とある市長選挙

「唯一のコロナ専門家」とか謳いながら、そうでなくてもいえる程度のことしかいわないんじゃ、その意味あるんだろうか。小生も選挙権を持っていたら、支持したくない勢力を増やさないために通しておくべき候補（であればほかの選択肢はなし）、というだけで入れていたとは思うけど。その辺の数学者に聞いたほうがまともな結論だしそうな印象もある。

「政権が医療現場の声を無視して」という主張を吟味してみると、「オリンピックは人々の気を緩ませるからけしからん」という話ばかりがクローズアップされている印象を受ける。「日本人は幼稚園児並みだから彼らの前でXXXをするな」と同義に聞こえる。そうじゃないでしょ。リスクを知っていてもステイホームできない階層と、気が緩んでいるだけの階層（ある意味自業自得）をごっちゃにしてはいけない。

私もとある分野の専門家としてこの夏数回報道番組に出演しましたが、真面目に対応してもあちこち切り取られてしまい、こんな風にしか見えていなかったのかもしれないと感じています。

歴史の長い雑誌がよいとは限らない

2015～2016に小生の論文をリジェクトした伝統ある雑誌の現在のIFは4.1～5.9であるのに対し、それらを拾ってくれた（比較的）新興の雑誌のそれは7.6。
また5.2に対して3.3という事例も悪くない選択であったと思える。 

ハゲタカにくれた1篇を蹴飛ばしたところはいまだ2.5なので惜しくない。

偏向教育を批判する前に

「64事件（89年第二次天安門）を知らないのか」と彼らの偏向教育を批判する前に、自分たちが「68～69年反安保学生闘争」を知っているかどうかチェックすべき。あちらでは80后世代までなら、小林多喜二や樺美智子をちゃんと習っている人が多いのだから。