黄昏叔父さんの独り言

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 今日は『ご近所デイサービスと認知症講習会』を受ける。

2021年09月23日 16時51分38秒 | その他

 

    

 

 

 先日に常会(此の地区の地域親睦組織)の世話役の方が我家に来られて『今回、此の地区で・いきいき100歳体操を始めるので参加して貰えないか?』とお声が掛かった。此の運動には市からの補助金も出るし高齢者の健康維持の為にも良い事なので地域の有志で話が進んで居た様だが始めるには或る一定の参加者が必要な様で我家にも声が掛り家内は即座に参加する事を決めたが男性の参加者が少ないので私にも参加して貰えないか?と言われ一週間に一回程度の体操への参加ならと其の行事に参加する事にした。

 

 暫くして今月23日に始めての説明会が開かれる事に成って先程、初めての集まりが開かれたが其の内容は単なる『いきいき100歳体操』だけの話だけでは無く本筋は『ご近所ディサービス運営研修会』と『認知症を学び地域で支えよう』の3時間強の勉強会が始まった。最初の2時間は団塊の世代(800万人)が75歳以上と成る2025年以降は、国民の医療や介護の重要が更に見込まれて居て、其の為、厚生労働省に置いては2025年を目途に、高齢者の尊厳の保持と自立生活の支援の目的のもとで、可能な限り住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続ける事が出来る様に地域の包括的な支援・サービス提供体制(地域包括ケアシステム)の構築を進めて居るらしい。

 

 平たく言えば現在の高齢者が亡く成るまでに各種介護サービスを全く受けずに一生を元気に過ごし一生を終える場合と其れ等を受けて一生を終えた場合は男性で約1300万円、女性は男性よりも長生きをするので約1800万円程の費用経費に相違があるらしい。此の現実が先見えしたら国としては先行投資を行い各施策を実施し高齢者に少しでも元気に過ごして貰う事が得策と考えて居る様だ。此処まで話が進むと此れは単なる『いきいき100歳体操実施』に終わらず毎週一回、3時間程の自立生活の支援行事を行なう事が解かり、最初の内は地域での単なる『体操運動』で此の御時世に補助金が出るのは何かあるな?と思った私の直感は『ヤッパリな!』と当っていた。

 

 然し個人主義が長く続き昔からの地域住民の繋がりが時代と伴に段々と薄れて行く現実の問題や家族間でも親子夫婦の同居世帯が少なく成って行く現実の中にあって今後は地域が連帯した包括的な支援・サービス提供体制構築には過去に無かった方法を模索せねば成らず、此れは此れで理に適って居るし世間は『秋分の日』の祝日にも関わらず20名程が集った小集会に態々若い市の職員が3名も出席し熱心な説明会が開かれた事は非常に勉強に成った。

 

 其の後に私達世代が加齢と伴にやがて現実問題と成る『認知症問題』の養成講座も開かれたが此方も非常に参考に成った。特に記憶障害の説明で記憶を司る器官(海馬)の働きをイソギンチャクを『記憶の壺』例えた説明で私が長年に渡り思って居た認知症が進んで行くと新しい記憶が忘れ去られるのに古い記憶は残って居る事を不思議に思って居たが?右の写真(記憶障害)の認知症が進んだら記憶の壺のイソギンチャクの触手の上側から無く成って行き其の結果、蓄えられた記憶は新しい記憶(上側)から消え去り壺の底にある古い記憶程、最後まで残る説明は正に目から鱗であった。

 

 此れ等の認知症に関する講習会はやがて私達夫婦が直面する問題であり特に我家は私達夫婦が新宅をした事で両親の介護をした経験も無かったので知れ得ない情報であり参考に成ったし此の講習会を受けた事を生かさねば成らないと強く思った。

 

 



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