昨日運用中に煙が出たHF帯の無線機は復旧する事が出来ず昨晩は時間切れで就寝した。今朝は早起きして非常に寒い中で移動用の無線機を車より取外し固定局用に据えた。この無線機は50W出力なので200Wのリニヤを押すスタンバイ回路を臨時に製作して送信テストを開始、送信すると即、電源が切れる症状に成った。移動用の無線機を使うのは秋の東洋町移動以来、其の時までは正常に動作していたのだが?
IC-706の後ろにAT-180を接続していたのでチューナーでの離調も有りえると思い706のアンテナ端子に直接アンテナを接続しても同症状、原因はICOMのDC電源との相性の問題で有った。其の電源はIC-756では問題なく動作するのだが何故か706では瞬間、表示は出るが電源が落ちる症状と成っていた。別の電源でテストして正常に動作したのでアンテナ・チューナーのAT-180を接続して電波を出すと前と同じ症状と成った。アンテナ・チューナーの電源は入るがチューニング動作をしていない状況(アンテナ・チューナーは以前から安定には動作していなかった)チューナーの方も故障していたので「鼬ごっこ」に成っていた。
これらのリグで取敢えず運用出来る体制に成ったが時刻は既に8時50分を回っている。準備をしながらクラスターはチェックしていたら秋田県の東成瀬村からCWの運用が載っていた。私も3年前に運用したがこの場所は豪雪地帯、私の運用は5月の後半であったが山間部には雪渓が残っており、早朝に起床したら車内はー2度以下 其の寒さに驚いた。この場所は秋田県内では藤里に次ぐレアーな所、是非交信しておきたかったが電波を出せる前にQRTしたらしく交信する事は出来ず残念な結果と成った。只、運用局は地元の固定局だった事が少し救いに思えたが?チャンスが有れば良いのだが・・・・
先日、プチ・アワードの対象地区を過去に私がどれ程運用したのか?リストを調べると100箇所以上で運用していた。昨日、宮崎の安養子さん(JO6XMM)と話する機会が有り、今、離島に行くと如何程の局と交信出来るだろうか?等と話をしたが多分呼ばれ続けてQRTする事が出来ないだろうと思う。今、この時間ブログ(18:00jst)を書きながら沖縄の座間味村からのQRVしている局のオペレートを聞いているが切れ目無く呼ばれ続けている。日本広しと言えども連日600局以上の方と毎日交信が可能な場所は沖縄近辺の離島しか無い。連日大変ハードな運用になるが機会が有れば再度挑戦したい場所である。