中国(人)の意見が聞きたいといって、在日華人に意見を伺うと可能性が二つあります。
1.すでに大陸に背を向けて日本を大いにリスペクト。当然自民党タカ派支持、というケース。
2.もう一つは、中国政府とほぼ同じ見解の人々。選挙前は反民主党政権の姿勢。自民党のことはよく知らないという人々。
この二つのグループは、選挙前の日本の動きに対しては同じような反応を示していた可能性があるので、どちらのグループだったのか見極める必要がある。徳之島の日本人住民についても、基地移転反対運動には同じ構造があったかもしれない。
現代社会はすでに、80年代までの東西左右といった単純な二元論では説明できなくなりました。自称「左派」の小生も、反帝国主義、弱者層・市民の国際連帯、リベラルというだけで、マルクス・レーニン・毛を信奉しているわけではありません。(矛盾を内包していますが)弱者層にしても、覇気や「怒り」すらない最近のフリーターの若者やホームレスの人々を助けるために立ち上がろうなどという気にすらなれません。民族主義が絡むと、左右の境界はあいまいになります。本来の民族主義は、反帝国主義的概念であったはずなのに、今日では、帝国主義の太刀持ちに成り下がっている気もします。
湯浅誠さんってつくづく偉いよなって思います。小生にはとてもまねできない。
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