今日家内から「お父さん水道料金が先月の倍に成って居るんだけど如何してだろうか?」と相談を受けた。聞いた瞬間に又嫌な予感がした。我が家は築36年を経過しており家の外回りはガタガタで見るも無残な状態だが水回りも過去3回程トラブルに見舞われている。其のトラブルは全て土の中で接続されて居るエルボやT字のソケット部分の糊付け工事部分の拙さによる水漏れトラブル・・・・・・困った事にパイプが裂けたなら可也の漏水が有るので地面から水が吹上げたり其の辺りが可也の部分漏水により湿るので目視で判断出来るのだが?過去のトラブルは全て糊付けしている部分が長くて4mm程度、ひどい工事箇所だと接続部分に相手の直管が2mmも入って居らず糊付けだけで接続されている感じでグスッと行き止まる所までパイプが差し込まれて居ないので最初の内は此れで如何にか守って居るのだが長年の季節に於けるパイプの収縮に寄り此の接着が外れ地中のパイプなので完全には外れないのだが水圧により少量の水漏れが起こり始末が悪い事に気付くのが遅れて仕舞い水道料金の請求段階で漸く気付く事に成る。
「かなわんなぁ~又かいな!」と思いながらも此の侭放置すると どんどん水道メーターは回るのでテレビを見て居たのを諦めて原因追求をする事にした。私は水道工事は本職では無いが家電メーカーのサービスの仕事に携わって居た為にガスや石油給湯器の修理も遣って居たし、何より住宅に関係ある家電メーカーだったので修理で呼付けられると原因追求と応急対策か自分で対応出来る工事は現場対応をしていたので(家が水漏れ状態で原因は判明しましたが対応は後日業者が対応します等の悠長な事では堪えてくれないので仕方なく)玄人までは行かないが素人ではない状態・・・・・その様な事情で結構、業者の工事ミスで水漏れ箇所を探す為に縁の下を這い回る事も経験した。
我家の漏水は初めてで無いので多分問題の箇所はお風呂周りの配管箇所のトラブルと予想をつけて其の近辺の地面を調べてみたが地面が湿っている箇所は無かったので取合えず止水栓のバルブを閉めて本管と我家の配管を分離するとメーター駒は全く回転しない事を確認した後にバルブを開放すると僅かだが駒が回る事が確認出来たので間違い無く我家の中で少量の水漏れが有る事は判明した。
前回の水漏れの時に家中の配管を調べた時に可也手間が掛かったので其の時に家の中の水周りとお風呂と台所の水周りを区別する為に私がレバー式の止水栓を2箇所取付けて居たので其々の止水栓を止めて水漏れ水路を確認すると水漏れ箇所は予想通りお風呂の水路周りで有る事が判明した。
此処まで解ると範囲は可也狭まったが地面側に濡れた場所が無いと言う事は石油給湯器のセメントで作られた台座の下の部分か?浴槽の落し込みの混合水栓への配管工事部分に成るがだが?通常、混合水位栓側はジャバラホースをナットで接続するタイプの工事が多いのと家の基礎のコンクリート部分の上を垂直に配管工事をして居るので 水漏れした場合は垂直の配管を伝わった水で必ず基礎部のコンクリートが濡れる筈、しかし其の形跡が無い事と念の為に水漏れを確認する為に医者が使う聴診器をコンクリート部に当てて聴いても音がしないので保々此方が原因でない事は確実、
そうすると給湯器のコンクリート製の台座の下辺りの問題となる。念の為に台の左右の土を掘り起すと左側の土の中に水道(冷水)の配管と給湯器の温水側の配管が台座の下に向いて配管されて居り右側を掘り返しても配管は見付からない「あちぁ~」で有る。配管は台座の左から入りその下でエルボだろう?90度に曲げられ再度エルボで上側に立上げられて居るのだろう?何でこの様な工事をするのだろうか?自分等の工事の遣り易さばかりで後のメンテや修理時の事は全く考えない業者の工事方法に頭に来て「くそー」と思い切り後ろのブロック塀を蹴り上げたが自分の足が痛いだけ何の解決にもなりゃしないHi
此れは大変な作業に成る。給湯器を外し台座を壊すか取り除きその下の土を掘返し水漏れの箇所を修理した後に給湯器の台座を別の場所に移し問題の箇所を修理した後に給湯器の配管工事をしなければ成らない事に成った。幸いな事は給湯器に止水栓を冷、温水共に取付けて有ったので其の開閉さえ遣れば当座は水漏れの対応は出来るのだが此れは外に出て遣るので一昔前の面倒な作業と成る。業者に頼むと大きい札が片手は飛んで行くと思うので自分で遣らねば成らないが先が思い遣られる感じ、2~3日に部材を整え工事に取り掛かろうと思って居る。