ベラルーシの部屋ブログ

東欧の国ベラルーシでボランティアを行っているチロ基金の活動や、現地からの情報を日本語で紹介しています

チロ基金の活動「ビタペクト&『放射能と栄養』無料配布・SOS子ども村 第196回」

2016-07-25 |  ビタペクト配布活動
 7月25日にビタペクト3と「チェルノブイリ:放射能と栄養」のコピー無料配布運動として、SOS子ども村への第196回目の配布を実施いたしましたので、ご報告いたします。
 今回はビタペクト3を5個、そして「チェルノブイリ:放射能と栄養」のコピーを2部渡しました。
 これで今までに配布したビタペクト2、ビタペクトT、ビタペクト3の合計は2437個、セルロースの合計は82個、「チェルノブイリ:放射能と栄養」のコピーは2139部となりました。
 今回で通算212回目の配布となりました。
 延べ人数ですが、2437人の子どもにビタペクトを、約73人の子どもにセルロースを、2139家族に「放射能と栄養」のコピーを配布したことになります。

(これまでのビタペクト配布運動について、詳細はこちらをご覧ください。)

http://belapakoi.s1.xrea.com/chiro/katudou/bitapekt/index.html


http://blog.goo.ne.jp/nbjc/c/e1e67d76a4796f3c95377bb7bdabd215


(またこの活動報告を読むにあたり、「チロ基金の活動『ビタペクト2無料配布』について追加のご説明」も併せてご覧ください。)

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/67c3b73ea2f30e880c3d4eb8bedded13


(ビタペクト2とビタペクトTについてはこちらをご覧ください。)

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/5cab63b65562dd2f64a820a7e4298a0b


(ビタペクト3についてはこちらをご覧ください。)

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/922c333857741c5448f66d4fe00b25e1


(「チェルノブイリ:放射能と栄養」について詳細はこちらをご覧ください。)

http://belapakoi.s1.xrea.com/chiro/katudou/chel/index.html



(SOS子ども村についてはこちらをご覧ください。)

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/bb1fb7afb4cac464789e2684181e7d42


(WBCによる測定、ビタペクトを開発、製造、販売しているベルラド放射能安全研究所の公式サイトはこちらです。)

http://www.belrad-institute.org/


(ベルラド研究所について日本語でご紹介している記事はこちらです。)

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/c382ef7eca8660531e895c8a646e7f2a


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%A9%E3%83%89%E6%94%BE%E5%B0%84%E8%83%BD%E5%AE%89%E5%85%A8%E7%A0%94%E7%A9%B6%E6%89%80


 チロ基金は以前ビタペクトに代わり、ペクチン入りセルロースを配ったことがあります。セルロースについてはこちらです。

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/43f810eddd1efc451f5171ef3cd35a7a


 今回はミンスク市(チェルノブイリ原発から約350キロ)から2家族が保養に来ていました。

(家族A)

 お母さんが3人実子と4人の親戚の子どもを引率していました。この家族には3個のビタペクト3を渡しました。
 今回の測定結果は以下のとおりです。○印の子どもにビタペクト3を1個ずつ渡しています。

母親(チェルノブイリ事故発生時2歳)19ベクレル
長女 (8歳)20ベクレル ○
次女 (8歳)21ベクレル ○
三女 (4歳)26ベクレル ○
男子(12歳)18ベクレル
男子(11歳)14ベクレル 
女子 (9歳)13ベクレル
男子 (7歳)18ベクレル

 このうち9歳の女の子はミンスクではなくゴメリ(チェルノブイリ原発から約140キロ)在住です。 

 お母さんに子ども達の健康状態についてお話を伺いました。
 長女は骨髄腫です。他の子供たちは比較的健康。
 5年前に長女が白血病にかかっていることが分かり、入院。治療が始まりました。投薬を続けた結果、現在は退院し、普通に生活を送っていますが、薬は手放せないうえ、骨がもろくなって(骨の中のカルシウムがどんどん溶けてしまうと言う症状が出ます。)骨折を起こしやすいので、常にカルシウム剤を飲み続けているそうです。
 治療用の薬、カルシウム剤、ともにベラルーシでは高価で、家計の負担になっているが、仕方がないとお母さんは話していました。
 難病患者に対する手当をもらっているそうですが、とても足りないということでした。
 いつまた重症化するか分からないと医者からは言われています。

