光と風の世界3

自然が好き & 高砂高校ジャズバンド部を応援中
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ミナミ・スチューデント・ジャズ・カーニバル・追記

2011-08-16 | BFJO2011

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大阪難波の南海スイスホテルにて8・15(月)に行われた都会の町おこし的なイベントの大規模なものに行ってきました。

スチューデントと銘打ってましたが、参加は中学・高校・大学・社会人と多彩な顔ぶれでした。

正式サイトの名称はミナミ学生ジャズカーニバル

一番の目的は高砂高校が一年で一番にいい状態だろうと思って楽しみに行ったのでしたが・・・

それ以外の楽しみが多かったかも。

まずは主催者のビデオが出てたのでそれをリンクしておきます。

会場紹介から入場待ちなどイベントの一部始終が分かるという点でいい編集です。

出演者は

1・甲南大ジャズ研Blue Mountain Jazz Orchestra・・・BMはメンバーがころころ変わってとらえどころがないです(^^; 高砂OGさんがsaxで頑張ってました。

  ・Mention Blue, ・Put It Right Here, ・Cyndelera's Waltz

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2・泉陽高校

 ・All ?  , By My Side, Strike Up The Band

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3・大手前大学Jazz Sky Scraper アルトの寺口あゆみ嬢が参加して1曲フィーチャー曲も楽しめました。大学のジャズから超越した雰囲気です。

 ・In The Stone, Phill Corinsの??, NO EXIT

4・Global Jazz Orchestra

  3曲目のNancyは浅井良将さんソロ曲で、演奏者の若い女性が多いNABLならとキャーって声が上がるんですが、今回はおじさんおばさん主体の観客だったので、至って平穏な反応でしたね。(笑)

・It Don't Mean A Thing, On Green Dolphin Street, Nancy, Forever

5・高槻市立柳川中学校 大編成ながら楽しい曲をそこそこに聞かせてくれました。フリもたくさん練習したようです。

 ・Pennsilvania 6-5000, Spain, Birland, Get It On

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6・北陽高校

 ・Mambo Swing, Take The "A" Train, A Wonderful ・・・

7・大阪音楽大学 OAU 衣装も含めて個々の力量はあり音色もきれいでしたが、アンサンブルやステージに慣れてない印象。ボーカルがおまけみたいでしたが、曲を引っ張るという意識でドーンとステージ中央でやるといいのに。ポップス系のジャズは受けが良さそうですね。

 ・?, Stevie Wonder, Quintessence, Pick Up The Pieces

8・高砂高校 Big Friendly Jazz Orchestra 3~5曲目はSJF用と言って本番さながらに演奏してましたがその1番目にはなじめなかった。(実は手元でトラブルがあってじっくり聴けなかったのでした)

2番目と3番目でソロのメンバーが似たような場面が続くので、2-1-3の順に変えると気分転換にもなって、意外性も際立っていいんじゃないかなと、妄想してみました。

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 ・Well Git It, Double Play, Side Effect, Spring Song, Anvil Chorus

BFJO2011吉村組の特徴はこの曲に尽きる!かな?

キラキラしたハイトーンで曲の魅力が何倍にも膨れ上がります。

.Jr bandのDouble Play 落ち着いて余裕も感じられるほど、いい感じです。

来月からのレギュラーバンドとしての活動も迫ってきましたね。

SJF曲1番目はいきなりピアノソロで始まる意外性。コンテンポラ系で同志社なんかがやるとカッコいいんだろうなあ、と思いましたが、そう思わせたらいけませんよね。縦線をピシッとしてないとガタガタに聞こえてしまう恐れ。こういう曲は普段よりも10倍くらい繊細に合わせないとずれが目立ってしまって評価は微妙かも。そんな曲よりSwingをしっかりやんなさい、とコメントが来そうな感じもします。あと数日あるので大丈夫と思いますが。

SJF曲2番目は、サックスのソリなどBsxの音も良く出てて心地良かったですが、ソリを立ってやるところは、本番の場合は不安が残りますね。マイクをうまく使わないとね。他の不慣れなバンドは一番おいしく聴かせたいところで立ってマイクから離れて演奏したために、見栄えはいいけれど、客席の届く肝心の音量が下がってしまって、演奏としてマイナス効果になってしまってましたのでご注意を。コンマスのフリューゲルホルンの甘い音は初めて聴いたんですが、さすがでした。ソロの後半を前半と同じ緊張感でつなげれば大拍手が来そうですね。この曲はソフトな感じですから、途中でバスボンが割れた音を出してますが、ちょっと場違いに感じましたが。低音楽器は聞こえるくらいの音量で吹くのはいいとして、音質と曲調とのマッチングは気になりました。

