昨日に運用の有った沖縄県八重山郡与那国町からの運用が今日は他の周波数で運用が有るだろうと朝から注意して居たら18Mhz帯のCWで運用が始まり07:13JSTに交信する事が出来た。しかし珍しい場所からの運用の割には呼掛ける局が少なく此の時間帯では大きいパイル・アップにも成らず交信は淡々と進んでいた。
昨晩の21Mhz帯のCWの信号は先ず先ずの強さで入感していたが何方も呼掛けが無く08:52~09:13JST間は時々CQを連発していたが誰も呼掛けず其の後 暫くして移動運用に気付いた人が呼掛け始め 其の後は切れ目無く交信が続いて居た。此の局(JR6KE)とは島尻郡渡名喜村、島尻郡北大東村と今回の与那国町と合わせて6回の交信実績が有るが全てCWモードに寄る運用で然もハイバンドでの運用が多く18,21,24Mhz帯が多く7Mhz帯は一回のみ今回も私が確認した限りでは7Mhz帯やSSBモードでの信号は聞いて居ない。今回の此の運用でZAが始まって以来、全てのポイントからのQRVが実施されたので「ZAの上がり」の局も多数居られると思うがCWモードの運用をされない局は気が気で無い状態で有ろう。そう言えば鹿児島県鹿児島郡十島村(宝島)から運用されている局(JA1BVY/6)も5回の交信実績は全てCWモードに寄るもので大島郡喜界町(喜界島)大島郡天城町(徳之島)そして今回の鹿児島郡十島村(宝島)と御二人とも離島からの移動運用で然もモードはCW・・・・・
CWでの移動運用局の場合は珍しい場所からの運用に成ると其れ成りのパイルアップには成るが国内の場合は可也珍しい場所からの運用でも30分~1時間も経過すると余程の事が無い限り交信のチャンスは広がり交信の確率は極めて高い。むしろ交信のスピードが速いが為にクラスター頼みの運用をして居る場合、少し気付くのが遅れると目的の周波数に聞きに行くと既に其の周波数に目的の局は居らず交信出来ないケースの方が多い。
此れはCWを運用する局が少ない上にベテランのオペレーターだと1時間に150~200交信位は楽々とこなす事と、運用中に交信が途切れた場合にバンド・チェンジをしても運用する周波数の確保に困らない事が大きく関係して居る様に思う。(CWの割当周波数はどのバンドも空いているのに対して7Mhz帯のSSBモードの運用時だと迂闊にQRTしたり一寸浮気をした後に再度運用すると成ると周波数が込合って居て周波数の確保が出来ない)其の上にSSBと比較して格段に了解度が良い事から小電力の運用時や運用場所、アンテナの非力さを十分にカバー出来るので条件の悪い離島への移動運用時に此処辺が重宝されるのだろう。
現在の国内の移動運用の追っ掛けやアワードを遣る上でSSBモードで完成させる事には殆ど問題は無いが?アワード(ZA,MA)で人より先んじて完成させたい場合(完成スピードを競う場合には)CWモードでの運用は必須で欠かせない状態に成って居る。