きょうようやくSP AF 180mm F/3.5 Di LD [IF] MACRO 1:1をα7IIで持ち出しました。午後の散歩に出る前は少し雨も降ったり止んだりではっきりしなかったのですが、幸いにも3時ころ明る日差しがさしてきたタイミングで家を出ました。
土手の草がきれいに刈られとても歩きやすくなったので久しぶりに土手のコースを、
逆光でCobbyを捉えます、だいぶ毛が伸びてきてモッサリしてきました・・・そりゃ種もたくさん付くところができたというもんですよね^^。こうして逆光で見ると太って見える体の本来のボデイが透けて見えますね、これでトリミングへ行くとさっぱりスリムになります(笑)。f/5.6くらいで撮っているのですが、やはりα7IIだと足元近辺のピントのあった草などが鮮明にというかしっかり解像してますね。
しかしα7IIのEVFは逆光とか真横から光が来る時などではとても見にくいです、特に私はメガネを掛けているので横から入る光でEVFが明暗差で像がしっかり見えません・・・レフ機(OVF)ではあまり感じないのですが。
そして順光でも色のこってり出るところもある意味驚きです。
(f/8, 1/125, ISO100) | (同左) |
D700とだいぶ印象が違います、そこで曇ったタイミングで花を近接で撮ってみました...
ちょっと暗かったかなと思ったのですが、前半分は被写界深度内に入れようとf/5.6を選ぶとISO感度が3200まで上がりました・・・このくらいの状況だとあまり画は荒れませんでしたね。肝心の色味もそれほど強烈には出てません。
色味についてはホワイトバランスをオートにしていたことに関係するのでしょうかね。
その横の淡い黄色い花を同じく接写してみると...
色味が違うとこんなにISO感度が違うんですかねえ、画像は少し暗かったですが淡い色合いはしっかり出てますが、それほどしつこくはないですね。
そしてきょう一番の盛りの花だった「皇帝ダリア」ですが、これはきれいでした。
逆光で現像時手を入れて仕上げています、まさに絵のような写真になりますね・・・この辺の光の状況がとても写り的にはいいようです。
こちらは半逆光で少し明るく仕上げました、それなりにリアルになってきます。画作りがとても楽しめます、臨場感・立体感を得意とするAi Micro-Nikkor 105mm F2.8Sと真逆の立ち位置と言ってもいいくらいな感じです。
ぐっと寄ってシルキーな花びらに迫ってみました。
(f/3.5, 1/125, ISO2500, +1.0EV)
日がどんどん落ち始めているのでさすがにここまで接写をすると暗くなりISO感度もずいぶんと上がります。多少ざらつきは否めませんが、質感はとても良いのでもっと早い時間の低いISO感度でチャレンジしてみたいですね。
日が落ちる前のとても低い位置の光が照らす坂道もとても雰囲気良く、珍しい印象で撮れました。
先程の皇帝ダリアの接写のまま露出補正を戻さなかったのでRAW画像はずいぶんと明るくなってしまいましたので現像で手直ししてます。中央だけ靄がかかったように明るくなってとても不思議な光景でしたが、うまく切り取れていて安心しました。
ちょっと家を出る時間が遅かったのもあり、ISO感度が上がり加減でした。D700の時と並べて比べるには条件が悪すぎますが、α7IIでの画はまた一味違いそうですね。α7IIなりのこのレンズの美味しいところをどんどん引き出していきたいですね。
※ カメラ :α7II
レンズ :SP AF 180mm F/3.5 Di LD [IF] MACRO 1:1