朝から暑かった8月26日午後の散歩にて...
エアコンで涼しい部屋から家を出るタイミングがなかなかつかめない、なにせ部屋から廊下へ出るだけでまるでお風呂へ入っているような感覚を覚えるくらいだった。しかし暗くなってもしょうがないので午後6時頃意を決して準備に入った(笑)。
外へ出るとこれが意外にも風が気持ち良い、先日の暑い日もそうだったがこの時間の外の感じから少しずつ夏の終盤を感じてきますね。
さて家を出て今日はCobbyが迷わず土手の方向を選んだ、まあこの少し涼しげな風を感じるので川のそばを歩くのも良いかなと軌道修正はなし(笑)。その土手を歩き始めてすぐ・・・とんでもなくでかい積乱雲を目の当たりにした。
まあただ事ではない大きさでしたね。右側には柔らかそうな穏やかな雲が長く尾を引くように佇んでいるんですが、この山盛りのかき氷のような積乱雲の存在感といったらなかったです。
ゲリラ豪雨なんてこんな雲の下で起こっているのかななんて思いながら土手を歩いていました。時刻もすでに夕刻で徐々に全体がオレンジ色に染まり始めます...
傍から見ていると『凄いな~』ですみますが、あまり真上にできてほしくない雲ですよね。
その後はいつものように新河岸川沿いを歩き「この木なんの木公園」にて休憩、Cobbyにおやつを与えベンチで歩いてきた汗を引かせているとどこからともなく「カミナリが見える」という子供の声が...。
先程の雲の方を見ると案の定ピカッと光りながら雷鳴が遅れて聞こえてくる。すでに少し暗くもなり始めていたのでCobbyを促し帰りの途につくことに。
公園から土手に上がり雲の方角を見るとまさに「Thunder and Lightning」である、音はそれほど大きく聞こえてこないのだが稲光が雲の中心くらいから縦横に走っている。あまりに稲光の量が多いのでこれはカメラに収められるかなと思い、橋の欄干というか端のしっかりとしたコンクリートの柱の上にカメラを載せてストラップなどを使いなんとか写せそうな角度にセットして露出時間を考え始めた。
超秒撮影にして何本かの稲妻をキャッチできれはと思いまだ少し明るいので感度をISO50~100で絞りを大きく絞り込み10~25秒くらいの露光時間を稼いで撮ってみた。
雲の中で大きく光っているのが見えた時の写真なのだがスローシャッターゆえ全体が明るくなってしまうので雷光は埋もれてしまっていました。
それから何度か露出を変えながらなんとか捉えられたのはISO50~100で(絞りはF8~16で)8~10秒の露光時間で3枚ほどうまく捉えられました。
トリミングしてます(ISO100,6秒,F8,-1.3EV)。
こちらは横走りしている稲妻も見えてますね(同上)。
もう暗くなってきたので切り上げて帰りましたが橋から少し離れた場所からも周りが暗くなってきたためかなり稲光がはっきり見えてきました。そこで最後のチャレンジ(笑)。
もう手持ちです、ISOオートにして絞りをF4くらいにしてだいたい1/60秒くらい稼げるように露出補正も思いっきりマイナスに振ってたしか-2.7EVになってたともいます。前の明るい時に撮れなかった雲の中での稲光が印象的に撮れましたねえ。
ISOが2500になってました、ほぼ暗闇で撮ってます(笑)。
稲光もなんとか一枚...
こちらはトリミングしてますから余計にノイズが目立ちます、でもしっかり写ってましたね。ただこれは地面に落ちた直後くらいですね。マニュアルのplanar T*1.4/50なのですがもう暗くてピントの修正を怠っていましたね^^;)、もう老眼で目がついていけません(笑)。
こういうシュチュエーションこそ「α7SII」だったらどうなのかなあなんて思っちゃいましたね、つくづく・・・。
もう家までは真っ暗の中歩いて帰りました^^、そんな時に限ってうちのCobbyはウンチをやらかしてくれるんですよねえ。取りこぼしがないように精一杯目を凝らして拾いましたよ(笑)。
もう8月最後の日曜日ですね、9月もまだ暑そうだけどこちらでは夕方はだいぶ落ち着いてきました。
少しずつ秋になっていくんですね・・・あたりまえのように・・・ぜひそうであって欲しいところです...。
※ カメラ: Sony α7II
レンズ: Zeiss planar T*1.4/50