黄昏叔父さんの独り言

 アマチュア無線と何でも有りのブログ

 続く「花見のはしご」

2014年04月04日 09時10分04秒 | その他

  

  

 


 今年の桜の開花は例年の様に徐々に花開く開花状況では無く2~3日で一気に花開く開花状況となった。29日の夕方に少しつぼみが開き始めたのは確認したが日曜日は所用で桜の花は見れなかったし月曜日は雨と強い風が吹く天気で家の中から木々が白や薄いピンク色に染まって来たのが見えたが随分開花状況が早い印象がして「此れは早く桜を見ておかねば」と思い其の後の火曜、水曜日は近隣の桜を巡り花見のはしごをした。其の夜の全国ニュースでも例年よりも開花後の進行状況が随分早い事が報道されていた。阿南では火曜日頃から花びらが散り始め水曜日は風が吹くと花吹雪に成る状況に私も今年は随分散るのが早いことを実感した。



 今年は徳島県内の有名な桜の名所を巡ろうと思って居たので少し状況が変わって来た。4日は天候が崩れる予報が出ていたので雨が降ると花が散ってしまうと思い する事も無いので思い切って花見の遠出をする事にした。家を出た時は神山町の温泉付近と川井峠の枝垂れ桜を見に行く予定であったが川井峠は少し高さが有るので後日でもチャンスが有ると思い平地で桜が有名な上板町の千本桜を見ることに急遽予定を変更して足を延ばした。阿南から1時間以上掛かる下道を走り現地に3時前に現地に着いたが途中の吉野川の北岸辺りでポツリポツリと雨粒がフロントガラスを濡らし始めた。



此の場所には昔から県の広大な面積を持つ畜産試験センターが有り其の施設を取り囲むように桜並木が続いている。最初の写真に有る様に「桜まつり」の旗が所々で風に靡いていたが桜見物の人影は意外と少なかった。設備の外周に沿ってユックリ散策したら一周30~40分程度は掛かる位の広さであったが大半の桜の木は場内に有り場内の桜の木の近くで放牧された牛がゆっくりと草を食んでこの世の春を楽しんでいた。此の場所は千本桜と言われているが確かに私が訪れた中ではダントツの規模だが千本桜は些か大袈裟には感じたが一見の価値はありそうだ。自宅に帰って徳島市内育ちの家内に話したら子供の頃に親に連れられて行った事が有るらしく子供心に巨大な豚が居て其れが恐竜のような大きさに感じた事等を話していた。



 上板町からの帰り道、徳島市内は如何しても通るので思い切って蔵元の西部公園から眉山に上がり山の尾根を縦走するコースを走り所々で車を止めて写真を撮ったが生憎の曇天の空模様と桜の状況も県南部より進んでいて所々が葉桜状態に成ったりして思った様な写真は取れなかったが しかしこの辺は徳島の中心地に近いため人出も多く茣蓙やブルーシートが引き詰められた場所で其々のスタイルで花見を楽しんでいて昔ながらの花見の雰囲気を感じた。



 我家を出発したのは13時頃であったが北方をぐるっと1回りして帰宅したら18時を回っていて今日は徳島県下でも有名所の桜の名所を訪れて「花見」を満喫した一日と成った。明けて4日の今日は雨と強風が吹き荒れ満開の桜としては致命的な荒れ模様の天候、桜が一番良い時期での此の天候だけに今後の花見は高い山に向かわねば良い状態の桜を見る事は出来ないだろう。4年ほど前の四月の下旬に峠の移動で土須峠(1000mh)に移動運用に出掛けた時に花吹雪の中で運用した事を思い出したので機会が有れば あの桜を見に行きたいと思っている。