 今回は保養に来ていませんが、お父さんはチェルノブイリ原発に近いゴメリ州の村の出身。事故が起きた後、ゴメリ州のべトカ(チェルノブイリ原発から約150キロ)に強制移住となりました。その後さらにミンスクへ移住。
 その後お母さんとミンスクで出会って結婚。子ども達はみんなミンスク生まれのミンスク育ちだそうです。
 お母さんはゴメリ在住の親戚の女の子のほうが内部被爆が少なかったことに驚いていましたが、大きな差があるわけではありません。
 チェルノブイリ原発から近いかどうかなんて今や関係なくなっているのが実情です。

 
(家族B)

 お母さんが3人の実子と3人の親戚の子どもを引率していました。この家族には2個のビタペクト3を渡しました。
 今回の測定結果は以下のとおりです。○印の子どもにビタペクト3を1個ずつ渡しています。

長女 (8歳)15ベクレル
男子(14歳)19ベクレル
男子(12歳)20ベクレル ○
女子 (6歳)23ベクレル ○

 このお母さんには5歳の長男と生後6ヶ月の次男がいます。
 しかし長男は小児麻痺で座ることができず、WBCの測定が受けられませんでした。次男もまだお座りができないため、お母さんはSOS子ども村で2人の子どもと留守番。測定を受けていません。
 14歳と12歳の男の子はモズィリ(チェルノブイリ原発から約90キロ)在住です。

 長男は生後半年の定期健診で発達の遅れが見つかり、小児麻痺と診断されました。
 座れないのでベビーカーに乗っていますが、特別なベビーカーが必要で、それは国から無償で支給されるものの、申請手続きがお役所仕事で、たらい回しにされ、2年後ようやくもらえました。
 しかし部品があちこち抜けたりする不良品で、親が自分で修理したり改造したりしたそうです。
 5年後に車椅子がもらえるらしいのですが、座れるぐらいにまでよくなってほしいと願っていました。
 
 この家族のお父さんもかつてチェルノブイリ原発から約110キロの地点にある汚染地域の村に住んでいました。事故後強制移住で、親戚はばらばらに。お父さんの家族はミンスクに移住して、その後はずっとミンスクで暮らしているそうです。
 
 どちらの家族の場合も父親が幼少期に被爆していると思われますが、事故後およそ20年や25年経過して生まれた子どもに障害や骨髄腫などの難病があることと、因果関係があるのかないのか分かりません。
 分かりませんが、このブログに記しておきます。
 
 今回も子どもたちに折り紙、折り鶴、折り鶴の作り方(千羽鶴プロジェクト)、日本語で子どもの名前を書いた絵葉書、お母さんたちには着物で作った巾着袋をプレゼントしました。  
 画像は記念撮影した様子です。(家族Bの長男は写っていません。また保養とは関係のない子どもが1人写っています。)

 最後になりましたが、ビタペクト3の購入費、そして「放射能と栄養」をコピーするために必要な経費を寄付してくださった方々、折り紙や絵葉書など子どもたちへのプレゼントを寄贈してくださった方、また日本ユーラシア協会大阪府連主催のバザーなどでSOS子ども村への交通費を捻出してくださった多くの日本人の皆様に深くお礼申し上げます。
 ベラルーシの子どもたちもお母さんたちもSOS子ども村の職員の方々も皆様に大変感謝しております。本当にありがとうございました。


ユーラシアバザーのご報告

2016-07-14 | チロ基金
 先日お知らせしました日本ユーラシア協会大阪府連主催の『2016年夏のユーラシアバザール』についてご報告です。

 今回は新美南吉ロシア語訳童話集「ごんぎつね」を初めて出品したのですが、今回出品した部数はおかげさまで完売しました!
 うれしいです!
 ロシア語を勉強している日本人の方や、お子さんのいるロシア人家族へのプレゼントとしてお買い上げくださった方が多かったそうです。
 日本ユーラシア協会大阪府連のご厚意により12月のバザーでも「ごんぎつね」を販売することになりました。

