ベラルーシの部屋ブログ

東欧の国ベラルーシでボランティアを行っているチロ基金の活動や、現地からの情報を日本語で紹介しています

チロ基金の活動「ビタペクト&『放射能と栄養』無料配布・SOS子ども村 第206回」

2017-02-24 |  ビタペクト配布活動
 2月24日にビタペクト3と「チェルノブイリ:放射能と栄養」のコピー無料配布運動として、SOS子ども村への第206目の配布を実施いたしましたので、ご報告いたします。
 今回はセルロースを12個を2部渡しました。
 これで今までに配布したビタペクト2、ビタペクトT、ビタペクト3の合計は2508個、セルロースの合計は85個、「チェルノブイリ:放射能と栄養」のコピーは2158部となりました。
 今回で通算222回目の配布となりました。
 延べ人数ですが、2508人の子どもにビタペクトを、約76人の子どもにセルロースを、2158家族に「放射能と栄養」のコピーを配布したことになります。

(これまでのビタペクト配布運動について、詳細はこちらをご覧ください。)

http://belapakoi.s1.xrea.com/chiro/katudou/bitapekt/index.html


http://blog.goo.ne.jp/nbjc/c/e1e67d76a4796f3c95377bb7bdabd215


(またこの活動報告を読むにあたり、「チロ基金の活動『ビタペクト2無料配布』について追加のご説明」も併せてご覧ください。)

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/67c3b73ea2f30e880c3d4eb8bedded13


(ビタペクト2とビタペクトTについてはこちらをご覧ください。)

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/5cab63b65562dd2f64a820a7e4298a0b


(ビタペクト3についてはこちらをご覧ください。)

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/922c333857741c5448f66d4fe00b25e1


(「チェルノブイリ:放射能と栄養」について詳細はこちらをご覧ください。)

http://belapakoi.s1.xrea.com/chiro/katudou/chel/index.html



(SOS子ども村についてはこちらをご覧ください。)

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/bb1fb7afb4cac464789e2684181e7d42


(WBCによる測定、ビタペクトを開発、製造、販売しているベルラド放射能安全研究所の公式サイトはこちらです。)

http://www.belrad-institute.org/


(ベルラド研究所について日本語でご紹介している記事はこちらです。)

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/c382ef7eca8660531e895c8a646e7f2a


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%A9%E3%83%89%E6%94%BE%E5%B0%84%E8%83%BD%E5%AE%89%E5%85%A8%E7%A0%94%E7%A9%B6%E6%89%80


 チロ基金は以前ビタペクトに代わり、ペクチン入りセルロースを配ったことがあります。セルロースについてはこちらです。

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/43f810eddd1efc451f5171ef3cd35a7a


 今回はグロドノ(チェルノブイリ原発から約400キロ)から家庭タイプ型孤児院の家族がSOS子ども村に保養滞在していました。
 ご両親が13人の養子と1人の知人の子どもを引率していました。家庭タイプの孤児院とベラルーシで言われる家族です。この家族には12個のセルロースを渡しました。
 この家族は2008年、2011年、2012年、2014年、2016年にも保養に来たことがあります。
 
2008年の保養滞在のようすはこちらをご覧ください。
チロ基金の活動「ビタペクト2&『放射能と栄養』無料配布・SOS子ども村 第81回」(家族B)

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/6c2428b23895a02787fe67d908faf93a


 2011年の保養滞在のようすはこちらをご覧ください。
 チロ基金の活動「ビタペクト2&『放射能と栄養』無料配布・SOS子ども村 第125回」(家族A)

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/f3ca7b747528f104915448e904e47992


 2012年の保養滞在のようすはこちらをご覧ください。
チロ基金の活動「ビタペクト&『放射能と栄養』無料配布・SOS子ども村 第142回」(家族A)

 2014年の保養滞在のようすはこちらをご覧ください。
チロ基金の活動「ビタペクト&『放射能と栄養』無料配布・SOS子ども村 第169回」(家族A)

 2016年の保養滞在のようすこちらをご覧ください。
チロ基金の活動「ビタペクト&『放射能と栄養』無料配布・SOS子ども村 第188回」(家族A)
 以前の測定結果と今回の結果はこのとおりです。

 2008年、2011年、2012年、2014年、2016年、今回の結果を順番に表記してあります。
 ○印の子どもにビタペクトT(2008年はビタペクト2)を、▽の印の子どもに1個ずつセルロースを渡しました。
 
