2012年9月1日（偽装結婚）

中国のSNSであるQQでときおり、とんでもない人々からコンタクトが来る。標準的な事例（30代と思しき女性）としては、「日本に偽装結婚で入国した。もちろん日本人の配偶者がいて、まじめな夫婦生活を望んでいるが、応じる気はないし、入国管理局を手続き上欺くのがうまくいったら、早々にほかの土地へ移ってクラブなどで働きたい。（このあとに名前と連絡先まで書いてある。）」などと自ら脱法行為を吐露し、日本での生活などについての情報提供（情報源を持っていないようだ。仲介業者にも放置されているのか？）や、各種協力（応じれば当然こちらも脱法行為になってしまう）を求めてくるものである。日本語のレベルが高いはずはない。学歴もしかりだ。あちらにいたころ何をやっていたかもおよそ想像に難くない。「罪の意識」という概念などさらさらないのだろう。同じ中国SNSでも、新浪ではこのような人に遭遇することはまずない。日本の法務省もちゃんと仕事をしているのか、すごく心配になってきた。このように仲介業者にカモにされてしまう善良な日本人独身男性がいかに多いかというのも、この手の犯罪がのさばる背景なのだろう。