2022年 Jリーグディヴィジョン1 第29節 清水エスパルス 1-1 湘南ベルマーレ
12分 1-0 清水 チアゴ サンタナ
90+6分 1-1 湘南 ウェリントン
信じられないことに最後の最後のプレーで同点に追いついた。ウェリ本当にありがとう。イヤ～こんなことってあるんだ。
前節でミスをした舘と米本とがベンチからも外れて、悪夢を払拭したいということかな。監督もかなりはっきりした考え方。そんで、解説が水沼パパ。これはよい印象。舘と米本も含め、スタメンを5人も代えて、中2日間の試合にフレッシュな選手で挑もうという考えだし、5試合連続で先制点を与えているのか・・・そりゃ勝てんわ。
3分、フリーキックから中央でタリクが納めて左の阿部に・・・CK。5分、右の岡本から前線の町野に長いボールもゴールキックに。6分、左から右、右から左へと大きな展開。右で広教が粘ってからのクロスは上げられなかったがCKに。杉岡のキックはタリクから杉岡に渡り、右からクロスを入れるも、権田が防いでCKアゲイン。7分、杉岡のキックは清水DFが頭で防いでCKアゲイン。左から茨田がファーで待っていた阿部に蹴って、ボレーしたが大きく外れた。
11分、相手のパスを町野が頭でカットしたがゴール前に飛んでしまい、DF同士がはっきりしないプレーをしている間にサンタナが抜け出して左足で体重を乗せた素晴らしいミドルシュート・・・これが決まって先制を許す。
18分、左サイドを中野がドリブルで抜け出して町野にスルーパスも届かず。町野のあきらめが早いけど気になるな。22分、更に、中野が左からアーリークロスを入れるが、中の町野は感じていなかった。31分、更に中野から平岡にいいパス。これだよ。クロスはDFに当たった。ディフェンスで廻すけど、次のパスの出しどころが厳しい。
35分、左のスローインから右に出して広教がロングシュートしたが鈴木の喉に当たって時計が止まった。37分、平岡のミドルシュートは大きく外れる。ゴールに向かうのはよい姿勢だぞ。39分、町野が中央から運んで右に、左に、ブロックの外側だけどね。40分、タリクから中の阿部に、反転してから左足でシュートしたが権田が手を伸ばしてCK。ファーの大野が頭で合わせたが外れてしまった。
46分、左から右に大きく振って、広教が岡本に落としてシュートは外れてしまった。時折よい攻撃を見せるけど、決定的なシーンがなかった前半戦。後半はどうやって打開するのか、町野の動きが少ないのが気になっちゃうけど。そして、解説の水沼さんが言ってるが、ベルマーレはリスクを犯して攻めていない印象。確かにそう感じた。
46分、広教が山原から奪って町野へ。そこからスルーパスが通らない。カウンタだったが精度が悪くてね。惜しいね。48分、町野がキーバーと1対1に。シュートすればよいおんいタリクに弱いパスをして、松岡が足を伸ばしてクリアされてしまった。フリーキックもヘディングはキーパーにすっぽり。ベルマーレは後半からディフェンス積極的に行ってる。
51分、杉岡が足を出したところにピカチュウが走り込んでVARになったが、荒木さんが珍しくノーファールというフェアなジャッジに。53分、カウンタから原が平岡を倒してイエローカード。でも、この時間で大野が故障してしまって交替を求める。ベンチに舘を入れていなかったけど大丈夫なのか不安が広がる。次の試合はどうなっちゃうの？大岩はどこに行ったの？新外国人はまだ来ないの？ 大野だけじゃなく、阿部もOUT。代わりに瀬川と山本脩がIN。山本は真ん中できるの？と思ったけど、そのまま真ん中に入った。
56分、町野が瀬川からのフィードを受けて、センタラインからごりごりをドリブルで運び、最後に放ったシュートは権田に防がれてしまった。ここから色々と攻め込んだがゴールに結びつかず。
64分、左から中野が中央に持ちこんでタリクに渡してシュートを放ったが最後はキーパー。左で瀬川が抜け出して、マイナスに送ったが、DFに当たり、平岡に当たりゴールキックに。65分、カルリーニョスと乾とがOUT、ほな鵜戸と中山がIN。69分、キツイと思っていたが、山本脩はサンタナをしっかり押さえてくれている。結構タイト目に行ってる。水沼さんが解説しているように、自分も山本脩が真ん中をやってること自体が珍しい。観たことないけどね。
70分、池田と山田とがIN。平岡とタリクがOUT。75分、わが軍は圧倒的に攻めてるんだけど、でも決定機にならない。
76分、おっと、ここでサンタナと山原とがOUTしてくれた。片山とコロリが入ってきた。78分、町野のポストから山田。 山田はゴール前でシュートフェイントを入れてからシュートしたが権田がセーブ。CKから・・・ニアに走り込んだ山本のヘディングシュートがクロスバーを直撃・・・惜しい！ 82分、町野からウェリへの交替。これで全てのカードを切り終えた。町野は悔しいはず（水沼パパ評）89分、ウェリのポストから池田がシュートを放つが浮いてしまった。右フリーキックだが、茨田のキックは岡本の頭に当たるが外れる・・・惜しい。というか、ず～っと、ず～っとベルマーレが攻めてるんだよ。
92分、コーナーキック。アゲインは谷もゴール前に上がってきた。右から山本脩斗がクロスを上げて、ファーに飛び込んだ誰だろう分からなかったけど、そこから中央に折り返して、権田も見送ってウェリも飛び込んできたが惜しくも届かず・・・これも惜しい。ウェリは身体が重くてこれが決まらないのはキツイ・・・
96分、その次のプレーで岡本のクロスが流れてサイドを割り、清水のスローインになったときには一回諦めた。荒木さんは笛を吹いて「急げ」と要求したつもりだったが、スタジアムは試合終了かと思って大きく歓声が上がった。でも、このスローインを奪って、中央・池田から右・広教につないで、広教から中の茨田に戻して、ふわりとしたボールを前線に供給。このボールは、まず杉岡が立田と競り合ったが届かず、その後ろにウェリが走り込んで、バズーーーカ。歓喜するサポータとベンチ。本当に最後の最後のチャンスを決め切ってくれた。
後半は一方的に攻めたてて、本当ならば複数得点で勝利も得られたと悔しい気持ちはあるけど、最後の最後に報われました。良かった。
今季最高の観客数で、日本平からのシャトルバス待ちが2時間近くかかったと聞きます。あれを経験している身からすると本当にキツイと思うが、ベルマーレのサポータはまだ我慢できたんじゃないか・・・できるかい！