 バザールにお越しくださった皆様、そしてベラルーシの商品をお買い上げくださった皆様、本当にありがとうございました! 厚くお礼申し上げます。
 日本人の皆様がベラルーシの商品を通し、ベラルーシの文化に触れていただき、また興味を持ってくださったら、本当にうれしいです。(^^)
 チロ基金のような小さな基金にとっては、バザーの売上金はとても大切な活動資金となります。
 売上金は今後の基金の活動のため、有効に活用させていただきます。
(チロ基金の活動について詳しくはこちらをご覧下さい。)

 日本ユーラシア協会大阪府連の皆様、「Vesna!」のスタッフの皆様、毎回裏方で大変なご苦労があると思います。
 スタッフの方々やお買い上げくださった方々のおかげで、チロ基金の活動が継続できていること、いつも痛感しています。本当にご苦労様でした。ベラルーシという日本ではあまり知られていない国のことを日本でご紹介してくださる、このような機会に毎回お誘いくださり、本当に嬉しく思っています。

 
 ご協力くださった皆様に、深く感謝申し上げます。次回のバザールでも再びお世話になると思いますが、チロ基金をどうぞよろしくお願いいたします。

 会場の中で広いスペースを用意してくださっただけではなく、ベラルーシ商品のPRをしてくださった日本ユーラシア協会大阪府連の方々にお礼申し上げます。
 それではまた次回のバザーをお楽しみに・・・(^^)


ベラルーシは自然災害が少ない国なんですが

2016-07-13 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
 日本と比べるとベラルーシは自然災害の少ない国です。
 地震、津波、山崩れ、台風、火山の噴火・・・などは起こりません。
 
 ベラルーシで発生する被害が出る自然災害は、竜巻、落雷、冠水、それと春先つららが運悪く落下してきて人に当たる・・・というものです。
 最近の地球温暖化が原因なのかはっきりしませんが、以前と比べて自然災害が起こる頻度が増えています。

 竜巻と言っても、アメリカなどと比べると規模が小さいですし、頻度も少なく被害も大きいわけではありません。
 しかし7月11日から13日にかけてベラルーシの各地で竜巻が発生しました。(怪我人は出ましたが、死者は出ていません。)

 ミンスク国際空港では留めてあった旅客機同士がぶつかり合うなどの被害が出ました。 

 また大雨による冠水がミンスクの中心部(土地が低い場所)で起こりました。

 ミンスクは夏場、夕立がゲリラ豪雨になることがあり、そのため街中で水害が起こることがあります。
 もともと日本のような水害が起きる地域ではないため、ベラルーシの都市は雨水管や排水溝が日本のように発達していません。
 そのため、大雨が短時間に降ると排水がうまくいかず、河川から離れた場所でも道路上にあふれ出す・・・ということになります。

 最近はゲリラ豪雨が起こる頻度が増えているのですが、排水溝を新たに増やすなどの対策をしていないので、時間と場所によってはミンスク市内でも腰の位置まで冠水してしまうことがあります。

 落雷に関して言えば、平坦な土地がほとんどなので、例えば周囲に何もない野原の真ん中にいると、落雷する可能性が高くなります。

 ベラルーシの家屋や建物は冬の寒さに耐えられるように、丈夫に造られているので、自然災害に遭遇しそうなときはとにかく屋内にいるようにしましょう。

 

リオ五輪の開会式のベラルーシ選手団の旗手は射撃のマルティノフ選手に決定

2016-07-12 | ベラルーシ文化
 来月始まるリオデジャネイロでのオリンピック。
 開会式、ベラルーシ選手団の旗手を務めるのは前回のロンドンオリンピックの金メダリスト、射撃のマルティノフ選手が選ばれました!
 今回もメダルの期待が高まるマルティノフ選手。がんばれー!
 残念ながらベラルーシの重量挙げの選手がドーピング疑惑で出場できなくなるという、暗いニュースもありますが、その他の競技でのベラルーシ選手の活躍を応援しましょう!