母親(事故発生時16歳)19ベクレル → 6ベクレル → 10ベクレル → 12ベクレル → 3ベクレル → 11ベクレル

父親(事故発生時3歳)(2017年初測定)7ベクレル

男子(17歳) 7ベクレル → 29ベクレル ○ → 0ベクレル → 0ベクレル → 4ベクレル → 15ベクレル

女子(17歳)(2017年初測定)23ベクレル ○

女子(16歳) 7ベクレル → 12ベクレル → 25ベクレル ○ → 22ベクレル ○ → 29ベクレル ▽ → 30ベクレル ○

女子(15歳)(2014年初測定) 0ベクレル → 19ベクレル → 38ベクレル ○

男子(15歳)40ベクレル ○ → 28ベクレル ○ → 26ベクレル ○ → 26ベクレル ○ → 5ベクレル → 19ベクレル ○

男子(15歳)54ベクレル ○ → 30ベクレル ○ → 22ベクレル ○ → 27ベクレル ○ → 5ベクレル → 28ベクレル ○

女子(15歳)(2011年初測定)33ベクレル ○ → 30ベクレル ○ → 0ベクレル → 4ベクレル → 33ベクレル ○ 

男子(11歳)(2014年初測定)22ベクレル ○ → 24ベクレル ▽ → 29ベクレル ○

男子(11歳)(2016年初測定)28ベクレル ▽ → 42ベクレル ○

男子(10歳)(2017年初測定)23ベクレル ○

男子 (9歳)(2011年初測定)30ベクレル ○ → 21ベクレル → 25ベクレル ○ → 33ベクレル ▽ → 36ベクレル ○

男子 (5歳)(2016年初測定)29ベクレル ▽ → 22ベクレル ○

女子 (4歳)(2016年初測定)18ベクレル ▽ → 34ベクレル ○

女子 (7歳)(2017年初測定)24ベクレル ○

 15歳の男の子2人は双子です。5歳の男の子と4歳の女の子は兄妹です。7歳の女の子は知人の子どもですが、経済的に困窮している家庭の子どもで、頼まれて引率したそうです。
 この家族にはまた新しい養子が3人増えていました。
 17歳の女の子は最近養子に入ったようなのですが、いわゆる養護学校に通っているそうです。複雑な事情があって、この家族とともに暮らすようになったようです。
 17歳の男の子は1年前に急にアレルゲン不明のアレルギーにかかりました。全身に湿疹ができるので、病院へ行き、原因を調べたのですが、分からないと医者に言われたそうです。両親は
「花粉症だ。」
というのですが、涙が出たり、といった典型的な花粉症の症状はないそうです。
 さらには
ボルシチェビークのせいかもしれない。」
とお母さんが言うので、
「どこかで触ったんですか?」
と質問したら、
「分からない。」
と言う返事。本人も何も言わないし、でも17歳なんだから、ボルシチェビークに触ったかどうかぐらい分かると思うんですが・・・
 とにかく原因を知りたいので、ミンスクの専門病院に行って診察してもらうと、お父さんは話していました。 

 画像は記念撮影したものです。お昼寝中の小さい子どもは写っていません。
 今回も子どもたちに折り紙、折り鶴、文房具、お守りなどをプレゼントしました。
 最後になりましたが、ビタペクト3の購入費、そして「放射能と栄養」をコピーするために必要な経費を寄付してくださった方々、折り紙など子どもたちへのプレゼントを寄贈してくださった方、また日本ユーラシア協会大阪府連主催のバザーなどでSOS子ども村への交通費を捻出してくださった多くの日本人の皆様に深くお礼申し上げます。
 多くの方々に支えられて、この活動が続いています。
 ベラルーシの子どもたちもお母さんたちもSOS子ども村の職員の方々も皆様に大変感謝しております。本当にありがとうございました。
 

チロ基金の活動「戦争と平和の絵本と子どもたちの絵」

2017-02-16 | チロ基金
 新しい活動報告をいたします。昨年広島県にお住まいのS様から2冊の日本の絵本「おりづるの旅 さだこの祈りをのせて」(うみのしほ・作 狩野富貴子・絵 PHP研究所・出版)と「ピンク色の雲-おばあちゃんのヒロシマ」(宇留賀佳代子・作 稲田善樹・絵 てらいんく・出版)のロシア語版を日本文化情報センターに寄贈していただきました。どちらも広島の原爆がテーマです。

 せっかくロシア語に翻訳されていてすぐにベラルーシ人の子どもでも理解できるわけですから、感想文をこちらから広島へ返礼としてお送りしようと思ったのですが、もっと分かりやすく本を読んだ感想や受けた印象などを絵に描いてもらおうという企画が立ち上がりました。

 協力してくれたのはミンスク市内にあるハーモニー絵画教室のエレーナ・ブラト先生です。
 この絵画教室は公立の施設で小中学生に美術や手工芸、スポーツなどを教えているスベートチ青少年センターの中にある絵画教室です。約30名の子どもが週に2回絵画を習っています。
 エレーナ先生がこの企画に賛同してくださり、まず2冊の絵本を低学年の子どもには読み聞かせ、また高学年の子どもは自分で読み返し、自分たちが感じたことを自由に絵で表現してもらいました。
 集まった作品はまとめて郵送し、現在無事広島に届いています。S様がそれぞれ配布元または作者に全て渡してくださるとのことなので、広島や東京で展覧会などに出展させてもらえれば、より多くの人に見てもらえると思います。

 今回郵送費をチロ基金が支援しましたので、ここにご報告させていただきます。
 この2冊の絵本は日本文化情報センターで閲覧できるようになっていますので、今後も多くのベラルーシ人児童に読んでもらえると思います。
 
 原爆とか戦争と言っても、よく分からないという子どももたくさんいる時代になりましたが、
常に語り続けなくてはいけませんね・・・とエレーナ先生とお話しました。
 戦争とは何か、平和とは何か、一言では語りつくせませんが、絵本を読んだり、絵を描いたりするのも多くある平和教育の方法の一つではないかと思います。
 そんな中、このような機会をベラルーシの子どもたちに与えてくださった広島のS様、本当にありがとうございました。この2冊の絵本を読んだ子どもは人種を問わず、まじめに戦争と平和について考えると思います。
 

