から子供らを守るため、
友人らと1~2ヶ月は篭城できるだけの想定をして準備をしました。(篭城までは実行しませんでしたが)
常に風向きを警戒し、雨には絶対当たるなと伝え…

しかし、思いもよらぬところから双子らが被曝し、床に伏しました。
このサイトで詳細をお伝えしているとおり、
汚染車両による被曝が原因であることは、ほとんど疑う余地もありません。

この一連のことについて、一人の親として、一人の人間として、どう行動するのか、本当に悩みました。

第一にはもちろん、双子たちがこの被曝症状からいかに早く、そしてどこまで回復させてあげられるのか…ということが最優先でした。

友人のH氏が、車両の部分部分が高い線量であることに気付き、
第一報をくれたのは8/30、すでに19時近かったとおもいます。
(この知らせが1日遅かったら、と思うとぞっとします…)
すぐに真っ暗になった道を車で走って、現場に行き、高線量を線量計で確認。
即とってかえして、頻繁に体調を崩していた双子らを確認し、
すぐに自然療法仲間、ほうぼうに連絡をとって、最も効果的と思われる方法を探しました。

翌日は自営業の配達の日で、どうしても穴を空けるわけにいかず、
配達しながらも、さらに連絡を取り合って、治療法(放射性物質の排泄方法)を考えました。

子供らには、汚染車両に乗らないこと、
そして妻には、すぐに祖父母にこのことを連絡するように指示して、
翌々日には札幌のバンキー(吸い玉=プハンのようなもの)の指導所に症状の重いY君を連れて行きました。

双子は5、6、7月とほぼ同時に熱も出さずに倦怠感と無気力で数日寝込むことが続き、
8月半ばには、Y君の痙攣が始まりました。
さらに9月には歩行困難も合併しましたが、痙攣は少しずつ改善していきました。

Y君の歩行障害は12月現在も続いています。
K君の右ふくらはぎ付近の筋肉の疼痛と萎縮も、まだあります。
しかし、汚染車両に乗らなくなって、手当てを始めてからは、
ひどい倦怠感で寝込むようなことは、ほぼなくなりました。

お医者さんには、12月現在まで、3回診察を受けていますが、
治療法はなく、経過観察のみといわれています。

※この子らに毎日のように行っているさまざまな自然療法の手当てについては、別に書こうと思っています。



この問題は、我が子だけの問題ではなく、
まだまだ数万、あるいは数十万の汚染車両が日本中を走っている可能性があり、
一刻も早く対処しなければ、次々と被害に遭う子供たちが増えてしまいます。
双子たちは、被曝(おそらくは吸い込んだ)によって、
倦怠感、無気力、痙攣、歩行障害、筋肉の痛み、筋肉萎縮などの症状になりましたが、
必ずしもみんなが同じ症状になるとは限りません。
体内に入った放射性物質が、どこに蓄積し、どこが弱り、感染症などとの合併で、どんな症状を起こすのか、
通常は予測不能であり、多種多様の疾患につながると思います。
そして、汚染に対しての事実認識をしないと、
今、あなたに何か症状があっても、
あるいはお子さんに何か症状があっても、
病院にかけこみ、風邪などの適当な診断(というより、普通はこう診断する、というような)を受けて、
マニュアルどおりの投薬をされます。
それが、放射能のせいなのかどうか、個々に判別するのは極めて困難で、
1年、5年、10年、20年と、統計学的な数値が明らかになってきたときに、
そうなのかもしれませんね、と言われるのです。

ですが・・・我が子を単なる統計学的な数値のひとりにしたいですか??


…悩みました…
この事実を暴露するということは、双子たちの未来に「差別」という障害が立ちはだかる可能性があるからです。

それでも敢えて、このように公開に踏み切ったのは、
被曝の恐怖におびえ、そして差別におびえ、ひっそりと息を殺して、生きていく未来を
この子らが望んでいるはずがないと、この子らの笑顔を見て、確信するからです。



このサイトに来て、この文を読んでいる方々に、ぜひ、お願いしたいことがあります。

あなたの持っている車、
あなたのご自宅の庭、
あなたの生活空間のどこか、

なんとかして、汚染状況をしっかり把握してください。
空間線量だけでは、絶対にいけません!

なぜなら、0,2~0,3μSv/hくらいであっても、
その付近には、数千、数万ベクレルの汚染が存在する可能性があるからです。
だから、国は汚染度合いも、除染のことも、避難の区分けも、
空間線量でしか言わないのです。

ですから、しっかりと汚染を調べて、数値を記録して、証拠を残してください。
でないと、全てをウヤムヤにされます。


僕たちが調べた車も、鉄板などの比較的容易に洗車ができる部分は、
0,1前後しかありませんでしたが、
パッキンなどの部分では、0,2~0,5、
ワイパー根元の吸気口付近では1~2μSv/hを計測し、
その一部の土埃をぬぐいとっただけで、数千ベクレルの放射能を検出しているのです。

この車1台の、総汚染量は、数十万~百万ベクレルに達するのではないかと推測しています。

このような場所に子供を近づけてはいけません。
適当に廃車にしたり、捨てたりすることもいけません。
すでにこの車は、放射性廃棄物です。

この車と同じようなレベルの放射性の瓦礫を、
全国の自治体に受け入れさせようとする動きがあります。

これも、絶対に阻止しないといけません。

すでに、北は岩手から、南は関東全域を含め、静岡、長野、新潟あたりまで、
法的な意味での「放射線管理区域」を超えているのは、土壌汚染の実測値によって明らかになってきています。
(文科省の航空モニタリングの数値は、土壌実測値と比較してあまりにも低い)

汚染地から、一人でも多くの方が避難されることを願っています。
そして、汚染されている物は絶対に持ち出さないことです。

そのことを…この子らが証明してくれているじゃないですか。。。。

この子らの痛みを、絶対に無駄にしたくありません。


もう一度言います。

ちゃんと、目を背けずに、汚染を確認してください。
そして、自分を、我が子を、友人を汚染から守ってあげてください。

除染など危険なだけで、今は意味がありません。

まずは避難してください。
あるいは避難を助けてあげてください。

原発反対とか、新しい自然エネルギーとか、
そういうことも後回しにして、
まずは、事実認識、そして避難、それだけでいいのです。

それだけで、原発など、勝手に止まります。
自然エネルギーの開発も、勝手に進んでいくはずです。

今、我が子を守らないで、いつ守るのですか??

