それは・・・

不自由であることが自由だった

不自由があるから自由を感じた

完全に自由になると何もできなくなった

何もしなくなった

それも自由なのだろうか

不自由なときのほうが自由を楽しんだ

いくらかの不自由が自由を大きくした

なぜだろう

そんなことに気がつかない

そんなあたりまえのことに気がつかない

ルールや制約という枠の中で自由を手にする

枠を破るというのも自由だ

しかし枠すらないなら勝ち得るものもないわけだ

そして自由であることが制約の場合

何もしないことが自由を破ることになるのか？

なんてことだ

苦労するから楽しいわけで

楽するから楽しいのじゃないらしい

思考と精神の制約は妄想を生み出し幻覚を生む

そして自由なのだ

なんてことだろう

ここから解放されたらどこに向かえばいいのだろう

思考と精神の制約から解放されたら

どこへ向かえばいいのだろう

夢の世界に逃げ込むのだろうか

長い長い眠りの時間

なにをかいとんのかわからんけれども

それがサラダボールのようにあたまに沸いた

もう誰かは言っていることだろう

おいらのなかの誰かが言ったのだろうな