 アーチェリー選手のS夫ですが、ベラルーシのオリンピック(パラリンピック)委員会が事実上、パラリンピックにベラルーシからアーチェリー選手を送らないことに(今のところ)しているので、出場できません。
 しかし、健常者と同じ条件で試合に参加して、国内トップ選手になれば、オリンピックに出られます。
 ・・・と言うことで、S夫も健常者に混じって試合に参加しているのですが、なかなかオリンピックへの道は険しいですよ。
 (最下位であってもオリンピックに出場した、というだけで、全ての国の選手を尊敬するわ・・・)

 でも、アーチェリーは年を取ってもできるスポーツなので、気長にS夫には練習を続けてほしいです。
(今は射撃チームの応援をしよう。)

 
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 追記です。
 このニュースをS夫に話しつつ「マルティノフ選手、またメダル取るかなあー。」などと言ったところ、S夫は「・・・。」の反応。
 そして、携帯からマルティノフ選手に電話・・・
 会話の後、S夫が私に言うには
「マルティノフは今回はトレーナーとして、リオに行く。」
 ええ? 選手じゃないけど旗手をするの? てっきり「旗手イコール選手」と思い込んでいた私はびっくり。
 ・・・と言うわけで、マルティノフ選手は今回は出場しません。
 しかし、引退したわけではないそうで、4年後再びオリンピックに出場するかもしれません。

 
 
  

レッドホットチリペッパーズがミンスクの空港で・・・

2016-07-10 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
 アメリカのロックバンド、「レッドホットチリペッパーズ」がウクライナでのロックフェス参加の後、ロシアでのライブ参加のため飛行機で移動中、ベラルーシで乗り換えをすることになった。ミンスク国際空港に降り立ったバンドメンバーをミンスク空港の税関職員は別室に招き、
「これにサインしてください。」
となぜかアメリカのヘビーメタルバンド「メタリカ」のCDやメタリカのメンバーが写っている写真を取り出した。
 
 レッドホットチリペッパーズのメンバーが「我々はメタリカではない。」といくら説明しても、ベラルーシの税関職員は聞き入れず、
「いーから、サインして!!!」
とお願いを繰り返したので、仕方なくレッドホットチリペッパーズのメンバーはメタリカのCDジャケットや写真にサインした・・・

 その様子をメンバーは撮影し、さらにその画像をレッドホットチリペッパーズのベーシスト、フリーが自分のインスタグラムで公開したため、このニュースが全世界を駆け巡ることに・・・!

 そのインスタグラムはこちら

 画像に写っている机やいすやソファーの感じが、いかにもベラルーシの家具デザイン! 
 その中でサインをさせられているレッドホットチリペッパーズのメンバー・・・

 外国人「ベラルーシ人、こえー」
 ベラルーシ人「ベラルーシの税関が子どもっぽくてすみません。」
 ベラルーシ人「気にしないで! ベラルーシはレッドホットチリペッパーズを愛しているから!」
・・・などのコメントが寄せられ、この記事についても(私が今見た時点で)1万7千以上の「いいね!」がつき、ベラルーシのマスコミも取り上げました。

 ベラルーシへ来られる予定の日本人の皆様へ。
 もしかするとあなたも「あなたはあの有名な○○さんですよね! サインして!」とベラルーシの関税で頼まれるかもしれません。
 「いえ、人違いです。」と言っても、たぶん税関職員は聞き入れてくれないでしょう。レッドホットチリペッパーズのメンバーの心の広さを見習い、笑顔でサインに応じましょう。
 何と言っても、They had the power ですから。(レッドホットチリペッパーズでも勝てません。)
 
 