この国は、国民を守ってくれません。

守れるのは、あなた自身だけです。

私自身だけです。

裁判など後回しにします。
みなさんに早くお伝えしたくて、ここに書きました。
心よりお願いします。。。


                        2011.12.20 kazu


岩手、宮城、山形、福島、群馬の5県で製造されたストーブ燃料の灰7千ベクレル超

2012-03-28 13:02:31 | 未分類

ストーブ燃料の灰7千ベクレル超 林野庁

 林野庁は27日、岩手、宮城、山形、福島、群馬の5県で製造されたストーブ燃料のペレットを燃やして放射性セシウム濃度を調べたところ、宮城県のペレットの灰から1キログラム当たり7400ベクレルが検出されたと発表した。

 強い火力で長時間燃焼し続けると濃度が高くなるため、こまめに灰を取り出すよう呼び掛けている。

 また通常の廃棄物として処分できる上限の8000ベクレルに迫る濃度だったことを踏まえ、製造業者に対して、東京電力福島第1原発事故後に屋外で保管していた原料を使わないよう促した。

<script type="text/javascript" language="javascript"></script> 2012/03/27 21:28   【共同通信】
 

「放射能汚染マップの青色の地域の子供は避難を」by 松本市長 菅谷昭 氏

2012-03-28 12:55:10 | 未分類

「放射能汚染マップの青色の地域の子供は避難を」by 松本市長 菅谷昭 氏

http://ameblo.jp/pochifx/entry-11088870749.html
放射性物質は山形は多く落ちたのに、なぜ山形は航空機モニタリングでは綺麗なの?
2011-11-25



http://d.hatena.ne.jp/rakkochan+jikopr/20120321/p1
2012-03-21
「放射能汚染マップの青色の地域の子供は避難を」by 松本市長 菅谷昭 氏

本当の放射能汚染マップ

「放射能汚染マップの青色の地域は、子供だけでも避難を」
松本市長 菅谷 昭 氏は、こうコメントしています。

菅谷 昭 氏は、ベラルーシに滞在し、子供たちの健康被害を目の当たりに見てきた人物として知られます。
菅谷氏は、具体的には次のように述べています。

今回の事故で放出された放射性物質はチェノブイル事故の時の10分の1~2程度と言われていたが、この図を見ると、むしろ福島の方が汚染度合いは高い。事故当初に米国が80Km圏内を避難区域としたのも当たっていたと言える。結局、政府はこういった事実を知らず、若しくは知ってはいても何も分からないまま、すべての判断をしていた訳だ。私は、この図で青色に塗られた地域に関しては、せめて子どもたちだけでも避難させたほうが良いと思う。

・金融ファクシミリ新聞 TOPインタビュー より。
 http://www.fng-net.co.jp/itv/index.html


上記のセシウム134と137の合計の汚染マップを見てみます。

すると、青色以上の放射能汚染地域は、福島県内にとどまりません。群馬県や栃木県の北部、そして宮城県南部、茨城県北部・南部、そして千葉県北西部にもあります。

なお、詳細な汚染地図は、Yahoo!JAPANのものが便利です。

■航空機モニタリングによる放射能汚染マップ(文部科学省)
 http://radiation.yahoo.co.jp/airborne/

菅谷さんは、これらの地域の子供の避難を提案しています。菅谷さんは、ベラルーシで、これらの地域よりも汚染が少ない場所に住んでいました。しかし、子供たちには、免疫不全、いわゆるチェルノブイリエイズの症状が見られたといいます。チェルノブイリエイズの症状は、子どもたちの免疫機能が落ちるために、風邪が治りにくくなったり、非常に疲れやすくなったり、貧血になるといった状態に陥るのだそうです。

(参考)
・菅谷さんプロフィール

信州大学医学部卒業。聖路加国際病院での研修を経て、信州大学医学部第二外科学教室に入局。1976年、トロント大学に留学して甲状腺疾患の基礎研究を学ぶ。1991年から、松本市のNGOによるチェルノブイリ原子力発電所事故の医療支援活動に参加する。1993年、信州大学助教授に就任。

1996年から、ベラルーシ共和国の首都ミンスクの国立甲状腺がんセンターにて、小児甲状腺癌の外科治療を中心に医療支援活動に従事した。1999年、チェルノブイリ原発事故により高度に汚染されたゴメリ州の州立がんセンターで医療支援活動にあたる。

以上、wikiより。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8F%85%E8%B0%B7%E6%98%AD

 

転載元:http://ameblo.jp/pochifx/entry-11205974336.html


格納容器内7万2900ミリシーベルト 福島2号機 6分で人死ぬ量

2012-03-28 12:15:20 | 未分類

格納容器内7万2900ミリシーベルト 福島2号機 6分で人死ぬ量

 東京電力は二十七日、福島第一原発2号機の格納容器内で、最大で毎時七万二九〇〇ミリシーベルトの極めて高い放射線量が計測されたと発表した。この値の場所に六分ほどいるだけで人間は100%死亡する。炉心溶融(メルトダウン)した核燃料が原子炉を壊し格納容器にまで溶け落ちていることが、高線量の原因。これほどの値だと、ロボットでも長時間の作業は難しい。政府や東電は三十~四十年後に廃炉を実現する計画だが、大きな狂いが生じる可能性もある。

 格納容器に開けた穴から線量計を入れて計測した。底部からは四~七メートルの高さで、内壁から五十センチと一メートル離れた位置の上下計八カ所で測ったところ、三万一一〇〇~七万二九〇〇ミリシーベルトを計測した。

 通常、原子炉が停止した状態では、格納容器内の線量は〇・一ミリシーベルト程度で、いかに異常な状態かが分かる。

 二十六日に内視鏡で撮影された映像を見ると、上にある原子炉から大量の水が降り注いでおり、炉に穴が開いている状況がうかがえる。水は格納容器の損傷部から高濃度汚染水となって建屋地下に流れ込んでいる。

 格納容器の壁面では塗装がはがれたり、浮き上がっている場所も多く、事故当初の過熱や腐食の影響とみられる。カメラが水をかぶっている間は映像はクリアだが、水がなくなると画面いっぱいにノイズが広がる。高い放射線によるものだ。

 問題は、この高い線量が廃炉に与える悪影響だ。東電は格納容器内の作業にはロボットを多用する計画だが、ロボットも本体は耐えられても、作動を制御する電子回路などが放射線で壊れる。今回の計測に使った内視鏡も十四時間程度しか耐えられない。