3番目のAnvil Chorusはアレンジやハーモニーの良さを十分楽しめますね。曲も良いけどtpのあちこちからとびだすハイトーンは魔法的魅力です。(^^)

9・Modern Times 久しぶりに懐かしい曲の数々を味わえました。日下先生のアルトフィーチャーでのI'm getting centimental over youの演奏もあって素晴らしかったです。

   Jaga, ??, Singing Wind, SkyLine, I'm getting centimental over you, Dancing In The Dark, What Kind A Fool Of ?, Padido

10・ All Players Session "東京ブギウギ"のリズムで”ミナミ・ブギウギ”だそうです。

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当日のイベントの様子は演奏も含めて10月2日からeo光テレビで放送されるそうです。10月中は何度も再放送されるそうですので見れる方はどうぞ。

それから、インターネットでも公開するそうです。そちらは10月3日からでこれも10月中は何度も見れるそうです。eo光チャンネルに注目です。


堪能再び・第29回青春チャリティコンサート-FM放送

2011-08-08 | BFJO2011

2011.7.17(sun)に行われた高砂高校ジャズバンド部の年に一度の定期演奏会の演奏がBAN-BANラジオで放送されました。

コンサートの様子はこのブログの以前の記事をどうぞ

実は私の住まいでは新幹線の影になるためか加古川や神戸方面の電波の入りが悪いのですが、今回はサイマルラジオシステムによりインターネットを通して聴取出来ました。直接受信の場合は「86.9MHz」加古川市・高砂市・加古郡播磨町・稲美町が視聴区域のようです。

BAN-BANラジオのHP 

FMによるノイズの少ないクリアな放送ということもあったのですが、電送以前の音源収録&MIXという点で、稀ではないかと思うような非常に高レベルな演奏の録音であったと思いました。

これはもちろん音響機材提供していただいた㈱ヤマハCA営業部や㈱ローランド、㈱音太郎さん、そして日本音響家協会関西支部の方々らのボランティアあってのことでしょう。

この素晴らしい演奏。もう一度、再放送して欲しいと思うのですが、どうでしょうか。

私の部屋で録音できた演奏(第1部の1~3曲は間に合わず)
第1部 高砂高校ジャズバンド部

1. Well Git It!
2. Look For The Silver Lining
3. One More For The Count (Jr)
4. Double Play (Jr Band) 3:15
4x  MC 1:44
5. Ocean View 3:50
5x    MC 1:53
6. On The Sunny Side Of the Street 3:58
7. メンバー紹介 & The Chicken 5:19

第2部はゲストの社会人バンドTwinkle Jazz Orchestraの演奏でした。
1. Big Swing Face 6:58
2. Who's Sorry Now ・・・この演奏は時間調整でカットされた?
3. This could be the start of something big 6:07
4. From this moment on 4:13
5. It could happen to you 4:21
6. Night and Day 4:18

第3部は高砂高校レギュラーバンド吉村組にゲストが参加してのステージで。
1. Check your swing 4:00
2. Day By Day 5:47
3. Wave 5:03
4. Nasty Blues 4:54
    宗清弘氏(Guest Tb)にインタビュー 4:10
5. I've got a crash on you 3:57
6. BLUE BOSSA 7:22
7. Anvil Chorus 5:32
Encore
E1. Beauty School Dropout 5:32
E2. Cherokee 6:09

放送を聞いて感じるのは、会場で聴いたよりもはるかに音源に近い感じ。まるでステージ上に自分が立ってるかのようなそんな感じでした。それと、ベースやピアノ、サックスの個々の音など通常の会場ではどうしても埋もれがちな音をしっかり拾っているので、アレンジ&演奏の隅々まで、音を聞くことが出来たのでしょう。

以後はTwitterで拾った東京の社会人バンドの方のtweetつぶやきです。

(放送中の感想などが見れるのはTwitterならではです)

高砂高校のライブ、始まってた(・・;) ジュニアでも、物凄くうますぎる。凄いなぁ

聞いてるのはこれです。高砂高校のライブ 8月6日(土)13時~15時 第29回高砂高校ジャズバンド部 青春チャリティコンサート」がBAN-BANラジオ(FM86.9MHz)加古川の放送局です http://t.co/LYFnAhn