チロ基金の活動「ビタペクト&『放射能と栄養』無料配布・SOS子ども村 第195回」

2016-07-04 |  ビタペクト配布活動
7月4日にビタペクト3と「チェルノブイリ:放射能と栄養」のコピー無料配布運動として、SOS子ども村への第195回目の配布を実施いたしましたので、ご報告いたします。
 今回はビタペクト3を14個、そして「チェルノブイリ:放射能と栄養」のコピーを2部渡しました。
 これで今までに配布したビタペクト2、ビタペクトT、ビタペクト3の合計は2432個、セルロースの合計は82個、「チェルノブイリ:放射能と栄養」のコピーは2137部となりました。
 今回で通算211回目の配布となりました。
 延べ人数ですが、2432人の子どもにビタペクトを、約73人の子どもにセルロースを、2137家族に「放射能と栄養」のコピーを配布したことになります。

(これまでのビタペクト配布運動について、詳細はこちらをご覧ください。)

http://belapakoi.s1.xrea.com/chiro/katudou/bitapekt/index.html


http://blog.goo.ne.jp/nbjc/c/e1e67d76a4796f3c95377bb7bdabd215


(またこの活動報告を読むにあたり、「チロ基金の活動『ビタペクト2無料配布』について追加のご説明」も併せてご覧ください。)

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/67c3b73ea2f30e880c3d4eb8bedded13


(ビタペクト2とビタペクトTについてはこちらをご覧ください。)

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/5cab63b65562dd2f64a820a7e4298a0b


(ビタペクト3についてはこちらをご覧ください。)

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/922c333857741c5448f66d4fe00b25e1


(「チェルノブイリ:放射能と栄養」について詳細はこちらをご覧ください。)

http://belapakoi.s1.xrea.com/chiro/katudou/chel/index.html



(SOS子ども村についてはこちらをご覧ください。)

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/bb1fb7afb4cac464789e2684181e7d42


(WBCによる測定、ビタペクトを開発、製造、販売しているベルラド放射能安全研究所の公式サイトはこちらです。)

http://www.belrad-institute.org/


(ベルラド研究所について日本語でご紹介している記事はこちらです。)

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/c382ef7eca8660531e895c8a646e7f2a


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%A9%E3%83%89%E6%94%BE%E5%B0%84%E8%83%BD%E5%AE%89%E5%85%A8%E7%A0%94%E7%A9%B6%E6%89%80


 チロ基金は以前ビタペクトに代わり、ペクチン入りセルロースを配ったことがあります。セルロースについてはこちらです。

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/43f810eddd1efc451f5171ef3cd35a7a


 今回はミンスク市(チェルノブイリ原発から約350キロ)から1家族が自分の子ども11人と親戚の子ども3人を引率していました。

 この一家は2014年にもSOS子ども村に滞在しています。そのときの様子はこちらをご覧ください。

チロ基金の活動「ビタペクト&『放射能と栄養』無料配布・SOS子ども村 第164回」

 前回の測定結果と今回の測定結果は以下のとおりです。○印の子どもにビタペクト3を1個ずつ渡しています。

父親(チェルノブイリ事故発生時11歳)10ベクレル → 13ベクレル
母親(チェルノブイリ事故発生時15歳)14ベクレル → 17ベクレル
長女(17歳)18ベクレル → 25ベクレル ○
次女(16歳)11ベクレル → 21ベクレル ○
長男(15歳)23ベクレル ○ → 30ベクレル ○ 
次男(14歳)30ベクレル ○ → 19ベクレル ○
三男(13歳)40ベクレル ○ → 27ベクレル ○
三女(12歳)24ベクレル ○ → 24ベクレル ○
四男(10歳)16ベクレル → 29ベクレル ○
五男 (8歳)19ベクレル → 22ベクレル ○ 
六男 (7歳)41ベクレル ○ → 30ベクレル ○
四女 (5歳)33ベクレル ○ → 33ベクレル ○
五女 (3歳) 0ベクレル → 26ベクレル ○ 
姪  (9歳)28ベクレル ○ → 29ベクレル ○
姪 (14歳)20ベクレル ○
姪 (14歳)19ベクレル ○