 東電の松本純一原子力・立地本部長代理は「高線量に耐えられる機器を開発する必要がある」と語った。

 政府は昨年暮れ、原発内では事故が収束したと宣言したが、実情は厳しい。

(東京新聞 2012年3月28日)

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2012032890071141.html

 

 

〔無責任・東電・NEWS〕 2号機格納容器内「被曝すれば8分で死に至る」/ ◎ ぶるうんじゃない! 原発推進の原子力学会の諸君、君たちこそ、現場に突入すべきだと思うが、いかが? 東電のエリート社員 経産省・文科省の役人諸君、2号機に突入し、内部状況を把握せよ! 勝俣会長は率先してヒバク作業に従事せよ! 下請け作業員にヒバクを強いるな

 東京電力は27日、福島第一原子力発電所2号機の格納容器内の線量を事故後、初めて直接測定し、最高で毎時73シーベルトだったと発表した。

 事故後に測定した最高線量で、人が被曝(ひばく)すれば1分弱で嘔吐(おうと)などの症状が発生し、約8分で死に至る。東電は「容器内での人の作業は不可能で、内部の状況を把握するためには、高い放射線に耐える機器開発が必要になる」としている。

 調査は26日に内視鏡を挿入した配管に、線量計を入れて測定した。壁面から50~100センチの場所で計8か所測り、線量は毎時31~73シーベルトだった。定期検査中の格納容器内の線量に比べ、10万倍以上高い。格納容器内に溶け落ちた核燃料や、格納容器内に拡散した放射性物質による放射線の影響と見られる。

http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2012/03/post-1852.html#more


セシウム137が500Bq /Kgも含まれた食品を3年食べたら致死量に達する

2012-03-27 20:37:42 | 未分類
東北文教大松田浩平教授:国の暫定基準値の500Bq/Kgは全面核戦争時の食物の汚染上限 

(ひええー)

教授のフェースブックのページに載っているらしいのですが、私はフェースブックをやらないので見ることが出来ないなあ、と思っていたら、ちゃんと全文コピーしていらっしゃる方々が。そのお一人のブログからコピーさせていただきました。以下、コピー。(強調は私です。)

【食料生産者の皆さんへ】国の暫定基準値の500Bq/Kgは全面核戦争に陥った場合に餓死を避けるためにやむを得ず口にする食物の汚染上限です。もしも放射性セシウム137が500Bq /Kgも含まれた食品を3年食べたら致死量に達します。全てが基準値ぎりぎりではないとしても重複内部被曝を考えれば政府の暫定基準値では10年後に半数以上の国民が致死量以上に内部被曝する可能性が95%を超えます。つまり暫定基準500Bq/Kg未満で安全宣言すると言うことは、その食品を食べた人が 10年後に半数は死亡してもかまわないと言っているのと同じだと言うことを忘れないでください。

追記、500Bq/Kgでやむを得ず食べる場合の期間は3ヶ月とされています。全面核戦争で食べ物がない場合の基準が規定の2倍の期間も放置されています。

松田浩平教授のご専門は「実験心理学」。面白そうな学問です。

そういえば、一時この暫定基準が低すぎる、として、もっと高くしたほうが良い、というような意見が政府の原子力安全委員会で出ていました。確かちょうど、某県の某知事が新茶から検出された基準値をはるかに超える放射性セシウムを巡ってたいそう騒いでいらした頃の話だと記憶しています。

教授の発言の根拠は分かりませんが、事故直後の3月に、国際放射線防護委員会(ICRP)が「放射能汚染は続く可能性があると指摘し、汚染地域の住民が移住しなくてもいいよう、日本政府に配慮を求め」、年間被曝限度量は1ミリシーベルトから20ミリシーベルトの間が妥当だ、と勧告しています。(朝日新聞3月26日付け記事参照。)

汚染されていない食物を生産できる地域があるにもかかわらず汚染地域からの肉、野菜をそういう地域にまで流通させ、それでも足りないと見えて放射性腐葉土、セメント、ごみ焼却灰まで流通させる。

考えてみれば、福島第1原発事故は核爆弾の落ちなかった核戦争といえるのではないでしょうか。セシウム137だけで広島原爆の168個分、47都道府県で各都道府県につき平均約3.6個分ですか。

 

転載元:http://ex-skf-jp.blogspot.jp/2011/09/500bqkg.html


徹底調査 放射線汚染食「食べてはいけない」政府の言う「暫定基準値」など、なんの指標にもならない

2012-03-27 20:33:11 | 放射能汚染

徹底調査 放射線汚染食「食べてはいけない」

マグロ、カツオ、麦、イモ、大豆・・・政府の言う
「暫定基準値」など、なんの指標にもならない

フライデー 2011年06月24日(金) http://gendai.ismedia.jp/articles/-/9547

あなたは今日、何を口にしただろうか?

〔PHOTO〕足立百合

 肉、魚、野菜・・・そのどれか、もしくはそのすべてからあなたは放射性物質を体内に取り入れてしまった可能性がある。厚生労働省のHPには、福島第一原発の事故以降、放射性物質が検出された夥(おびただ)しい数の食品が羅列されている。

 牛肉、豚肉、鶏卵、キャベツ、ホウレンソウ、グリーンピース、レタス、サクランボ、ナメコ、マイタケ、タケノコ、アサリ、ハマグリ、タコ、ウニ、カレイ、キンメダイ、アイナメ、アンコウ、ヤマメ・・・

 これらは171種類にも上る〝汚染食〟の氷山の一角だ(6月14日現在)。最終ページに掲載した「『暫定基準値』超え食品リスト」を見れば、その膨大な数に愕然とするだろう。また、環境保全団体『グリーンピース』の独自調査をもとに本誌が作成した、上の汚染マップからも海産物に深刻な被害が及んでいることが見て取れる。

 放射性物質が検出された食品のうち、政府が定める「暫定基準値」(セシウムは500ベクレル、ヨウ素は2000ベクレル─いずれも1㎏当たり)を超えた福島産のヤマメやタケノコ、ウメなどについては現在出荷停止措置が取られており、私たちの口に入る可能性は低いと考えてよいだろう。

 しかし、暫定基準値を下回る食品は「ただちに健康に影響を及ぼさない」とされ、今日も私たちの食卓に運ばれている。言うまでもなく、「ただちに健康に影響を及ぼさない」という説明には、「いつかは影響が出るのではないか」という不安が付いて回る。後ほど詳述するが、食べ物から人体に入った放射線は、長年にわたりDNA情報を傷つけて、10年後、20年後の将来にがんや白血病、不妊、先天性異常などの発症リスクを高めることが確認されている。

