台湾に渡った日本の神々---今なお残る神社の遺構と遺物

日本統治時代に数多くの神社が建立されました。これらの神社を探索し神社遺跡を紹介するものです
by 金子展也

台中州 霧ヶ岡社

2008-11-08 21:04:03 | 台中州




霧ヶ岡社は碧湖を見渡す高台に南向きに建立された。光復後、孔子廟に建て替えられ、その後徳龍宮となっているが多くの松の木と杉の木は神社があったことを示すものである。参道入口には不完全な朱色の鳥居が残っており、石段の両際および境内には極彩色に色どられた石燈籠の一部が残されている。
ここは昭和5年(1930年)10月27日に当時の台中州能高郡霧社(現在の南投県仁愛郷)に起きた日本統治時代最大の原住民の蜂起による霧社事件が発生した場所でもある。
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2 コメント

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林口霧社街 (西豊穣)
2012-09-19 15:32:47
金子様;

もうそろそろ日本にお戻りのことと思います。収獲の多い南台湾行脚となったことを希望します。

早速ですが、映画「セデック・バレ」撮影の為に新北市林口に復元された霧社事件当時の町並みセット内にある案内絵図を見ていたのですが、霧ヶ岡神社の場所は武徳殿になっているのに気付きました。その絵図には神社自体が存在しません。

他方、台湾サイト内で探し出した当時の神社の写真は明らかに神社しか写っていません。これはどういうことでしょうか?台湾サイト内には、武徳殿のある場所に神社もあったという説明がありましたが。(了)
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霧ヶ岡神社鎮座 (西豊穣)
2012-09-19 16:46:58
金子様;

謎が解けました。。。「昭和七年十月二十六日鎮座」

でもそれ以前は当地には神社が存在しなかったということにはなりませんよね?(了)
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