高砂高校、マジうまい。ジュニアのMCもうまい。どうするとこんなに上手くなるのか。指導者に乾杯!私は完敗

何か、やっぱり関西の人の音楽センスって、エモーショナルというか、ちょっと違う気がするんだよねえ。

今年は男の子が結構いるみたいで微笑ましいのぉ

4ビートもうまいのに、チキンとかもうまいし…。高砂高校と笹下高校は涙が出てくるのぉ

生じゃなくて、録音なのか。サックスの粒が物凄く立ってる感じ

ドラムすばらしす

リードラッパのシェイクも凄い@@

BIG SWING FACEだ!終わってから思い出したw

バランスが変わったと思ったら、社会人バンドか

学生バンドと社会人バンドの聞き比べると面白いなぁ

ありがとうございました。堪能しました


堪能・感動・青春チャリティコンサート

2011-07-17 | BFJO2011

P7176328m 2011.7.17(sun)  高砂高校ジャズバンド部の年に一度の定期演奏会として

第29回青春チャリティコンサートが行われました。

快晴で熱い一日でしたが、幸い湿度が低くて日陰では涼めるくらいの快適な夏の一日。

昨日、ちょっとした小物を作ろうとごそごそして今朝までやってたので、リハには顔を出せませんでした。おかげで、皆さんとゆっくり歓談もできなかったのが心残り。

来年から、休憩時間を+5分ほど増やしてくれたら嬉しいなぁ(^^)

1年生が加わって、特にバランス上の弱点だったTbに迫力・厚みがどんと出てきたのがとても良かったです。もうこれで、例年の高砂サウンドまではもう一息です。サックス隊のバランスもいい感じに聞こえました。

チャリコンの音響は毎年日本音響家協会関西支部さんと(株)音太郎さんのノウハウに、そしてヤマハの機材を活用して戴いて、素晴らしい音作りがなされています。今年はRolandの機器提供もあったようです。それで、もしかすると、実力以上に良く聞こえたかもしれませんが、吉村組のメンバーの個々のレベルアップが着実に進んでいるのは確かなことのようでした。

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入口の正面につるされた巨大な吊るし物が「ヨシムラマン」とは後で判明(笑)

個々の演奏曲についてはいろいろ書けると思いますが、今日の演奏曲の中では、個人的な思い入れもあって、アンヴィル・コーラスにとても感動させられました。カメラを持つ手が震えて、どうしようもなかったです。あの曲のアンサンブルの良さが十分に楽しめる、素晴らしい出来でした。チャリコンでこんな感動したのは初めて。(^^;; 本当に素晴らしい曲なのですが、演奏に感動したのです。これは何度でも聴きたいものです。

アンコール演奏で披露されたチェロキーもなかなか良くて、これは後半でぐぐっと感動が高まりました。

昨夜のBOSEさんのコメントが何か分かるような気がした、最後の2曲でした。

最初の曲は華々しく、元気に、Well Git It! で幕開け。Tp P長がハイトーンをしっかり決めて胸のすく演奏です。

1. Well Git It!
2. Look For The Silver Lining
3. One More For The Count (Jr)
4. Double Play (Jr)
5. Ocean View
6. On The Sunny Side Of the Street
7. The Chicken

2曲目はLook for the Silver Lining  「人生の明るい道を見つけよう」という励ましの曲

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ジュニアバンド(矢野組)は聞きなれた曲で少し物足りなかったのですが、演奏者はこれまでの3年生の応援が抜けて1年生が加わってますから、同じ曲でもやってる側には大きなチャレンジだったんでしょうね。

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ジュニアバンドのMCはホーンセクション各パートから一人出てるのでトリオができそう?

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何と英語の藤村先生がSunny Side of the Street を楽しく歌ってくれました。

バックの演奏が意外に素敵で、新たな魅力を聴けたような思いでした。

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部員紹介~トランペットセクション

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~トロンボーンセクション

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~サックスセクション

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第1部のラスト曲は森川組の演奏もあった、The Chicken。ギターソロなかなか

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第2部はゲストバンドのTwinkle Jazz Orchestraの演奏でした。

1. Big Swing Face
2. Who's Sorry Now
3. This could be the start of something big
4. From this moment on
5. It could happen to you
6. Night and Day

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第3部は高砂高校レギュラーバンド吉村組にゲストが参加してのステージで。

1. Check your swing
2. Day By Day
3. Wave
4. Nasty Blues
5. I've got a crash on you
6. BLUE BOSSA
7. Anvil Chorus
Encore
E1. Beauty School Dropout
E2. Cherokee

おまけ(7のラスト曲の前に挨拶がありました):吉村組長挨拶

ここでの衣装はあるブログで話題の水色Tシャツです。

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アンコール曲として、Beauty School Dropout 美しい曲ですが、吉村組にはいろんな思いが詰まった曲でしょう。ソロをこなしたTsのT君、TbのOさん、どちらもいい音になりましたねえ。

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アンコール2曲目のCherokeeはスピード感あふれとてもタイトな演奏。

ドラムのN君この高速曲もそつなくこなしてますが、もっと+アルファを期待…

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ステージ終わって、お見送りの後で、記念撮影!チーズ!

