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少ない電流でLEDを光らせるには高輝度LEDが良いのか、ローパワーLEDが良いのか、実験してみた

2014年03月11日 01時57分51秒 | 電子工作
LEDを少ない電流で光らせるには、
高輝度LEDを少ない電流で光らせるのが良いのか?
それともローパワーLEDを使う方が良いのか?
実際に点灯してみることにしました。

まず、実験に使用したLEDを紹介します。
いずれもΦ3mmクラスのLEDです。


A.ローパワーLED
   デジットで見つけたウルトラローパワーLEDです

   IFが2mAというものです。150円とかなり高め。
   特徴的なのが長い足です。

   一般的なLEDの倍以上あります。

B.比較のため、従来のLED
   品番は分かりません

C.高輝度LEDその1
   これまたデジットで見つけた超高輝度LEDです。

   R.O.C.と書いてあるので、メーカー名かと思っていたら
   そうではなくて、これは台湾(Republic of China)のことでした。
   品番からA-BRIGHT製と分かりました。

D.高輝度LEDその2
   千石電商で見つけたOptoSupply製の高輝度LEDです。


実験はこのようにしました。
4つのLEDを全部直列にして、半固定抵抗で電流制限抵抗を調整します。
同じく直列に入れた1KΩの両端の電圧を見て電流値を確認します。

では、いきなり結論です。
これが、0.1mAで点灯させたものです。
左からA.B.C.DのLEDです。

一番右も赤く光っているのですが、明るすぎて色が飛んでいます。
この勝負、DのOptoSupply製の圧勝でした。

では、ウルトラローパワーLEDはホントに光っているのか?
AとBだけで光らせてみました。

一応点灯していますが、従来のLEDとそう変わらないようです。

ちなみに、電流を0.5mAに増やしてみました。

うーーん、何とも微妙な。
ウルトラローパワーと言えども、明るい訳では無かったようです。
これはおそらく、通常のLEDは10mAとか20mAで管理されているところ、
このウルトラローパワーLEDでは2mAで管理されていると言う事なんでしょう。
明るさは普通のようです。
値段が高いのでつい期待してしまいました。

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