 そもそもこの暫定基準値は、IAEA(国際原子力機関)がヒロシマ、ナガサキの被爆者に対する健康被害を調査して作ったリスクモデルを参考にして作成したものだ。しかし、IAEAのモデルは原爆の外部被曝で肌に直接浴びた放射線量に焦点を当てた研究の結果であり、食品などを通じて体内に放射性物質を取り込む「内部被曝」には、単純に応用できないというのが専門家の共通認識である。名古屋大学名誉教授で、原子力資料情報室の理事を務める古川路明氏が言う。

「そもそも『年間何ミリシーベルトまでの被曝なら健康に影響がない』という明確なデータや基準値は現時点では存在しません。IAEAやWHO(世界保健機関)の統計すら、疫学的な調査の結果によるものではなく、信頼に足るものではない。それなのに安易に『基準値』という言葉を用いるのは愚かなことです」

菜の花、ヒマワリに要注意

 ベンジャミン・ディズレーリ元英国首相の、「世の中には3つのウソがある。ウソ、大ウソ、統計だ」という警句通り、私たちは暫定基準値を今一度疑う必要があるが、古川氏の警鐘も虚しく、日に日に国民の放射線への危機感は薄まっているように見える。

 東京都の浄水場の水から放射性ヨウ素が検出された3月下旬には、ミネラルウォーターが底を突くパニックになったのに、今ではそんなことを意識している人のほうが珍しい。「暫定基準値より下だから」と、頓着せずに食材を選んでいる人がほとんどだろう。その裏には、「ただちに健康に影響はない」という政府や御用学者のプロパガンダがあった。京都大学原子炉実験所の小出裕章助教が言う。

 

「政府は基準値以上なら危険だから出荷停止、基準値以下なら安全と、デタラメな宣伝に躍起になっているが、根本的に間違っている。どんなに低い線量でも、汚染された食品を食べれば危険なのです。そしてヨーロッパでも福島の事故による放射性物質が検出された今、日本に安全と言い切れる食べ物は存在しません。危険があることを消費者が十分に認識したうえで、自分が口に入れる食品を選ぶべきであり、政府はそのための情報をこそ、国民に提供するべきなのです」

 暫定基準値を上回るか、下回るかの二元論ではなく、より危険度の少ない食品を選ぶ「柔軟な取捨選択」こそ、今私たちに必要なことなのだ。ではいったい、どんな食べ物に注意が必要なのだろうか。

 食卓を脅かす放射性物質は主に、ヨウ素、セシウム、ストロンチウム、プルトニウムの4つがある。特に懸念されるのが、爆発によって大量に飛散し、または汚染水によって海に大量に流出したと思われるセシウムとストロンチウムだ。

 半減期が約30年とされるセシウムは、人体に入ると肺や肝臓、筋肉や骨に沈着し、DNAを傷つけて肺がんや肝臓がんなどの発症リスクを高めるが、その吸収率に、食物によって驚くほど違いがあることはあまり知られていない。例えばリンゴのセシウム吸収率を1として考えた場合、カラシナは39倍、サツマイモは33倍、ソラマメは12倍、ジャガイモは11倍、土壌からセシウムをより吸収する(上の表参照)。

 逆にほとんどの果物は、1以下の数値だ。なぜこれほど吸収率に差があるのか。キーワードは「カリウム」という金属だ。セシウムは、農作物にとって必要なカリウムという養分と原子配列が似ているため、ある種の植物はセシウムをカリウムと勘違いして吸収してしまう性質がある。

 新潟大学農学部の野中昌法教授が語る。

「一般的にカリウムを多く吸収するのが、大豆などのマメ科の植物、ホウレンソウなどのアカザ科の植物です。菜の花やヒマワリ、お茶なども吸収率が高い。カラシナやレタスなどの葉物野菜もセシウムを多く取り込みやすいとされています」

 放射線医学総合研究所の調査結果によると、大豆はリンゴの160倍の吸収率であり、大麦も52倍に上る。覚えておいて損はない数字だろう。

 

骨ごと食べる魚が危ない

 元日本原子力研究所研究室長の笠井篤氏は、「ストロンチウムを含んだ魚が危ない」と危機感を強めている。

「セシウムがカリウムと似た原子配列で構成されているように、ストロンチウムはカルシウムと原子配列が似ています。海に流れ出したストロンチウムは植物プランクトンから小型魚、中型魚、大型魚と食物連鎖で生体濃縮される。それを人が食べて内部被曝をするのです。セシウムは体内に入ると100日ほどで代謝によって半分に減るのに対し、ストロンチウムはそれまでに10年を要します。その間、ずっと放射線を出し続け、二重らせんのDNA情報を傷つけ続けるのです」

 DNAが二重構造になっているのは、片方のある部分が損傷しても、もう片方がその部分を修復して補えるようにするためだ。しかし、長期間、傷が付き続けると修復が間に合わなくなる。カルシウムと似た原子配列をしたストロンチウムは10年もの長きにわたって骨に直接沈着、放射線を放出し続けるので、微量の被曝でも白血病や骨髄がんなどに冒されるリスクが高まるのだ。

 中部大学総合工学研究所教授で元内閣府原子力安全委員会の専門委員の武田邦彦氏は、「これからの時期は大型魚にストロンチウムが溜まってくる」と推測する。

 

「海水に流れ出たストロンチウムが植物プランクトンに吸収され、その後、食物連鎖で小魚に、約2ヵ月で中型の魚、約4ヵ月で大型の魚へと運ばれ、順を追うごとに濃縮されます。3月からストロンチウムが流れていたとすると、7月頃からカツオやマグロなどの大型魚に汚染が拡がる計算です」

 前述のようにストロンチウムは骨に沈着するため、頭から骨まで丸ごと食べるシラスやコウナゴ、イワシなどの食べ過ぎにも注意が必要だ。

「ストロンチウムは、最終的には海の底にいてあまり移動しないヒラメやカレイなどの魚に蓄積していきます」(北里大学獣医学部教授・伊藤伸彦氏)

 ストロンチウムがこれほど危険な放射性物質であるにもかかわらず、政府は現在に至るまで海産物を対象としたストロンチウムの検査をまったくしていない。

「この汚染がいつまで続くのかと問われたら、一つの答えは『永遠』です。細胞分裂が活発な子供のほうが、大人より放射線の影響を受けやすいので、不安な食べ物はなるべく大人が避けてあげることが大事です」(前出・小出氏)