チロ基金の活動「ビタペクト&『放射能と栄養』無料配布・SOS子ども村 第205回」

2017-02-06 |  ビタペクト配布活動
2月6日にビタペクト3と「チェルノブイリ:放射能と栄養」のコピー無料配布運動として、SOS子ども村への第205目の配布を実施いたしましたので、ご報告いたします。
 今回はセルロースを13個、そして「チェルノブイリ:放射能と栄養」のコピーを2部渡しました。
 これで今までに配布したビタペクト2、ビタペクトT、ビタペクト3の合計は2496個、セルロースの合計は85個、「チェルノブイリ:放射能と栄養」のコピーは2158部となりました。
 今回で通算221回目の配布となりました。
 延べ人数ですが、2496人の子どもにビタペクトを、約76人の子どもにセルロースを、2158家族に「放射能と栄養」のコピーを配布したことになります。

(これまでのビタペクト配布運動について、詳細はこちらをご覧ください。)

http://belapakoi.s1.xrea.com/chiro/katudou/bitapekt/index.html


http://blog.goo.ne.jp/nbjc/c/e1e67d76a4796f3c95377bb7bdabd215


(またこの活動報告を読むにあたり、「チロ基金の活動『ビタペクト2無料配布』について追加のご説明」も併せてご覧ください。)

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/67c3b73ea2f30e880c3d4eb8bedded13


(ビタペクト2とビタペクトTについてはこちらをご覧ください。)

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/5cab63b65562dd2f64a820a7e4298a0b


(ビタペクト3についてはこちらをご覧ください。)

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/922c333857741c5448f66d4fe00b25e1


(「チェルノブイリ:放射能と栄養」について詳細はこちらをご覧ください。)

http://belapakoi.s1.xrea.com/chiro/katudou/chel/index.html



(SOS子ども村についてはこちらをご覧ください。)

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/bb1fb7afb4cac464789e2684181e7d42


(WBCによる測定、ビタペクトを開発、製造、販売しているベルラド放射能安全研究所の公式サイトはこちらです。)

http://www.belrad-institute.org/


(ベルラド研究所について日本語でご紹介している記事はこちらです。)

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/c382ef7eca8660531e895c8a646e7f2a


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%A9%E3%83%89%E6%94%BE%E5%B0%84%E8%83%BD%E5%AE%89%E5%85%A8%E7%A0%94%E7%A9%B6%E6%89%80


 チロ基金は以前ビタペクトに代わり、ペクチン入りセルロースを配ったことがあります。セルロースについてはこちらです。

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/43f810eddd1efc451f5171ef3cd35a7a


 家庭タイプ型孤児院の2家族がSOS子ども村に保養滞在していました。
 

(家族A)

 お母さんがゴメリ市(チェルノブイリ原発から約140キロ)の近くのテレシコビッチ村から、7人の子どもを引率していました
 この家族は2013年11月にも保養滞在していました。そのときの様子はこちらの過去ログをご覧ください。
チロ基金の活動「ビタペクト&『放射能と栄養』無料配布・SOS子ども村 第156回」 

 この家族には7個のビタペクト3を渡しました。
 それぞれの前回と今回の内部被爆測定結果はこのとおりです。○印の子どもにビタペクト3を1個ずつ渡しました。

母親(事故発生時25歳)11ベクレル → 13ベクレル 
女子(17歳) 42ベクレル ○ → 34ベクレル ○
女子(17歳) 33ベクレル ○ → 21ベクレル ○
女子(16歳) 26ベクレル ○ → 38ベクレル ○
男子(15歳) 30ベクレル ○ → 21ベクレル ○
男子(14歳) 39ベクレル ○ → 36ベクレル ○
男子(14歳)(今回初測定)37ベクレル ○
女子(13歳) 23ベクレル ○ → 39ベクレル ○

 21ベクレルだった17歳の女の子と16歳の女の子はアレルギー体質で、突然激しい咳をすることがあるそうです。
 医者は花粉症だと言ったので、自宅前の花壇の花を切ったところ、治ったとお母さんは言っていました
 ところがこの咳は冬でも起こると言うので、「それは花粉症ではないのでは・・・。」と私が言うと、単に埃のせいかもしれないとお母さんは考えているそうです。ただ
「SOS子ども村に来てからは、まったく咳が出ていない。ここは空気がきれいだからに違いない。」
とも話していましたので、結局何がアレルギー反応の原因になっているか分からないようです。

 お母さんは5年前心臓発作を起こしたと以前話していましたが、その後腸の病気になって倒れたので、救急車で運ばれ緊急手術をした結果、小腸の一部を除去したそうです。
 それが半年前で、後遺症のためずっと下痢が続いているのですが、医者の言うとおりにさまざまなサプリや薬を飲んでも全く改善せず、苦しんでいました。
 こんな状態でも、養子である子どもたちを育てているお母さん・・・
「おかげで7キロやせたわ。」
と笑っていましたが、話を聞いている私は大丈夫なのかしら?と本当に心配になりました。
 しかし医者でもないので、どうしたらいいのか分からないし、もっとちゃんとした医者に相談するほうがいいのではないか?と話しました。しかしこんな症状にビタペクトが効くかどうかもはっきり答えられなし、専門家ではないからまるでお役に立てません・・・。
 

(家族B)

