津軽半島の竜飛崎を出発し来た道を(280号線)を引き返す様に青森市まで帰り其の後、4号線を浅虫温泉まで移動しスーパーで食料を調達、青森東高校平内校舎を過ぎた交差点を路地に入り夜越山森林公園の横を通り夜越山オートキャンプ場の駐車場で運用した。運用開始は18:42jst~21:29jstまで7MHzで運用中、赤色の回転灯がゆっくりと近付いてきたのでパトカーだなと思い、運転免許証と無線の免許状を持って車外で待ち構えた。
やがて2人の警官が近付いて来て定石道理の職務質問が始まった。アマチュア無線の事は少し知っている様で有ったが移動運用の目的等を詳しく聞かれた。「第三者からの通報ですか?」と私が逆に尋ねると「いやいや 巡回パトロールです。」と言ったが素振りからは明らかに其れらしき事が解った。
この場所は可也大きい駐車場、近くに人家も無く日が落ちると寂しい場所なのでパトカーが日常に警邏する様な場所には思え無かった。優しい遣り取りの話の中でも何か府に落ちないものを感じていた私だったが警察官が「ご主人さん申し訳ないが履物を見せて貰えませか?」と聞いて来たので矢張り何か疑っていたのだとハッキリ解った。
その時はサンダルを履いていたので「汚れていますがどうぞ」と差し出すと調べながら「ところで靴のサイズは?」聞いて来たので「27~27.5cmです」と答えると「大きい靴を履くのですね?失礼しました。」と警官の表情が変わったので「何か事件でも有ったのですか?」聞いたら再度「いやいや 本当に失礼しました職務なので気を悪くしないで下さい。長旅の様なので道中お気付けて」と敬礼して立去って行った。無罪放免には成ったが30分くらいの間が空いたので無線を再開する気も無くアンテナを撤収 次の運用地の七戸町に向かう事にした。
この平内町での交信数は最終146局で終わった。途中のパトカー訪問もありこの場所の写真は撮り忘れ無い。