 放射線は、今も日本中にバラ撒かれ続けている。次の食事に何を選ぶのかが、あなたの一生を左右するかも知れない。


ストロンチウム、462兆ベクレルが海に流出

2012-03-27 20:17:19 | 放射能汚染

ストロンチウム、462兆ベクレルが海に流出

 東京電力福島第一原発から事故後、海洋に放出された放射性ストロンチウムの総量は、少なくとも約462兆ベクレルになることが朝日新聞の試算でわかった。水産庁は魚介類への蓄積を調べるサンプリング調査の強化を検討している。

 試算は東電などが発表した資料をもとに行った。4月に2号機、5月に3号機から流出した放射能汚染水については、流出源である両号機の建屋内のたまり水に含まれる放射性ストロンチウムの濃度を、流出した水の体積にかけて算出。これらに、今月4日に流出が確認された処理水に含まれていたと見られるストロンチウムの量を足し合わせた。大気から海への降下量は含まれていない。

 東電は4~5月に海に流出した汚染水中の放射性ヨウ素とセシウムの総量を推定約4720兆ベクレルと発表した。ストロンチウムの量はその約1割に相当する。

(朝日新聞 2011年12月18日)

http://backupurl.com/zq6owy


米国(オレゴン州)ポートランドの有機農場に大量の放射性物質が降下「農産物の販売・生産をやめている」

2012-03-27 20:03:50 | 未分類

〔ENEニュース〕

★「フェアウィンズ」代表 マギー・グンダーセンさんが証言 

米西海岸ポートランドの有機農場 

「大量の放射性物質」検出で栽培停止に 

http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2012/03/fairewinds-pres.html より引用
2012-03-26 机の上の空 大沼安史の個人新聞

Fairewinds President: Farm in Portland no longer producing food after “a lot of radiation” detected — “Very frightening what happened on West Coast” (VIDEO)/

非常に恐ろしいことが西海岸で起きている

 → http://enenews.com/fairewinds-president-farm-portland-longer-producing-after-lot-radiation-detected-very-frightening-happened-west-coast-video

 米国の脱原発団体「フェアウィンズ」代表のマギー・グンダーセンさん(アーニーさんの妻)は今月12日、バーモント大学で開かれたシンポジウムで、フクイチ発放射性物質の降下による汚染問題について以下のように発言した。
 (ビデオ  59:00 – 1:01:49 ) 

 ・ 大量の放射性物質が米国に降下した(There was a lot of fallout that came to this country.)

 ・ 降雨がもらたしたものだ(A lot of radiation came down in rain.)

 ・ (カナダの)ブリテッシュ・コロンビアからシアトル……ワシントン、オレゴン州全域からカリフォルニア州の一部に降下した(British Columbia, Seattle… that whole Washington, Oregon, part of California.)

 ・ 私たちは(オレゴン州)ポートランドの有機農場のことを知っている。大量の放射性物質を検出したため、農産物の販売・生産をやめている。(We know of an organic farm in Portland that is not selling or producing anything anymore because he tested a lot of radiation on his farm.)

 ・ ハワイでは果物やミルクが汚染された。大量の放射性物質で。(Hawaii had tainted fruit and milk, there’s a lot of radiation there.)

 ・ 非常に恐ろしいことが西海岸で起きた。(Very frightening what happened on the West Coast.)

◎ 日本政府が原子力賠償条約に入っていないツケが回ってきそうな状況だ。対日損害賠償請求訴訟が米国内の裁判所で起こされる! 

 


http://onuma.cocolog-nifty.com からの情報

2012-06-20

〔ENEニュース〕グンダーセンさん フクシマ事故で「私は米西海岸とカスケーズ山地の友人たちに、安定ヨウ素剤を服用するよう告げた」/ 米国西海岸の人々も、ヨウ素剤を飲むべきだった!
  Gundersen: People on US West Coast should have used iodine pills to protect from Fukushima radiation after 3/11 (VIDEO)
 CNN(10日付け)→ http://enenews.com/gundersen-people-on-us-west-coast-should-have-used-iodine-pills-to-protect-from-fukushima-radiation-after-311-video

 I told my friends on the west coast, in the Casades, you should use them.

 


 


アメリカの西海岸で漁禁止!太平洋側の魚はほぼ全滅。

”被爆した福島のクロマグロが、西海岸まで回遊”

http://blog.goo.ne.jp/jpnx05/e/08e21f19299c780747c10c2ac94caee4

 

カリフォルニアの幼児 
4万マイクロシーベルトもの「非常に高い」甲状腺被曝の恐れ 

政府機関予測(2012/3)
http://blog.goo.ne.jp/jpnx05/e/b4a8e8485eadfe7fbdaeae498ad68fb9


米カリフォルニア沿岸、フクイチ発のヨウ素131検出
最大2500Bq/kg 他の海域の5倍以上(2012/03/30)
http://blog.goo.ne.jp/jpnx05/e/2b5958e2513686c7382756c0e04c9db2

 


 

多量の高放射能微粒子 住民の肺に存在 白ロシア

【モスクワ8日=渥美記者】

4年前にソ連で起きたチェルノブイリ原子力発電所の事故で大気中に放出された「ホットパーティクル」と呼ばれる高い放射能をもった微粒子が、白ロシア共和国の放射能汚染地域に住んでいる住民の肺の中に予想を超えるほど多量に存在することがわかった。同共和国のミンスク大学放射線化学研究室のエフゲニー・ペトリャエフ教授が朝日新聞の取材に対して明らかにしたもので、1年半にわたる住民の遺体解剖で得た肺の標本とレントゲン写真を示し、「5年後ぐらいから肺がんが多発する可能性が大きい」と警告した。詳細なデータは近く国際原子力機関(IAEA)に提出される。
ペトリャエフ教授が解剖した遺体は200体。チェルノブイリ原発の北に位置し、放射能汚染指定地が多数点在するゴメリ州の住民がほとんどで、交通事故や一般的な病気で死んだ11歳から70歳までの男女。全員の肺を摘出して調べた結果、7割の人の肺からホットパーティクルを検出した。
ソ連国内の広範な土地の放射能汚染の主役は、炉心から飛散した揮発性のセシウムだが、ホットパーティクルはいくつかの不揮発性の放射性物質の混合物だ。爆発の時、2000度以上の高温で溶けて結晶化した核燃料ウランが主体で、その中に猛毒のプルトニウム、ルテニウムなどが混じっている。
肺の中にあった粒子の直径は0.01ミクロンから4ミクロン、細かなものは肺の深部、大きなものは気管支近くに分布していた。1人の肺全体のホットパーティクルの数は、数百から2万前後まで。1つの粒子の放射能の強さもさまざまだが、セシウムのように尿中から排出されることはなく、死ぬまで肺の中にとどまり放射線を出し続ける。ペトリャエフ教授は「1個平均を1億分の1キュリーと推定すれば、2万個あれば何年かあとにほぼ確実にがんを引き起こす」という。