 ゴメリ州べトカ(チェルノブイリ原発から約150キロ)から来た家族。お母さんが里子7人を引率していました。この家族には6個のビタペクト3を渡しました。

 この家族は2013年2月にも保養滞在していたことがあります。
 そのときの様子はこちらの過去ログをご覧ください。

 チロ基金の活動「ビタペクト&『放射能と栄養』無料配布・SOS子ども村 第144回」

 前回と今回の内部被爆の測定結果はこのとおりです。○印の子どもにビタペクトを渡しました。

母親(事故発生時25歳)45ベクレル → 20ベクレル
女子(17歳)37ベクレル ○ → 41ベクレル ○
女子(17歳)23ベクレル ○ → 35ベクレル ○
女子(16歳)29ベクレル ○ → 24ベクレル ○
女子(14歳)31ベクレル ○ → 26ベクレル ○
男子(13歳)(今回初測定)16ベクレル
男子(12歳)30ベクレル ○ → 40ベクレル ○
男子(11歳)(今回初測定)21ベクレル ○

 12歳の男の子は以前、走ることはできないと話していましたが、この家族に引き取られ、多くの兄弟たちといっしょに暮らしていくうちに、走ることができるようになり、健康になったそうです。
 子ども達は比較的健康だそうで、最近引き取られた11歳の男の子が、「末っ子だから。」とみんなのアイドルのようにかわいがられていました。

 両家族とも、夏になると1-2ヶ月の期間で、イタリア、ドイツ、ベルギーなどに保養に行っているそうです。
 しかし1回しか行っていない子ども、複数回行ったことのある子ども、年少のころは毎年行っていたが、年長になってからはいっていない子など、状況はさまざまでした。

 画像は記念撮影したものです。
 今回も子どもたちに折り紙、折り鶴、お母さんには古い着物で作った巾着袋などをプレゼントしました。
 最後になりましたが、ビタペクト3の購入費、そして「放射能と栄養」をコピーするために必要な経費を寄付してくださった方々、折り紙など子どもたちへのプレゼントを寄贈してくださった方、また日本ユーラシア協会大阪府連主催のバザーなどでSOS子ども村への交通費を捻出してくださった多くの日本人の皆様に深くお礼申し上げます。
 多くの方々に支えられて、この活動が続いています。
 ベラルーシの子どもたちもお母さんたちもSOS子ども村の職員の方々も皆様に大変感謝しております。本当にありがとうございました。
 

うちの子の間違い日本語

2017-02-03 | ベラルーシ生活
 「バイリンガル教育・T家のケース」にも書きましたが、うちの娘は一応日本語ができます。
 しかしやはり突拍子もない日本語の間違いをします。
 日本語を教えるほうも大変ですよ。

 今回はうちの子がやらかした日本語の間違い回答についてご紹介します。

・・・・・・・・・・・

 問い「次の文の中にある間違いを正しい言葉に直しなさい。」

 1番 「暑さ涼しさも彼岸まで」

 正解 涼しさ → 寒さ

 うちの子の回答 「暑さ涼しさも・・・げんかんまで。」

(げ、玄関?!)


 2番「熱気払いにウナギを食べよう。」

 正解 熱気 → 暑気

 うちの子の回答 「熱気払いにウサギを食べよう。」

(ベラルーシ人はウサギ肉を食べます・・・。)


・・・・・・・・・・・・

 問い 下線部の言葉を漢字に直しなさい。「道に車が多くてこんらんした。」

 正解 混乱

 うちの子の回答 混浴

(どうしてこんな言葉が真っ先に脳裏に浮かぶのか・・・)

・・・・・・・・・・・・
 
 問い「泥棒稼業から足を洗って真人間になった。」を読んで訳しなさい。

 うちの子の回答 その1「すもうかぎょうから あしをあらって しんにんげんになった。」

 うちの子の回答 その2「相棒かぎょうから あしをあらって まにんげんになった。」

(ドラマ「相棒」の歴代相棒さんたちの顔が目に浮かんだよ、こっちは。)


・・・・・・・・・・・・

 問い「党の方針に反対した。」を読んで訳しなさい。

 うちの子の回答 「しょうの ほうばりに はんたいした。」

(言ってる本人も意味不明。)

・・・・・・・・・・・

 問い 次の漢字を読みなさい。「再建する」

 うちの子の回答 「さいていする」

(意味不明。)

 
・・・・・・・・・・・

 問い「有志が集まり劇団を旗揚げする」の「旗揚げする」とはどういう意味ですか。

 うちの子の回答 「降参する。」

(旗の色は白とは限らないのですが。)


・・・・・・・・・・・

 問い「員」「士」「者」「家」という漢字は言葉の下につくと、職業や専門を表す言葉になります。例にならって、この4つの漢字が使われている言葉を挙げなさい。
 例 「委員」「弁護士」「労働者」「政治家」

 うちの子の回答 「会社員」「博士」「幸せ者」「山田家」

 (初めの2つの回答は良かったんですけどね。)


・・・・・・・・・・・

 問い 次の(  )に入る言葉を次の4つの選択肢の中から1つ選びなさい。
「家に財布を忘れて買い物を(  )にもできなかった。」
選択肢 1.できる 2.しよう 3.する 4.できない

 うちの子が「この問題、難しすぎる。全然意味が分からないよー。」と嘆くので、私は「文法的にそんなにレベルの高い問題ではないのに・・・。どうして答えられないのだろう?」と不思議に思っていたが、さらにうちの子の話を聞いていると、「財布」という漢字を「昆布(こんぶ)」と読み間違っていたことが判明。
 そりゃ、全然意味が分からんわ。


・・・・・・・・・・・・

 文章問題で、要約するとこういう内容のものがあった。
 日本の会社は社員に賃金を払いつつ、社員教育を無償で社内で行う。アメリカでは社員は自分の賃金を上げるため、まず自分がもらった賃金を使ってスキルアップをはかる。日本では社員の教育は会社がするものであるが、アメリカでは自分のお金で自分の教育をするものである・・・。

