黄昏叔父さんの独り言

 アマチュア無線と何でも有りのブログ

 FT8専用のトランシーバーが時々運用中に電源が落ちる。

2024年05月15日 23時59分16秒 | アマチュア無線

 

  

 

 此の14日の夕方前にWARC Band(FT8)を運用中(送信中)にトランシーバーから突然カチャカチャと聞き成れない異音と同時にトランシーバーの表示画面が点滅して数秒後に無線機の電源が落ちて仕舞った。

 

 私は此れは『えらいこっちゃ!送信回路のファイナルを飛ばして仕舞ったか?』と焦ったが1分間ほど待って電源スイッチを入れたら電源は入り取敢えず受信状態には問題が無い感じで一安心・・・・・・・

 

 其の後、恐る恐る送信状態にしたら矢張りチャタリングの様な症状の後にトランシーバーの電源は落ちて仕舞った。この時私は送信時に過電流か、回路動作に問題が発生しマイコンの異常検知回路が作動したのでは?と判断したが夕食前で時間的余裕が無かったので故障診断を諦めて明朝の頭のスッキリした状態で時間を掛けてトラブル解消をする事にした。

 

 無線機に何かのトラブルが発生すると矢張り気に成るのか?昨晩は何時もの様な睡眠では無く01時頃に目覚めて仕舞った。早速、昨日と同じ様に動作チェックをするとFT8モードの送信が数回できる場合も有るが最終的には送信が中断され完全に電源が落ちるまでに長い場合だと5~8秒間に渡り表示画面の一部が弱く点滅しながら落ちて行く事が解り『矢張り問題個所はマイコン絡みのコントロール基板辺りか?』と思ったが何回もテストして居たら電源スイッチを入れた直ぐでも無反応で受信状態に入らない事も確認した。

 

 取り合えずトランシーバーの上下のケースを外してコントロール基板と各基盤を接続するフラットケーブルの接続状態を抜き差しして確認したが問題は無い感じ、其の状態で確認の為の通信を行ったら今度は問題なく2局と交信する事が出来た???

 

 此のテスト状態では通信時にパソコンのキーボードが狭くて打てないので電源を入れた侭の状態で無線機を本来の位置に移動しようとしたら同じ症状が発生!同じ動作を繰り返すと可成りの確率で同症状を確認・・・・・此の事から如何やら無線機後面の接続コード絡みのトラブルらしき事が解った。其れなら多分DC電源からの接続コードか?と接続端子への接続状態とコード関係のチェックをしたが問題は無し、『まさかヒューズに問題が?』とヒューズ・ホルダーを割って端子から管ヒューズを外そうとしたら『アチャ~』とビックリ!何と写真の様にヒューズ線がスッポリと抜け出て来た。

 

 今回の無線機トラブルの原因が私が現役時代の職業であった家電製品の修理時にも稀にあった管ヒューズの『半田面荒れの細穴(ボソアナ』に寄る接触不良とは!多分送信時には受信時より大きな電流が流れるのでヒューズ線のゆがみ等で金属部分への接触不良が時々発生していた模様、今回は最初の段階で判断を誤って居た事でトラブル解消に長引いた。反省

 

 

 

 

 

 



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