(朝日新聞 1990/07/09)

 


【動画再掲】元東電原子力技術者・木村俊雄氏が語る、東電の実態、フクイチ事故、自らの避難経験

2012-03-27 19:55:50 | 未分類

【動画再掲】元東電原子力技術者・木村俊雄氏が語る、東電の実態、フクイチ事故、自らの避難経験

すみません、昨日一度掲載したのですが、一部修正しているうちにわけがわからなくなったので、再度記事を書き直しました。

かつて東電で原子力技術者として働き、事故当時は大熊町にいて自らも避難する経験をした木村俊雄氏が、昨年の4/29に高知で開催された脱原発集会で話した内容です(英語の字幕はわたしが付けました)。

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Ex-TEPCO Engineer Reveals the Truths : "TEPCO Is... 投稿者 tokyobrowntabby

文字書き起こしはこちらのサイトからの転載です。

短くお話ししますと、僕は福島原発、第一原発から15キロ真西に住んでました。標高は550ぐらいあったんで、津波は全く問題なく、家も束石方式の基礎の古い家に住んでたんで、平屋の、で、屋根も軽くて、ちょうど本震が来たときは薪の仕事をしとって、で、一服しようかなと思って、3時前だけど、まあ、いっかなと思って、ココアを、薪ストーブに火入れて、ココア飲んで、で、たまたま午前中にデジタル放送のテレビの難聴区域だったんで、光ファイバーみたいなのを大熊町が引いてくれて、その工事が終わって、で、別にテレビとか、全然見たくないんだけど、子供とかがいるんで、テレビ見れるようにしたんですけど、で、ぱっとテレビつけたら、どーんと緊急地震速報が出て、で、これだと思って、すぐ外出て、で、ココア持ってたんだけど、薪割り台のとこに置いて、で、2分、3分弱ですか、本震があって、その間、山がもう、ごーってずっとうなってて。で、ココア、ほとんどこぼれました。そのぐらい。でも、立ってられて、別に這いつくばって腰抜けるようなほどでもなくて、薪ストーブにちょうど火入れたばっかりだったんですけど、中の煙突がちょっと外れたぐらいで、ひっくり返りもせず、何の被害もなかったです。

で、次の日、爆発したんですね、1号機が。その爆発までは、僕はもう、地震、津波、炉心溶融というのはもう予測してたんで、で、嫁はちょっと離れたとこに、たまたまちょっといたんで、迎えに来てくれて、土曜日、で、常葉町っていう35キロのところに嫁の実家があったんで、そこに逃げて、で、2日ほどして、まあ、子供もまだ小学校2年生の女の子なんで、もうちょっと逃げようかって話になって、さらに嫁の親戚筋をたどって、栃木県の那須、70キロぐらいですね。まで逃げて、で、そこに3週間ぐらいいたんですかね。で、高知県の県庁が県営住宅の無料開放を宣言してもらったんで、もともとナカムラのほうに、朋輩がおったんで、僕、サーフィンやるんですけど、サーフィンブラザーズがいて、県営住宅あれば、余計行きやすいかなと思って、4月の頭にこっちまで逃げてきました。

実際、じゃあ、放射線、どのぐらい浴びたのかなってぱっと計算したんですけど、20ミリシーベルトありました。放射線量率って単位時間当たりのマイクロシーベルトとか、ミリシーベルトで表示されてますけど、僕は一応、原子力、学校合わせると20年いて、国の日本原子力研究所ってとこで大学の原子炉工学コースのさらに短時間濃縮コースみたいのを半年ぐらいトレーニングを受けた人間なんで、ちょっとした線量率の計算とか、あと、どのぐらい積算で浴びるのかって簡単な計算方法はもう自分でできるんで、で、こっち来て、落ち着いて、計算したら20ミリシーベルトを大体浴びてて。

結局、具合悪くなりました。はっきり言うと。栃木の那須に逃げて、すぐ、だから、4日目ぐらいからもう鼻水、どろどろの鼻水が出て、で、鼻血もとまんなくて、のども痛い。これが低線量障害ってやつなんですね。

だから、実際、100ミリまで行かなくても、恒常的に常に浴びてれば、何らかの障害というのは出てきて、で、国も政府も、当然、原子力安全委員会も、東電も、全く問題ないって言い方してますけど、全く問題あります。というのが1つ、僕の生の証言です。

一応、今日あんまりコピーしてこなかったんですけども、単位時間当たりの線量率をどうやって積算にするのかという計算式を書いたメモ、すごい汚い字なんですけど、書いてきたんで、欲しい方はどうぞ持ってってください。

で、0.24マイクロシーベルトパーアワーって書いてありますよね、新聞に。1時間当たり0.24マイクロ、それを1年間ずっと浴び続けると、2ミリシーベルト、1年間当たり浴びるんです。

ICRPって国際放射線防護委員会が勧告してるのは、一般公衆の被曝線量限度ってのは1ミリシーベルト、わかりますか。その20倍をたった1カ月もたたない3週間ぐらいで浴びちゃったんです、僕は。

で、僕はもう今年47歳なんで、そんなにもう細胞分裂もしてないからいいんですけれども、子供、子供はもう細胞分裂、活発で、自分の原本のDNAをコピーして体でっかくしてるわけですから、壊れたDNAをコピーすることによって発がん率ってのは高まりますんで、まあ、子供もすぐこっちまで避難させたっていういきさつなんですけれども、そんな、ちょっと生々しい感じの話になっちゃんですけど。

で、もう1つ言わせてもらうと、僕は10年前に東電やめたんですね。で、何でやめたかって皆さん、聞いてくるんだけど、理由はね、ほんとに簡単なこと。もう、うそ、偽りの会社、ひどい会社。で、偉くなれるのは東大の原子力出てきた人間、技術系だったら、もしくは東大の法学部出てきた人間が社長とかになりますから。で、もう、そういうエリート官僚主義の最先端行ってるとこなんですね。最先端っていうのかどうかわかんないんだけども。