吉村組の爽やかな色集合でした

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< ホールの外でのお見送り演奏>


第29回青春チャリティコンサートまで・・あと2日

2011-07-15 | BFJO2011

P7146323m_2 2011.7.17(日)に開催予定の高砂高校ジャズバンド部の定期演奏会:青春チャリティコンサートまであと2日です。

今年のレギュラーは吉村組、男子部員が一挙に増えた吉村組の演奏がどのように仕上がっているのか、とても興味深いですね。

今年もステージや音響さん、共演などに素晴らしいプロの方の支援を受けられるようです。

毎年3部構成で、13時から16時過ぎまでたっぷりと演奏が聴けます。

第2部はゲストバンドとして、播磨地区拠点の社会人ビッグバンド、Twinkle Jazz Orchestra が出演です。ボーカルは赤木まやさん

そして、毎年お世話になってる関西ビッグバンドの重鎮、アロージャズオーケストラのリーダー宗清洋さんが今年も共演されるそうです。2日前に加古川のウエルネスパークのアラベスクホールで共演されたばかりなので、息があった演奏が聴けるでしょう。

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第14回姫路ジャズフェス2011

2011-05-14 | BFJO2011

2011.5.08(sun) 姫路文化センター大ホールにて姫路ジャズフェスティバルが行われました。

多数のアマチュアバンドが、次々に素晴らしい演奏を披露して、拍手を浴びていました。

司会は元ラジオ関西アナウンサーの三浦紘朗さん

昨夜のクリニックも参加して帰りが遅くなり、今日は出遅れてしまい、見たかったTwinkle Jazz Orchestraの午前中の出番に間に合わないという、情けないことになりましたが、午後のジャズ演奏は全バンドを聞くことが出来ました。

演奏シーンを下に置きました。スライドショーで見れるはずです。(右下隅のマークをクリックすると元画像が見れるかもしれません)

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#5. Sunday Sounds Jazz Orchestra

前日のクリニックで指導を受けたCorner Pocketはかなり雰囲気が良くなったようでした。クリニックではベースの納浩一プロがベースの音量が大きいので、p(音量記号のピアノ)で演奏すべきところが音が小さくならないと的確な指摘があり、そこを調整して臨まれた筈です。その用に演奏の出来はバンドだけでなく、音響さんの適切な調整との掛け算でのパフォーマンスになるので、音響でどのように変わるのかと言ったことは、この姫路ジャズフェスでの前日クリニックで何度か見ていますが、このような経験ができるバンドクリニックはとても有意義ですね。

#6. Castle Jazz Band

3曲目に演奏されたAmazing Graceではバンジョーとピアノで物悲しく始まり、涙誘われそうになりました。その後上原さんのTpのメロディーに移りだんだん賑やかな元気が出る編曲は好みでした。

#8. Swing Cats

姫路ジャズフェスで一番華々しいパフォーマンスでした。もともとこのバンドはイエロージャケットを着て明るいのですが、さらに今回登場した3人の歌姫さんは、司会の三浦さんによるとフラダンスしそうな・・・という雰囲気のカラフルでロングドレスでしたので、目に良かったです。(笑)私的にはmadocaさんが2年ぶり?にスリムになって素晴らしい声が完全復活で聴けたのが特に嬉しかったです。

#9. Mega Tone Jazz Orchestra

熱いサウンドを得意とするメガトーンは健在でした。

#10. Miki Sound Blast Orchestra

結成されて2年ほどでベテラン+若々しさの混成部隊ですが、スイング系を中心にやってるので今後の成長が楽しみです。近藤和彦As+ボーカルシンディさんが加わってのAll of Meは見応えありました。

#11. 高砂高校ジャズバンド部 Big Friendly Jazz Orchestra 吉村組

どの曲もこれまで聴いたことが無いくらい丁寧に演奏されてました。昨夜のクリニックでの知識・意識がそうさせたのでしょう。全く次元の違う演奏になってました。各ソロもかなりしっかりとやれたようです。

(1) Well Git It!