 これを読んでいたうちの子が「この問題、難しすぎる。全然意味が分からないよー。」と嘆くので、私は「そりゃそうだよな。まだ中学生だし、こんなビジネス関係の文章を読んでも分からないだろうな。」と思っていたが、うちの子が文章を読んでいるのを聞いていたら、文中の「賃金」という言葉を全て「借金」と読み間違っていたことが判明。
 そりゃ、全然意味が分からんわ。

・・・・・・・・・・・・

うちの子「ねえ、切腹はいつ?」
私「え、切腹?」
うちの子「もうすぐだよね、切腹。」
私「切腹って・・・ハラキリのこと?」
うちの子「ううん、切腹。今年も切腹あるよね?」
 ・・・切腹ではなく節分のことだった。ああ、どきどきした。

・・・・・・・・・・・・


 また突拍子もないことを言い出したら、追記します。
 

スカリナの詩も日本語になりました

2017-01-29 | 日本文化情報センター
 先ほどのバグダノビッチの詩の翻訳の記事にも書きましたが、最近ベラルーシ語の詩をいろんな国の言葉に翻訳するのがベラルーシで流行っているみたいです。

 昨年は「世界の民族の言葉によるフランツィスク・スカルィナ」という本が出版されました。
 出版社のサイトはこちらです。

 それによると、一つの詩を66ヶ国語に翻訳したそうです。
 そのうちの一つが日本語で、私が担当しました。
 日本語も仲間入りできてよかったですよ。

 先日この本のビデオ版を製作することになったので、朗読を録画しました。
 さすがにビデオのほうは15ヶ国語だけになるそうですが、完成したら、ネット上で閲覧できるようになるそうなので、また改めてご報告いたします。

 ところで、スカルィナ(ロシア語表記からカタカナにするとスコリナ)のことをご紹介しようと思って検索していたら、こんなのを見つけました。
スコリナ (小惑星)

 そうか、星の名前になっていたんですね。ベラルーシ人はスカルィナと言うと、「聖書」という言葉が出てくる人が多いと思うのですが、私はやっぱり「宇宙」ですね。

 それからスコリナはベラルーシを代表する有名人で、半生が映画化までされているんですが(ちなみにスコリナの役を演じたのはオレグ・ヤンコフスキーです。)日本では知られてないですね・・・
 文献の中では日本語でも紹介されているんですが、インターネット上で検索しても詳しい情報が出てこない・・・
 とりあえず、こちらCD「月と日」の解説をリンクしておきます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 
 2月7日の追記です。
 ネット上で朗読が配信されました。ベラルーシ語を含む14ヶ国語で、同じ詩を聞くことができます。リンク先はこちらの新聞社「ズビャズダ」のサイトをご覧ください。

バグダノビッチの詩 多言語翻訳プロジェクト

2017-01-28 | 日本文化情報センター
 ベラルーシの詩人マクシム・バグダノビッチの詩を日本語に翻訳したことがあるのですが、昨年、文芸誌「マラドスツィ」編集部から新しいプロジェクトの参加のお誘いを受けました。
 
 編集部のほうからバグダノビッチの詩を1点選び、それをいろんな国の言語に翻訳するという試みです。
 そのうち日本語への翻訳を頼まれましたので、試行錯誤しながら完成させました。
 
 英語、ドイツ語、中国語などに翻訳された作品が「マラドスツィ」2016年12月号特集ページで掲載されましたので、ご報告いたします。
 ロシア語には3種類の翻訳が掲載されていました。
 翻訳する人により、似ている言語に翻訳しても、違いがでてくるんですよね。
 それを見て、どの人の翻訳がいいとか悪いとか批評する人も出てくるのですが、詩の翻訳は簡単に甲乙つけがたいような気が私にはします。

 せっかくのなので、ベラルーシ語オリジナルと日本語訳はここで発表します。

 
Я хацеў бы спаткацца з Вамі на вуліцы
У ціхую сінюю ноч
I сказаць:
«Бачыце гэтыя буйныя зоркі,
Ясныя зоркі Геркулеса?
Да іх ляціць нашае сонца,
I нясецца за сонцам зямля.
Хто мы такія?
Толькі падарожныя, – папутнікі сярод нябёс.
Нашто ж на зямлі
Сваркі і звадкі, боль і горыч,
Калі ўсе мы разам ляцім
Да зор?»


あなたに会いたい、道の上で
静かな青い夜に
そして言います
「あの大きな星が見えますか?
輝くヘラクレスの星座が。
あそこまで私たちの日の光は飛んでゆき
地球が太陽を追いかけます。
いったい私たちは何者なのでしょうね?
旅人-せめて天空のさすらい人であれば。
なぜ地上では
いがみ合いに諍い、苦痛と嘆きに満ちて、
いつになったら星までともに
飛んでゆけるのでしょうか、私たちは?」 


 ちなみにこの詩にバグダノビッチんはタイトルをつけていないようです。
 他の言語でもこの詩を読みたい、と言う方は「マラドスツィ2016年12月号」をお買い上げください。(^^;)

日本文化情報センターはインターンシップ先に選ばれています

2017-01-27 | 日本文化情報センター
 2016年から日本文化情報センターが地元の大学のインターンシップ(職業体験制度)先の一つとして選ばれています。
 ベラルーシの大学ではインターン参加が必須です。約2ヶ月のインターンに参加しなければ、卒業ができません。
 