で、うそばっかついてて、例えば、あるものが壊れましたと、このハンドルが壊れました、壊れた理由は、例えばこうやって日に出しといて、紫外線で劣化して壊れたっていうのが普通の理由なんだけれども、それを経産省、昔でいうと通産省、で、今でいうと保安院と原子力安全委員会に説明するにあたって、自分たちが説明しやすい、しかも、結果ありきでつじつまが合うようにストーリーをつくって、それで保安院に報告してプレス発表するわけです。それを専用のテレビ回線を使って、トラブルをちゃんと収束するまでの間、テレビ会議で延々と、昼夜を問わず、1週間缶詰とか、2週間缶詰は当たり前の中で、どうやって壊れた、ハンドルが壊れた原因を役所で説明しようかってことをやってるわけです。

で、僕はもう17のときからサーフィンやってて、レゲエの神様のボブ・マーリーが大好きで、で、そのせいで、そういううそ、偽りに気がついて、僕は会社いるときにバランス崩しちゃってですね、そういう世界にいたから。いつも自然と触れてて、レゲエが大好きで、ビールも大好きで、で、友達といい波乗って、おいしいビール飲むっていう生活と、その東電のその組織の中での役割っていうギャップですよ、真逆ですから、はっきり言って。

で、それでバランス崩して、もうやめたいって表明して、やめるのに3年かかりました。3年です。もう引きとめに引きとめて、で、最後、もう、僕ちょっと労働組合の仕事とかも少しやってたんで、労働組合の委員長と面談になって、引きとめの面談になって、で、何で、キムラ、やめるんだと、そのほんとうの理由を教えてくれと労働組合の委員長に言われたときに、僕、こう言ったんです。

はっきり言って、10年前ですよ。原子力発電とか、原子力エネルギーというのは斜陽、終わってるって。

だって、わかりますよね。皆さん、ほんとに意識が高い人たちだから、プルトニウムの241番が放射能の力が弱まる、半分になるまで2万4,000年かかるんですよ。今この瞬間使ってるエネルギーのために2万4,000年先の子孫にごみを、負の遺産を受け渡すことの解が出てないわけじゃないですか、答えが。なのに、発電し続けてることのその矛盾、だから斜陽なんですよ。

そしたら、労働組合の委員長、こう言いました。キムラ、おまえ、頭が狂ったんだな、気が狂ったんだな。

僕は、あんたが気が狂ってるんだよってはっきり言ってあげました。そしたら、すごい怒って、おまえみたいなやつはもうやめろと、そう言われて、やめられて。

で、またその後におもしろい話があるんですけど、僕はね、原子炉の認可出力ってあるんですよ。例えば福島第一の1号機だったら、1,380メガワットなんですよ、原子炉の出力は。1,380メガワットを電気にすると、460メガワットで、東京ディズニーランドを1日動かすのに必要な電気は570メガワット。だから、福島第一の1号機じゃ東京ディズニーランドは動かないんです。足りないの。

でね、電気の出力ははかれるんですよ、ちゃんと。オームの法則みたいなやつで。「オーム」ってやつ。なぜかオームなんですけど。

で、1,380メガワットをはかってるんですけども、間接的に、だけど、認可出力が1,380メガワットだから、絶対に超えちゃいけないんです、それは。1時間に1編コンピューターを使って計算して、打ち出しして、保安院に報告するんです。

で、1,380メガワットを1メガでも超えちゃいけないんです。で、誤差っていうのは2.5%なんです。ということは、27メガワットプラマイ誤差があるんですけど、だから、うちらは技術者の判断で、それは誤差範囲だからっていうことで下げるんですよ。1,381にならないように、僕が計算機に、大型コンピューターにアクセスして、裏技なんですよ、これは。アクセスして、超えそうなときに係数を掛けるんですよ、0.995とか。1に対して。それで認可出力を超えないように、打ち出しが、そういう操作をしてたんですよ、僕は。

で、それができるのは東京電力の中でも、4,000人原子力従事者がいるんだけども、社員だけでも、その中でも2人か3人、そんな技を持ってたんで、なかなかやめれなかった。全くやめさせてくんない。

何でかっていうと、やっぱりこうやってね、内部告発みたいなことするわけですからね。あれは間違ってるよって。だって、僕、人並みぐらいには正直な人間ですもん。だから、知りたい人にはこうやってちゃんとアナウンスして、ほんとうの情報だけ、さっきの単位時間当たりの線量率をどうやって年間にかえるのかとか、そういうことも全部レクチャーしますんで。

そういうことを危惧して、東電は僕に、会社やめるときに、850万円退職金上乗せしてくれたんです。そのときに、本店に呼ばれて、副社長に、キムラ君、わかってるよね。何がわかってんだろうって思ったけど、わかってますって。わかってるよねって言われたら、わかってます、わからないとは言えないんで、じゃあ、もう帰っていいよって言われて、面接2分、それで850万上乗せしてくれて、で、1,300万もらって、まあ、親が事業やってたんで、全部そっちに回しちゃって、今はそんなお金持ってないんであれなんですけども。まあ、そんなおもしろい話が1つあって。



【上の動画に収録されているのはここまで。以下は続きです】

で、あんまり、第一の1号機も燃料の全体の燃料の7割が溶けちゃって、で、最近はちょっとデータ見てないんですけれども、原子炉の圧力とかも上がってるし、格納容器内の放射線量率も上がってるし、で、ヨウ素の131番っていうのが減ってない、最近ちょっと減ってきたみたいなんですけども、つい最近までは確実に再臨界になってました。だって、皆さん勉強してるから、ヨウ素の131番というのは放射能の力が半分になるのにたった8日間ですよね。なのに、もう8日たって、もう1カ月近くになってるのにヨウ素131がどんどん増えてる、それ自体がもう再臨界して、臨界にならなければ、ヨウ素というのはできないんです。絶対に。中性子、ぼーんとウラン235番が受けて、割れて、ヨウ素の131番っていうのができるんですよ。原子力っていうのはそういうもんなんで。で、そのうちのアインシュタインの相対性理論の話になっちゃうんですけど、そのうちのほんの1グラムとか、0.何グラムが熱になって、で、水を温めて、蒸気にして、その蒸気をタービンに回して、タービンに直列につながって発電機を回して電気ができるんです。それが発電システムなんで。

