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付け焼き刃の覚え書き

 開設してからちょうど20年。はてなにお引っ越しです。https://postalmanase.hateblo.jp/

「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス」 監督:ジェームズ・ガン

2017-05-19 | 宇宙・スペースオペラ
 連休の初っぱなに救急車で総合病院のICUに担ぎ込まれ、カンヅメになって2週間。命拾いして、退院できて、ネットを覘けばまだブログの更新が続いていて安心。なんのかの言っても1年で300かそこらは本を読んでるんだねえ。まあ、流し読みが大半なので、こういう風にメモしていかないと、読んだかどうかすら忘れちゃうのだけれど……。
 ともあれ、退院したもんだから、上映が終わる前にと家族のリクエストで『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー2』のIMAX上映に。うん。3Dで見て正解。1より面白いし好き。ああ、まだ死ななくて良かった。

 “スターロード”ピーターが率いる宇宙のはみ出し者チームも、宇宙を救ったことからたちまち<ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー>として名が売れるように。
 ところが、高慢な指導者アイーシャが率いる黄金の惑星ソブリンで宇宙怪獣からのバッテリー施設防衛を引き受けたものの、守るはずの電池をロケットが盗み出してしまったことから、無数のソブリン艦隊から追撃を受けるはめに陥った。
 だが、爆沈寸前の彼らの船の前に、どこからともなく謎の宇宙船が出現。瞬時にソブリン艦隊を殲滅してしまう。
 彼らを救った謎の男はエゴと名乗り、息子であるピーターを長く探し続けていたと告げるのだが……。

 歪んだ父と子の絆の物語。または家族の絆の再確認。
 これを軸に、結構重苦しい内容の話が続くのだけれど、邦画だったらついつい暗くなったりお涙ちょうだいに流れそうなところを、無理矢理スラップスティックなアクションの連続と不謹慎だったりお下劣なギャグの連発で一気呵成にオープニングからラストまで突っ走ってます。
 配給会社は(いつものように)シリーズものだということを隠したいのか、タイトルの「Vol.2」を無理矢理「リミックス」などと言い換えてますが、スクリーンのタイトルもパンフレットもちゃんと「Vol.2」です。抵抗は無意味だ。
 全体的な感想は、「宇宙海賊の映画だ……」かな。すごく海賊映画っぽいです。あと裏切り裏切られ、時には敵、時には味方の逆転劇で、ああ物語の王道!って感じで、ヨンドゥかっこいいよ! あのヨンドゥがここまで格好良く描かれるとは思わなかった! シルベスター・スタローンも渋い役者になったねえ。

 エンドロールが流れる間にも何回もアフターストーリーが挿入され、キャストリストに隠された「I am Groot」の文字は次々に変化していくし、メインキャラからカメオ出演まで背景で踊ったり跳ねたりしているし、最後の最後まで油断のならない作品でした。

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