 昨年は1名だけの受け入れでしたが、今年は3名に増えました。
 インターンの内容はというと、弊センターの場合は日本の児童文学をロシア語に翻訳することです。

 現在ミンスク言語大学の学生さん3名が黙々と翻訳作業中です。
 完成したら、弊センターで日本児童文学の紹介に役立てるので、助かります。

 ただインターンに希望して参加していても就職先として弊センターを選ぶ人はいませんね。(薄給だし(^^;)
 でもインターンで体験した翻訳作業が、将来の就職活動のため、スキルアップに繋がってくれたら、と指導員の私としては願っています。

 ベラルーシにも優秀な日本語の専門家がこれからどんどん増えていってほしいです。 

「ミンスクが日本語能力試験の会場に」「日本語学習者への支援活動についてお知らせ」

2017-01-20 | チロ基金
毎年世界の多くの国で実施されている日本語能力試験(JLPT)ですが,国際交流基金より,2017年7月の試験実施地の一つとして,新たにミンスクが決定した旨、正式に通知されました。
 ヨーロッパの田舎扱いされていたベラルーシですが、やっとこれで大都市(厳密に言うと日本語学習者が多い地域)の仲間入りを果たしましたよ。
 うれしいニュースです。

 これで、わざわざ越境して受験しに行かなくてもよくなったわけです。
 受験者の負担も大きく減りました。またベラルーシでの日本語学習熱もこれからますます上がっていくことを期待しています。

 さて、ここでチロ基金からお知らせです。
 1998年から2016年まで続けてきた日本語能力試験受験者への交通費支援活動ですが、2017年にミンスクが試験会場の一つとして正式に選ばれたことを機に、この活動を終了いたします。
 今まで多大なご支援をくださった日本人の皆様方に厚くお礼申し上げます。

 19年間で合計53名(のべ人数)の受験者にミンスクーモスクワ間あるいはキエフ間の交通費を支給しました。
 
 2017年からはこの支援活動の形を変えて、ベラルーシの地方都市に住む日本語学習者がミンスクで受験しやすくなるよう、新たな交通費の支援活動(地方都市ーミンスク間)を始める予定です。
 連動して行ってきた絵本の翻訳活動も継続いたします。

 詳細は改めてお知らせいたします。
 皆様方のご支援、ご協力を引き続きよろしくお願いいたします。
 
 

チロ基金の活動「ビタペクト&『放射能と栄養』無料配布・SOS子ども村 第204回」

2017-01-16 |  ビタペクト配布活動
 1月16日にビタペクト3と「チェルノブイリ:放射能と栄養」のコピー無料配布運動として、SOS子ども村への第204目の配布を実施いたしましたので、ご報告いたします。
 今回はセルロースを3個、そして「チェルノブイリ:放射能と栄養」のコピーを3部渡しました。
 これで今までに配布したビタペクト2、ビタペクトT、ビタペクト3の合計は2483個、セルロースの合計は85個、「チェルノブイリ:放射能と栄養」のコピーは2156部となりました。
 今回で通算220回目の配布となりました。
 延べ人数ですが、2483人の子どもにビタペクトを、約76人の子どもにセルロースを、2156家族に「放射能と栄養」のコピーを配布したことになります。

(これまでのビタペクト配布運動について、詳細はこちらをご覧ください。)

http://belapakoi.s1.xrea.com/chiro/katudou/bitapekt/index.html


http://blog.goo.ne.jp/nbjc/c/e1e67d76a4796f3c95377bb7bdabd215


(またこの活動報告を読むにあたり、「チロ基金の活動『ビタペクト2無料配布』について追加のご説明」も併せてご覧ください。)

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/67c3b73ea2f30e880c3d4eb8bedded13


(ビタペクト2とビタペクトTについてはこちらをご覧ください。)

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/5cab63b65562dd2f64a820a7e4298a0b


(ビタペクト3についてはこちらをご覧ください。)

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/922c333857741c5448f66d4fe00b25e1


(「チェルノブイリ:放射能と栄養」について詳細はこちらをご覧ください。)

http://belapakoi.s1.xrea.com/chiro/katudou/chel/index.html



(SOS子ども村についてはこちらをご覧ください。)

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/bb1fb7afb4cac464789e2684181e7d42


(WBCによる測定、ビタペクトを開発、製造、販売しているベルラド放射能安全研究所の公式サイトはこちらです。)

http://www.belrad-institute.org/


(ベルラド研究所について日本語でご紹介している記事はこちらです。)

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/c382ef7eca8660531e895c8a646e7f2a


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%A9%E3%83%89%E6%94%BE%E5%B0%84%E8%83%BD%E5%AE%89%E5%85%A8%E7%A0%94%E7%A9%B6%E6%89%80


 チロ基金は以前ビタペクトに代わり、ペクチン入りセルロースを配ったことがあります。セルロースについてはこちらです。

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/43f810eddd1efc451f5171ef3cd35a7a


 今年はビタペクト3がまだチェコから輸入されておらず、今回はセルロースの配布となりました。ビタペクト3がベラルーシに届き次第、購入の予定です。
 今回は3家族がSOS子ども村に保養滞在していました。それぞれの家族にお話を伺いました。


(家族A)

お母さんがマリナ・ゴルカ市(チェルノブリ原発から約280キロ)から2人の実子を引率していました。この家族には1個のセルロースを渡しました。
 それぞれの内部被爆の測定結果はこのとおりです。△印の子どもにセルロースを渡しました。

