気まぐれで入った駅前の本屋で発見。もちろん3月11日に近いということもあるけど、海堂尊が監修していたことにも惹かれて購入。
まさにその時に現地にいたお医者さん達、或いは、現地で活動をしようと乗り込んだお医者さん達の奮闘がリアルに描かれています。行政、行動力、判断力、協力・・いろいろと考えさせられる。
また、2011年当時のことは折につけ思い出しますが、本を読んで東北のリアルな状況を知るにつけ関東にいた自分なんか全然大したことなかったんだと考えさせられるな。あん時は、ガソリンを入れるのに苦労したり、テレビをつければ津波は原発のことばかりでヒドイ状況になったもんだと落ち込んだけど、この本を読めば、「何言ってんだ」という感じ。
これを機に改めて、家族と離れた状況で被災したらどのように行動しようとか、飲料や食料は何日分備蓄できているのかなど、しっかりと確認することにします。