 9歳の姪はソリゴルスク(チェルノブイリ原発から約230キロ)で、14歳の姪2人はスルーツク(チェルノブイリ原発から約250キロ)で暮らしています。

 前回より数値が減った子どももいますが、全体的に増えてしまい、がっかりするご両親。
 牛乳や肉類は全てミンスク市内のスーパーや市場で購入しているとのこと。
 野菜はスルーツクに住んでいる親戚の畑からもらっています。
 スルーツクに住んでいる姪2人は自分の家で飼っている乳牛の牛乳をいつも飲んでいますが、定期的に検査しているそうです。
 親戚の畑の野菜はだいぶ前に検査をしたら、問題なかったとのことで、それ以降は検査をしていません。スルーツク自体が汚染地域に指定されたことがありません。
 ベリー類は検査済みのものしか食べないようにしているしお肉は必ずゆでてした処理したもの、きのこは室内栽培されているマッシュルームしか食べないそうです。

 ただティーンエイジャーの子どもはそうでもないものの、年少の子どもは牛乳と乳製品が大好きで、毎日かなりの量を摂取しているそうです。
 カルシウムは体にとって大事な栄養素だから、それはいいものの、被爆の原因は牛乳かも・・・と話をしました。
 店で販売されている(つまり検査済み)の牛乳であっても、基準値が1リットル100ベクレル(ベラルーシの基準値です。)では、このように子どもの内部被爆が進んでいくという例だと思います。
 (もっとも、この一家が食べている食品を逐一検査したわけではないので、断言できません。)

  子どもたちには折り紙や折り鶴のプレゼント、着物から作ったスマホケースをプレゼントしました。また日本の踊りも紹介しました。絵葉書には子どもたちの好きな言葉を日本語で書いて渡しました。(「愛」「朝」「友情」「飛行機」などなど。)

画像の説明ですが、私が比較のため2年前の測定結果が印刷された用紙を持って行ったら、子どもたち自身が寄ってきて、前と比べて数値が減ったのか増えたのか知りたがり、年長のお姉さんに一人一人読み上げてもらったところを撮影したものです。
 「やったー放射能減った。」「増えちゃった。」などと一喜一憂する子ども達。
 ベラルーシでよく見かける日常風景ではありませんが、ありえる一コマになっていることに気がつきました。
 日本ではない光景ですね・・・自分の内部被爆量を知っている子ども達。放射能に関心がある子ども達。
 でもやはり子どもであっても、被爆の有無を知らないより知っているほうがいいと感じました。

 最後になりましたが、ビタペクト3の購入費、そして「放射能と栄養」をコピーするために必要な経費を寄付してくださった方々、折り紙や絵葉書など子どもたちへのプレゼントを寄贈してくださった方、また日本ユーラシア協会大阪府連主催のバザーなどでSOS子ども村への交通費を捻出してくださった多くの日本人の皆様に深くお礼申し上げます。ベラルーシの子どもたちもお母さんたちもSOS子ども村の職員の方々も皆様に大変感謝しております。本当にありがとうございました。 
 

ベラルーシの新紙幣と新硬貨

2016-07-01 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
 昨年11月にも投稿しましたが、予定通り、今年7月1日ベラルーシでデノミが施行されました。

 今のところ混乱はありません。でも、6月30日と7月1日はカードでの支払いができなくなりました。

 商店などではすでに全ての商品が旧価格と新価格の両方で表示されています。
 慣れるまで時間がかかりそう・・・。ベラルーシ国内では一部すでに新貨幣で給与が支給されたようですが、大部分はこれから新紙幣で月給をもらい、今までもらっていてたんす貯金していた古い紙幣でせっせと買い物をする・・・状況になりそうです。

 これから旅行でベラルーシへ来る日本人の方、買い物の際に「ん? これっていくら?」になるかもしれません。
 7月1日から今年12月30日までは両方の価格が表示され、両方の紙幣(と硬貨)で支払いができます。
 しかし2016年12月31日からは新価格のみの表示に移行し、またこの日から旧紙幣での支払いはできなくなります。

 新紙幣と硬貨の画像はこちらのニュースサイトの画像を参考にしてください。
(紙幣の画像に見られる赤い文字は「見本」ですので、注意。)
 

中日新聞知多版で紹介されました!

