『古代を考える』 シリーズ 吉川弘文館 1985年~ など その1 . . . 本文を読む
本日の到着便 『史林』 特集 国境 90巻 1号 2007 史学研究会しばらくの間ご無沙汰だった『史林』という雑誌、「国境」という特集を組んでいる。はやいもので、2007年の出版から8年も経過している。ここに含まれている論文が参考文献にたびたび掲載されているのでようやく入手することになった。地方では基幹となる図書館にある歴史雑誌は、『史学雑誌』 『日本歴史』『歴史評論』などに限られ、大阪から出している『日本史研究』や、京都大学のこの『史林』などは地方史扱いなのか、公共図書館で定期購読する気配もない。 . . . 本文を読む
戦後史学の講座ものの企画は自分が大学の学生だった1970年を起点に、比較的容易に入手できる安価なものを中心に読んできた。戦後日本史学では岩波書店と日本史研究会・歴史学研究会の講座ものを出版してきた東大のシリーズをみるとある程度10年単位で戦後史学史の流れがつかめるようだ。それでは考古学・古代史の分野ではどうか。古代史以外に二兎も三兎も追いかけている間にどうも学会と縁がないところまで来てしまったのだが。部屋のあちこちに古代史講座が櫛が欠けたように散在している。私の頭の中の整理を兼ねて、極私的な考古学・古代史講座の出版年表を綴ってみよう。 . . . 本文を読む