囲碁七転八倒

縄文人と申します
50の手習いで始めた囲碁、
何とか初段の壁を越えたがここから苦難の道が待ち受ける

読まなくても碁に勝てる?の巻

2019-07-16 23:40:48 | 棋書

こんばんは

縄文人です

昨日は西新囲碁センターに打ちに行きました

若い方とお話して対局して楽しかったなあ

縄文人が囲碁の好きなとこで

コミニュケーションできることがあります

囲碁を通じて楽しくお話できるのはよかったですね

 

 

西新囲碁センターの席主は

立光(たちこう)さん

 

でかいです

でも気さくで囲碁は強くて

現在3冠です

 

お世話されてるマダム

「奥さん」と呼ばれて大人気です

若い方からみても美人さんとの評判です

 

でいつも碁会は大盛況です

 

 

 さて

今日は棋書の紹介です

 

「読まなくても碁に勝つ方法」

武清勇四段著

 

これ読まなくてもよい?とありますが

読んだ方がよいです(笑)

 

武清四段は子供の頃読みの力が人より劣るので何とかしたいということで

考えられたそうです

 

基本的な棋理について簡潔に書いてあります

 

序章 5つの新格言

第一章 急場と大場

第二章 厚みと模様

第三章 要石とカス石

第四章 発展性

第五章 新格言の運用

 

縄文人が勉強になったのは

1.急場がなければ大場に打つ

   石の強弱が最優先は大きなポイントですが双方弱い石がなくなったら大場に打つべし

   ではどこが大場か?意外と難しいです

2.厚みに近寄るべからず、模様に近づくべし

   厚みは敵のものにも味方のものにも近寄ると不利益をこうむります  

   厚みとは根拠のある石、2眼が約束された石です

   根拠に高さが加わると強力です

   厚みを小さく囲うのはこの原理に反しています

   よくやってしまう間違いです

   それが大きいと感じ安心感はありますがそれは錯覚です

   模様は隙がありますのでそこからつついて解体してしまいましょう

   でもなかなか難しいです

3.要石とカス石の見極め

   縄文人は極度の「カス石食べたい病」と島谷明男御大から以前診断されてしまいました

   これは縄文人も相当悩んだところで今でもよく発病します

   絶対食べたらだめです

   

4.碁盤の広い方から打て

   幅の一番広いところを打つのがよいです

   意外と狭い所をほじくったりします

 

とまあ縄文人が陥っていた病気を指摘し、

問題を問くことで治療していただく感じです

半年は勉強したい本です

 

読んで損のない名著です

 

 

   

   

            


空中殺法の布石の巻

2019-07-16 23:31:24 | 布石

 

こんばんは

縄文人です

 

アルノーインストラクター五段は

独特の世界観の碁を打たれます

 

黒番ならブラックホール

白番なら魔のトライアングル


 

今日は

魔のトライアングルを見てみましょう

 

 

②④⑥と中央に三角形を作ります

魔のトライアングル 完成!

 

 

 

一般的には隅→辺→中央の順が効率が良いことになっていますが

アルノーインストラクターは自由度の高い中央から打ちます

 

 

 

 

 

 

いきなり三々入り

これはアルノーインストラクターの構想です

 

 

右下をえぐっておいて■に打ち黒の厚みを制限します

その際右下の定石は黒が厚くなるのを嫌って途中で止めています

 

 

 

黒から圧迫されても隅は根拠を確保できています

 

 

急所に一撃

黒は根拠もなく開きも制限されて

自由度を奪われてしまいました

 

このように自らは自由自在に相手の形は不自由にさせて

主導権を握っていきます

 

 

ハザマは平気であけますし利かした石は機敏な判断で捨てて自らの体制を整えます

 

 

終局

白番アルノーインストラクター2目半勝

 

 

いかに囲碁が自由で創造性のあるものかいつも教えていただいています

 

縄文人も天元打ちを試してみましたが

勝率はなかなかでませんでした

 

良い子は真似をしないでください^^

でもたまにはこういうのもいいかもよ♪

 

 

手順を掲載しておきます

 


棋譜再生

 

 






プロレスの好きな縄文人はタイガーマスクの空中殺法大好きでしたが

囲碁にも空中殺法ってあるんですね

 



大型詰碁の巻

2019-07-16 23:24:31 | 詰碁

こんばんは

縄文人です

 

さて今日は大型の詰碁に挑戦です

黒先です

白を殺してください

 

❶のハネはダメをつめるので発見できると思います

これから石塔シボリみたいな手順に持ち込みます

 

 

 

 

 

ここで⓫の抜き

 

 

お互いダメを詰めていきます

 

 

ここで面白いのが21の出です

2子にして捨てて取り返すことで一手手数が伸びるのです

 

 

 

黒の攻め合い勝でした

 

手筋を駆使して勝に持っていく

囲碁では手筋を多く使った方が勝てるとは

豆腐の角先生のお言葉

 

それを端的に表した問題でした^^