で、絶対にヨウ素の131番は中性子が出て核分裂しない限りは、絶対に出ないんです。だから、再臨界してて、そういう、ほんとは再臨界してるのに、原子力安全委員会、認めないでしょう。東電、認めないでしょう。政府も認めないでしょう。これはね、再臨界はしてたんです。つい最近まで。これはもう事実です。プロがほんのちょっと原子炉の物理とか知ってる人間であれば、だれでもわかること。それがまず1つ、うそね。

で、さっき言った、例えば0.24マイクロシーベルトパーアワーというのは安全だとかっつってるのもうそ。うそです。

それが僕は今日、皆さんに伝えたかったことです。で、高知は結構離れてるんでいいんですけど、ドイツの気象局が出してる放射線の、放射能の分布予測、スピーゲルっていうんですか、わかんないですけど、それを見て、北東の風が日本を全体を流れてくるときは、絶対に子供を雨に当てないでください。あと、女の人、これから子供をまだ産む人は出さないでください。それは、おんちゃんらはいいですよ。おれとかも含めて。

何でかっていうと、セシウムの137番というのがあります、今度。それの放射能が半分になるのが30年かかるんです。で、何が危ないかっていうと、セシウムの137番というのは筋肉にたまりやすいんです。男の人は比較的筋量が多いんで、筋肉に薄く、体の中に取り入れたとしても薄く広がっていきます。だけど、女の人は乳腺と、あと子宮、どうしても筋肉がないんで、そういった器官に濃縮しやすいです。そうするとやっぱり乳がんの発生率とかがちょっと上がってしまう可能性があるので、そんなことは知ってれば防げることなんで、で、どうしても外に出なきゃなんないときは、布マスクの中にガーゼ入ってるじゃないですか。それをぬらして、で、マスクして外に出る。

あと、ヨウ素が出てる限りは、ヨウ素はやっぱり昆布とか海草類にヨードとしてたまるので、そのヨウ素なんです。で、髪の毛から吸収されやすいです、人間は。だから、帽子をかぶって、直接雨に触れないようにするっていうのが1つ防げる方法です。

全然そんなことだれも言わないですよね。政府も。だけども、これだけは僕は言いたかったんで、今日、ナカムラから来てみました。

転載元:http://torajiyama.blog.fc2.com/blog-entry-428.html


311メルトダウンで放出された放射能は8トン、うち9割が太平洋に。日本を汚染したのは800キロ前後

2012-03-27 19:50:40 | 放射能汚染

〔東海アマ管理人氏〕 ★★★ 4号機倒壊を警告(まとめ) /「四号機だけは、事故直後にコンクリートで固めねばならなかった……」

  → http://twitter.com/#!/tokaiama

 # 私の予感では、四号機倒壊における急性放射線障害致死は数百万人、晩発性障害致死が数千万人。日本人の半分は死ぬだろう(12時間前)

 # 何度も書いてるが311メルトダウンで放出された放射能は8トン、うち9割が太平洋に。日本を汚染したのは800キロ前後、四号機から放出されるのは数十トン以上、大半が国内を汚染するだろう。理由はセシウムのガス温度が低いこと。高空に上がらず地表を舐めるように進むはず(同)

 # 四号機の核燃料が一年経過とすれば、大半がセシウム137とストロンチウム90、ウラン、プルトニウムなどだ。ヨウ素は少ない。崩壊熱は千度前後だが冷やさねば上昇する。1200度でジルコニウムが酸化劣化、強度を失い崩壊し内部の高圧セシウムガスが爆発的に放出される (同)

 # 何度も書いてるが311メルトダウンで放出された放射能は8トン、うち9割が太平洋に。日本を汚染したのは800キロ前後、四号機から放出されるのは数十トン以上、大半が国内を汚染するだろう。理由はセシウムのガス温度が低いこと。高空に上がらず地表を舐めるように進むはず(同)

 # 四号機には使用済み核燃料200トン以上、被覆管燃料集合体だが崩壊熱が千度以上、セシウムは671度で気化、高圧ガスになってる。冷やさないと被覆管が熱で強度を失いボロボロになってひび割れガスを放出する。余震で倒壊した瞬時に大放出が起きる 人類未曾有の真の恐怖がやってくる (13時間前)

 # 四号機は空中に200トン以上の核燃料が不安定な状態で存在してる。水で冷やさねば数時間で崩壊しガス化してるセシウムが環境に大放出する。規模は311の数百倍だ。セシウムプルームが低くたなびき数百万人を急性放射線障害で殺戮し数千万人が晩発性障害で死亡するだろう 大余震は目前だ (同)

 # 四号機だけは、事故直後にコンクリートで固めねばならなかった。それをやればフクイチは永久封鎖になる。事故を少しでも小さく思いたがったこと核燃料への未練が愚かな判断を招いた。この結果、目の前に来ている次の巨大地震で数千万人が死亡するかもしれない (同)

転載元:http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2012/03/post-1ab3.html


いわき市川前で4.48マイクロシーベルト、昨年6月より上昇

2012-03-27 19:43:44 | 放射能汚染

いわき川前で最大4.48マイクロシーベルト 前回より上昇

 県などは26日、いわき市川前、二本松市、相馬市で昨年行った自動車走行による放射線量調査の結果を発表した。いわき市川前の調査では最大値が同市川前町下桶売荻付近の毎時4.48マイクロシーベルトとなり、前回(6月・最大値同3.08マイクロシーベルト)よりも上昇した。 
 県は測定値の上昇について、「秋になり、落ち葉が堆積して水がたまるなどしたことが要因と推測される」と分析。県は再調査を含め、今後の対応についていわき市と協議する方針。県によると、最大値を観測した場所は山間部で、周囲に人家はないという。県などは昨年11月15日に同市川前地区で車両3台を走らせながら、地面から高さ1メートル地点の空間線量を測定した。最小値は川前町下桶売大平付近の毎時0.09マイクロシーベルト。
 二本松市の調査は昨年12月6~8日の3日間、杉田、岳下、二本松、石井、小浜、上川崎、下川崎、針道の各地区で実施。最大値は山林に隣接する同市坊主滝の毎時2.55マイクロシーベルトで、前回調査(7月)の最大値毎時3.52マイクロシーベルトを下回った。
(2012年3月27日 福島民友ニュース)
http://www.minyu-net.com/news/news/0327/news9.html