母親(チェルノブイリ原発事故発生時9歳)13ベクレル
女子(14歳)  9ベクレル
女子 (3歳) 26ベクレル △

 14歳の女の子ですが、6年前に甲状腺肥大が見つかり、投薬治療を続けています。最近やっと小さくなってきたとお母さんは喜んでいました。しかし2年前から太りだし、14歳の今体重が96キロあります。
 食べすぎなどが理由ではなく、ホルモンバランスの異常だと思います。
 甲状腺のほうはよくなってきたそうなので、もしかするとこれからやせてくるかも知れません。


(家族B)
 お母さんがブレスト市(チェルノブイリ原発から約440キロ)3人の実子を引率していました。
 この家族には2個のセルロースを渡しました。
 それぞれの内部被爆の測定結果はこのとおりです。△印の子どもにセルロースを渡しました。

母親(チェルノブイリ原発事故発生時13歳)34ベクレル
男子(13歳) 25ベクレル △
女子(11歳) 28ベクレル △
女子 (8歳)  7ベクレル

 お母さんはゴメリ州の出身で、13歳の息子もゴメリ州の生まれだそうです。生まれてから5ヵ月後にブレストに引越しをして、その後はブレスト在住。さらに2人の子どもが生まれたそうです。
 子ども達は比較的健康だそうですが、お母さんは慢性胃炎に悩まされているそうです。


(家族C)

 お母さんがブレスト市(チェルノブイリ原発から約440キロ)4人の実子を引率していました。
 この家族にはセルロースを渡していません。
 それぞれの内部被爆の測定結果はこのとおりです。

男子(13歳) 19ベクレル
女子(11歳)  6ベクレル
男子 (8歳)  6ベクレル

 このお母さん(チェルノブリ原発事故発生時15歳)はさらに2人の娘(22歳と5歳)を引率していましたが、この2人がインフルエンザにかかってしまい、ベルラド研究所へ測定に行きませんでした。
 お母さんの話によると、子ども達は持病などはないそうです。お母さん自身は、多産のためか、最近は歯が悪くなり、しかも疲れが慢性的に取れないということでした。
 お母さんはウクライナ西部の出身で、今はベラルーシに住んでいるということでした。

 画像は記念撮影したものですが、年長の子ども達は学校に行っていたり、インフルエンザで寝ている子どももいて、全員が写っているわけではありません。 

 今回も子どもたちに折り紙、折り鶴、文房具、おもちゃなどをプレゼントしました。
 早速折り紙に挑戦する子どももいて、とっても喜んでいました。

 最後になりましたが、ビタペクト3の購入費、そして「放射能と栄養」をコピーするために必要な経費を寄付してくださった方々、折り紙やなど子どもたちへのプレゼントを寄贈してくださった方、また日本ユーラシア協会大阪府連主催のバザーなどでSOS子ども村への交通費を捻出してくださった多くの日本人の皆様に深くお礼申し上げます。
 ベラルーシの子どもたちもお母さんたちもSOS子ども村の職員の方々も皆様に大変感謝しております。本当にありがとうございました。

 

新美南吉ロシア語訳童話集「ごんぎつね」日本国内向け分が完売しました

2017-01-11 |  新美南吉
 昨年6月より新美南吉ロシア語訳童話集「ごんぎつね」日本国内向けの販売をしておりましたが、2017年1月完売いたしましたので、販売を終了いたします。
 今年7月に予定されているユーラシアバザーでの販売をお知らせしておりましたが、販売の予定はありませんので、ご注意ください。
 現時点では再入荷の予定はありませんが、もし日本国内向け販売を再開する場合は、改めてお知らしたします。

 ご購入くださった皆様、本当にありがとうございました。
 新美南吉ロシア語訳童話集の売り上げは、新美南吉ベラルーシ語訳童話集「手袋を買いに」の出版に使われます。
 おかげさまで、次回の出版が実現しそうです。
 またこのブログ上でご報告いたしますので、お楽しみにお待ちください。

短期滞在のビザ免除へ=欧米や日本対象―ベラルーシ

2017-01-10 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報

短期滞在のビザ免除へ=欧米や日本対象―ベラルーシ


時事通信 1/10(火) 5:55配信

 【モスクワ時事】ベラルーシ大統領府によると、ルカシェンコ大統領は9日、欧米や日本など80カ国の国民を対象に、滞在が5日以内の場合はビザ(査証)を免除する法令に署名した。

 1カ月以内に発効する。

 米国に「欧州最後の独裁者」と呼ばれたルカシェンコ大統領の下、ベラルーシでビザが免除されるのは、これまでロシアや他の旧ソ連構成国など一部の国に限られていた。大統領府は今回のビザ免除決定について「ビジネスマンや観光客の訪問の活性化」を目指すものだと説明した。 


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 以上のニュースですが、これでトランジットビザが不要になるし、便利になりましたね。
 一方でこれでベラルーシを訪れるビジネスマンや観光客が増える(ベラルーシにとって経済効果がある)かどうかは分からないですけど。
 
 上記のニュースにつけられていたコメントで、「口だけで実際の現地は、『そんなん知らん』で済ますんじゃなかろうね? 」という内容のものがありました。
 つまり、現地に到着後、「ノービザでベラルーシに入国するとは不届き者の日本人め、罰金払え。」とか言いがかりをつけられるのではないか? と心配しているわけですね。

