今日は私の75歳の誕生日で私も ついに『後期高齢者』の仲間入りと成った。自分が此の歳に成るまでは思いもしなかった事だが、いざ自分が其の歳に成って見ると、何と嫌な言い方なのだろうか?高齢者の後期なのだから死ぬのを待っている様な表現!確かに其の通りなのだがもう少し良い表現が有っても良いのでは?と思って仕舞う。
何れにしても此の歳まで何とか生き長らえて来られた事には感謝すべき事なのだろうが?此の歳に成ると『誕生日 おめでとう御座います。』と祝われても正直な処、余り嬉しくは無いのが現実、 何せ70歳に成るまでは余り考える事の無かった自分の寿命が尽きるであろう日が此の歳に成ると一日、一日と間違い無く近づいて居る現実、そんな事を思いながらも、東京に住む嫁いだ娘と地元に居る息子夫婦と孫の都から其々に私の誕生日を忘れる事無く電話が掛かって来た事は一寸と嬉しかった。
私達夫婦も今年は私が後期高齢者、家内が高齢者の仲間入り、今までの様な健康で何の不安の無い、のんびりとした老後が送られるのも後4~5年位か?現在の様な状態で夫婦で過ごせる期間が一日でも長引く様な老後が送らればと願うばかりである。