(2) One More For The Count・・Jr Band

(3) Blue Bossa 守屋セクステットのリズム3人と共演守屋純子P、納浩一B、小山太郎DS

(4) Not Yet Over The Hill

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#12. Saturday Night Gang

Polka Dots And Moonbeamsの演奏に村田陽一さんが共演。張りのある村田さんの音は独特ですねえ。

#13. Westwinds Jazz Orchestra

1曲目のFascinating Rhythmは私がこちらに来てビッグバンドを聴き始めた時のBFJO2005斎藤組の熱気と若さあふれる演奏が記憶に残ってるので、ついついそれと比較して物足りなく思ってしまいます。すいません。

3曲目のMoliendo Cafe(コーヒールンバ)は女性3人のボーカルでフリ付が楽しめましたが、かこむで見たフリの方が好きだったかも。(笑)

5曲目のHeat's OnにTpの岡崎好朗さんが共演。どこまでもまっすぐでピュアな音色が見事でした。

全体としては今年のボーカルさんはどのバンドも色彩豊かで、目でも楽しめましたよ。

アマバンドの幾つかは守屋純子スペシャルセクステットのプロの方と共演が出来て、得難い経験を積むことが出来たでしょう。

アマバンドのパフォーマンスが終わった後、長い休憩を挟んで、この日のメインイベントである今回のゲスト守屋純子スペシャルセクステットの演奏になりました。

今年のメンバーは守屋純子P、岡崎好朗TP、近藤和彦AS、村田陽一TB、納浩一B、小山太郎DSでした。

フロントホーンの近藤さん、岡崎さん、村田さんはジャケット着てて、守屋さんはうす茶系に切り替え模様のドレス、納さんは白シャツに黒っぽいベスト、小山さんは白シャツに緩めたネクタイというファッションでした。納さんは今まで見た中で一番のフォーマルっぽいオシャレでしたね。それと見て面白かったのが、小山さんのドラムのマイクが頭上から両側のシンバルを狙ったマイクはドラム席の後ろに束ねたようなスタンドがあり、立ちあがって頭の上で両サイドに分かれる配置でした。あのマイクスタンドは小山さん持参のものなんでしょうか?珍しい形でしたね。

演奏されたのは多分

1. Four In One この曲はタイミング合わせるのが難しそうな演奏者泣かせの名曲ではないかと。各パートの良さを盛り込みつつアンサンブルを聴かせるオーケストレーションの絶妙さが好きです。それを如何にもやすやすと演奏するこの人たちはさすが。でも若干村田さんtbにはこれまでの片岡さんに感じなかったものを感じる。音質音量タイミングなど。私にはツヤ・ハリがあり過ぎの感だけど、それが好きな方は多いだろう。

2. Walts Steps 1週間たって既に記憶が・・・

3. For Daniel 守屋さんの欧州活動を手伝ってくれた同年代の方が亡くなったのでその思いで作曲されたという。落ち着いた佳曲。

4. It's Don't Mean A Thing 納さんのベースソロが延々と面白かった。しばらくbに小山太郎さんのdsを合わせるだけでの流れがなかなか素敵で今夜一番ワクワクしたと思えた演奏。後半での村田節炸裂も良かったし。岡崎さんはまっすぐな音にアドリブ加えても揺るがない明瞭な音で前日クリニックで講師の何人かから言われてた「活舌」の良さというのが最高に良いのかも。全て楽しい。

5. Take The A train ・・・守屋さんのピアノソロ。これは良かった。あの曲をどこまで表現できるかと、恐らく会場の皆が固唾を飲んで聴き入ってた感じだけど、終わってからの拍手が一段と多かったのでは。

6. I Got It Bad   4~6がエリントンナンバー3つ揃えたとのことでした

7. Wolking Down The NAKAMISE Street ・・・浅草ジャズのために作ったそうです。いいですね、そんなテーマ曲が出来るなんて、姫ジャズも来年は15回目のキリの良い数字になるので、守屋さんに頼んで作ってもらうってのはいいかも。

アンコール

Night Stars (見上げてごらん夜の星を)

 ・・メロディラインは岡崎さんtpや近藤さんのssでシンプルだけど、そこからの展開はさすがに皆さん聴かせてくれます。イントロ含めて要所にB+Pの独特のフレーズが聞こえる。これはサウザンドクレイン(別の曲かも)に使われてたのと似た感じかな物悲しい曲想の基礎作りになった感じで印象深かった。