 このような心配症の方のために、ベラルーシ大統領府公式サイトのリンク先を貼っておきます。
 こちらをクリック。プリントアウトして、ベラルーシへ行かれる際にご持参ください。
 ロシア語ではっきりと「滞在が5日以内なら、ビザを免除する、日本も対象国の一つ。」と明記してあります。
 万が一、ビザなしでベラルーシに入国した際に、入国審査で罰金払え、といった言いがかりをつけてくる職員に遭遇したら、このプリントアウトした文書を提示して黙らせましょう。

 上記のニュースは去年から「短期滞在ならビザなしで入国できるようになるかも。」と聞いていたのですが、ヨーロッパ中でこれだけテロが頻発しているので、世の流れに逆行している(テロリストもベラルーシに入国しやすくなる)ような法律なので、実際に施行されるのかなーと思っていたのですが、実現しましたね。

 日本人の私としてはうれしいニュースです。

 ただし、ベラルーシ国内で滞在中の外国人は、外出時パスポートを必ず携帯しておくこと、という法律は変わりがありませんので、ご注意ください。
 滞在が短期か長期かは関係ありませんので、私も外出時はいつもパスポートを身につけています。

 入国はしやすくなったけど、こういう方法で身分証明をしてもらい、テロ対策の一つはしておく、というのがベラルーシ政府が考えた方法、ということですね。


 


 

2017年 新年将棋会 (3)

2017-01-08 | 日本文化情報センター
 気になる試合結果はこのとおり。

1位 マクシムさん(二段 ベラルーシ将棋協会会員)
2位 イワンさん(初段 ベラルーシ将棋協会会員)
3位 アントンさん(初段 ベラルーシ将棋協会会員)
4位 ヤロスラフさん(初段 ベラルーシ将棋協会会員 )
5位 ゲオルギーさん(2級 日本文化情報センター将棋クラブ顧問)
6位 エレーナさん(5級 ベラルーシ将棋協会会員兼日本文化情報センター将棋クラブ会員)
7位 エブゲーニイさん(3級 日本文化情報センター将棋クラブ会員)
8位 アレクセイさん(3級 ベラルーシ将棋協会会員兼日本文化情報センター将棋クラブ会員)
9位 ミロスラフさん(5級 ベラルーシ将棋協会会員)
10位 リタさん(9級 日本文化情報センター将棋クラブ会員)

 やっぱり駒落ち(有段者にハンディをつける)をしても、有段者は強いですね。

 しかし普段は正規の試合(平手)をすることが多いベラルーシ将棋協会なので、このような駒落ちの対局に参加するのは、大きな経験になったと思います。

 2017年新年将棋会についてロシア語でもご報告しています。こちらです。

 ベラルーシ将棋協会サイト内のフォーラムはこちらです。

 今回参加賞と上位入賞者への景品を提供してくださったチロ基金と在ベラルーシ日本大使館に、この場を借りてお礼申し上げます。

 また次回の試合につなげていきたいですね。
 がんばれ、ベラルーシ棋士!

2017年 新年将棋会 (2)

2017-01-08 | 日本文化情報センター
 試合の様子を撮影した画像です。
 みんな真剣です。
 6試合まで実施することができました。

2017年 新年将棋会 (1)

2017-01-08 | 日本文化情報センター
 今年も新年将棋会を日本文化情報センターで開催しました。
 今回は広い会場(ミンスク市立第5児童図書館講義室)が使えるとあって、日本文化情報センター将棋クラブのメンバーだけではなく、ベラルーシ将棋協会の競合も参加することになりました。
 すると有段者が4人も登場・・・。級は持っていても、有段者には勝てそうにない日本文化情報センター将棋クラブのメンバーにも勝利のチャンスを与えよう、ということで、今回は駒落ちという試合の方法を採ることにしました。

 最初は20名近く参加すると聞いていたのですが、当日の朝ベラルーシは気温がマイナス25度に下がってしまい、寒さに怖気づいたのか(^^;)日本人の参加予定者は全員不参加。
 ベラルーシ人ですら、不参加が相次ぎ、結局10名が参加しました。
 

 
 
  

ブックレット「ふくしまから世界へ」

2017-01-04 | 放射能関連情報
 「ふくしまから世界へ」というプロジェクトについてご紹介します。
 これは、福島第一原子力発電所事故の教訓を市民の目線から世界へ伝えるためのプロジェクトで、各国語にブックレット「ふくしまから世界へ」を翻訳しています。
 公式サイトはこちらです。

 世界中でこれだけ原発が稼動しており、しかもひとたび大事故が起きれば、地球上のどこにいても、多かれ少なかれ被曝してしまうと思います。
 人種に関係なく、被曝すれば、これも多かれ少なかれ、健康被害が出ます。
 福島第一原発事故の問題は福島だけ、日本だけの問題ではないことを世界に広く知らせることが、大切なことです。
 そのときに出てくるのが、言葉の問題です。このブックレットはすでに複数の言語に翻訳されています。
 詳しくはこちらをご覧ください。
 
 外国人の友達に、福島第一原発事故について、知ってほしいとき、あるいは質問を投げかけられたときに、その友達の母国語で書かれたブックレットを読んでもらえれば、詳しい情報を分かりやすく伝えることができるはずです。
 どうか皆様のお役に立ててください。

 私としてはロシア語版の完成が待ち遠しいところです。
 またできる限り多くの言語に訳され、世界中の人に読んでほしいです。