2016-06-16 |  新美南吉
 6月16日付中日新聞知多版で新美南吉ロシア語訳童話集発行について記事になりました!
 南吉さんのふるさとで紹介されてとてもうれしいです。

ごん吉くんフェイスブックで紹介されました

2016-06-12 |  新美南吉
 新美南吉記念館の公式キャラごん吉くんのフェイスブックで新美南吉ロシア語訳童話集出版について紹介していただきました。
 リンク先はこちらです。6月12日付の投稿を見てください。
 ごん吉くんに褒められた(*^^*)そして応援されているので、これからもがんばります!


読売新聞名古屋圏版で紹介されました!

2016-06-11 |  新美南吉
 6月11日付読売新聞名古屋圏版で新美南吉ロシア語訳童話集が出版されたことがニュースになりました!
 名古屋にお住まいの方で読売新聞を購読されている方ぜひご覧ください。

 

新美南吉ロシア語訳童話集日本国内向けの販売開始について

2016-06-11 |  新美南吉
 お知らせしていた新美南吉ロシア語訳童話集「ごんぎつね」が少部数ですが、日本国内向けの販売を6月11日から開始します。1冊税込価格800円です。
 取り扱い店はヨーロッパ輸入雑貨店「Vesna!」で、店頭販売を始めます。
 
 定休日は毎週水曜日。営業時間は12時から午後7時までです。

 遠方のお住まいの方には、郵送も受け付けております。(ネット販売はいたしませんので、ご注意ください。)

 郵送料は冊数によって異なります。

 1冊あるいは2冊の場合の送料は300円。
 3冊あるいは4冊の場合は350円。
 5冊以上ご希望の方は、直接Vesna!へお電話(075-463-3566)していただくか、メールの場合はベラルーシのT(チロ基金代表辰巳雅子)のメールアドレスまでご連絡ください。
 折り返し詳細をお知らせいたします。


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 また7月に予定されているユーラシア協会大阪府連主催のバザーでも販売します。詳細は後日お知らせします。
 
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 新美南吉ロシア語訳童話集の売り上げは全額、チロ基金に還元され、新美南吉ベラルーシ語訳童話集発行のために使われます。ご協力よろしくお願いいたします。
 
 

岩滑小学校HPで紹介していただきました

2016-06-10 |  新美南吉
 半田市立岩滑小学校のHPで新美南吉ロシア語訳童話集について紹介していただきました。
 岩滑小学校のHPはこちらです。

 新美南吉は岩滑小学校の卒業生。一時期代用教員として働いていたこともあります。
 このような大先輩を持つ学校で学ぶ生徒さんがうらやましいですね。
 ロシア語は読めない(^^;)と思うのですが、(いや、将来ロシア語に興味を持つ人材が出てくるかも。)世界に広がっていく南吉童話を誇りに思ってほしいですね。
 
 
 

日本文化情報センターの活動 墨絵・書道体験会 第3回  (4)

2016-05-29 | 日本文化情報センター
 当日はミンスク市内にある絵画教室の絵の先生も見学に来て、意見交換をしたり、大変充実した会となりました。
 完成した絵を前に参加者はみな笑顔でした。

 リタ先生ありがとうございます!
 
 そして半紙や墨汁など必要なものを用意してくださったチロ基金支援者の皆様、本当にありがとうございます。

 今回参加希望者が多くて道具が足りるか気をもんでいたのですが何とか実施することができました。
 これも日本人支援者の皆様のおかげです。本当にありがとうございました。
 また来年もこの体験会を続けていきたいです。



日本文化情報センターの活動 墨絵・書道体験会 第3回  (3)

2016-05-29 | 日本文化情報センター
 みんな真剣に筆を握って描いています。
 モチーフはお花や木が多かったのですが、みなさんこれをきっかけに、自分が好きな題材で墨絵を描いてみることに挑戦してほしいですね。

 

日本文化情報センターの活動 墨絵・書道体験会 第3回  (2)

2016-05-29 | 日本文化情報センター
 まずはリタ先生のお手本をじっくり見て、描きかたを勉強します。

 前回の墨絵体験会に参加した人は2人だけでほとんどが初めてという参加者。
 基本中の基本から教えてもらいます。