有明営業所日誌

同人サークル有明営業所のJIMA2の日誌です。

藍皮解憂號送り込み回送(実はコレが本命)

2023-12-15 00:00:00 | 鉄道

臺鐡南廻線の観光列車で運行知れている藍皮解憂號ですが。

台東線をCT273(C57)蒸気機関車で牽引すると言うので台湾に来ました。

藍皮解憂號は旧型客車で運行されていて通常日はスハ43タイプ客車2両と通勤型客車3両(通称インド客車)

の5両編成に藍色のR100型ディーゼル機関車重連で運行されています。

この旧型客車は2編成運転可能で1編成は南廻線の定期運用に、もう1編成は南廻線多客期の増結や他路線の

団臨ツアーに使用されています。今回は予備編成がSL牽引に使用されますがCT273は花蓮で客車は潮洲の

車両基地に居ます。SLは花蓮から台東へ回送、客車は潮洲から台東に回送されます。

その客車の回送ですがSL運転発表時から勘のいい方は気が付いていたかもしれません。

「定期運用の藍皮解憂號に増結されて回送されるのではないか?」と言う予測です。

 

実際に予測通りの事になりました。

 

 

SL運転日の前日に旧型客車10両編成の藍皮解憂號が運行されてしまいました。

藍皮解憂號の潮洲から枋寮への送込み回送の有名撮影地、南洲駅近くの踏切へ。

この事に気が付いた多くの撮影者が待機していました。日本人の撮影者も多くいます。

快晴の青空の中をR100型ディーゼル機関車重連の長い列車がやって来ました。

今回の台湾旅行がコレを撮影するのが本命なので大変満足の行く撮影になりました。

11月の英国婆試運転撮影時にご一緒された日本人と台湾人の方に会い、この後に鳴日号

来ると教えて頂いたので待機。中々撮影機会の無い豪華観光列車まで同じ条件で撮影が

出来てしまいました。教えて頂き有難うございました。謝謝!

さて、満足してこのままホテルに直行したいのですがホテルは翌日のSL運転に備えて台東なので

長大編成の藍皮解憂號を撮影しながら移動します。最初の加禄の撮影地へ、長いですね。

加禄駅で停車が有るので次の撮影地へ。

長い旧型客車が連なるのは古い映像や画像で見る台北近郊の朝ラッシュのような光景です。

冬場の藍皮解憂號ダイヤは途中駅での停車時間も短く太麻里まで行ってしまいますので太麻里

出発を普快車時代の有名俯瞰撮影地へ。

手前側に架線柱が建ってしまいましたが長い編成はこの撮影地ですね。

ホテルのチェックイン時間まで時間が有るので復路の藍皮解憂號を台東で撮影します。

SL用の編成を切り離した所定の5両編成になりました。

ここの有撮影地は普段は草が伸び放題で撮影が難しいですが複線化工事で草が刈られていました。

工事が本格化すると手前に複線分の線路と架線柱が建ってしまうので期間限定撮影地ですね。

花蓮からのCT273蒸気機関車の送込み回送がまだ台東に到着してないと言うので山里まで

様子を見に行く事にします。鹿野渓橋梁を俯瞰する場所に撮影者が居たのでまだ来ていない様

ですね。暫くすると鹿野駅から蒸気機関車の汽笛が聞こえました。

今日は明日のSL撮影がどうでも良くなる位に充実した撮影内容でした。



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