上田電鉄でステンレス電車誕生65周年記念イベントが開催されました。
下之郷車庫には東急電鉄から上田交通に譲渡された初代ステンレス電車の5200系のうち
デハ5251が廃車後も長らく倉庫として下之郷車庫に置いて有りました。
近年は有志の手によって車体の整備が進んで美しい姿に整備されています。
その車両を使っての撮影会イベントです。秋の陽射しの中、銀色のステンレス車体が輝いています。
撮影会は登場時の東急時代から上田電鉄で廃車までの系譜をHMと行先板や方向幕で再現されました。
東横線の行先板急行列車です。東京急行電鉄
なので「急行」は特別な意味も有りますね。
行楽期に運転された横浜港から東京湾を船で渡り房総半島ハイキングの臨時急行列車。
運転席の窓に方向幕表示器が搭載された姿。
東急時代の晩年は大井町線で運用されました。
上田交通に譲渡され別所線の近代化に貢献しました。
さよなら運転時には扇形のHMが取り付けられました。
その後はデハ5251が下之郷車庫の倉庫として余生を過ごしています。
前半はデハ5251の単体、後半は1001F赤帯編成を並べての撮影会です。
両車両とも行く事が無かった元町・中華街行き表示も出ました。