2015年 J1第14節 湘南ベルマーレ 0-0 サンフレッチェ広島
揺れた~ ぐらんぐらん揺れましたわ。 この日は座って観戦してたんだけど、本震が来るかなり前から揺れを感じていて、後ろに座っていた子供たちが飛び跳ねてるのかな?と思って振り返ってもそんなことないし、おかしいな~と思っていた矢先のできごとでした。
ちょっと怖かったのと同時に、プレーを止めない選手達に「あ、プレーに集中しているときは地震の揺れなんて感じないんだ・・・」と感心していました。 ピッチ内で走っている主審もたぶん気が付かなかったんだろうな。 バックスタンド側のラインズマンに促されて進行を止めたくらいでした。
スタジアムナビゲータのロンドさんの冷静でかつ的確なタイミングでの場内アナウンスに、観客はパニックになることもなく静かに状況を見守っていましたね。昨年かな?ものすごいカミナリの時も、ロンドさんが冷静に行動するようにアナウンスして、ああいうのは本当に重要ですね。 自分はとりあえず子供にLINEで連絡をとって無事を確認。 ほどなくプレーも再開され、何事もなく良かったと思います。 ただし、交通機関はやはり乱れてしまったので、特に広島から駆け付けたサポータの人たちは不安に思ったと思います。 大丈夫かな?
さて、スタジアムでの地震体験は初めてでしたが、この日は初めて「6ゲートで観戦」でした。 初めてづくしや。 こんな景色で見えるんですね。しかも、かなり中央寄りに座ることができたのでサッカーの試合観戦という点ではよかったです。 ただし、応援の声を出す人は少なく、また、団体の子供たちが多いのだけど、単純にサッカーの試合だけを楽しみに来ているのでもないって感じで、ちょっとだけ残念にも感じたりして。 でも、こういう人たちも含めての興行運営でしからね。 スタジアムに来てくれるひとはどんな人であれ感謝しなくては・・・
試合について。 前半はサンフレッチェの選手達がとても冷静にプレーして、単純に「適わないわ」と感じましたが、それでもしつこくチェイスして、球際でガツガツ行ってを繰り返すと、徐々に相手も「イヤだな~」と感じ始めたのがわかったし、後半はベルマーレのほうが相手ゴール前に数多く攻め込んでいた印象。
ゴール前はちょっと手間をかけすぎかな~と思ってみてましたが、プレーしている選手たちは、相手の堅いディフェンス陣に手を焼いてたんだろうな・・・なにせ、代表クラスの選手ばかりがブロックを固めてるんだから・・・ 昨日みたいな状況だと大竹や山田のアイディアあふれるプレーが重要かなと思ってたんだけど、その二人が同時にピッチに並び立つ時間はなく、非常に残念でした。
試合後は選手たちが6ゲートにも来てくれるんですね。 8ゲートだとどうしても選手と自分との間にサポータが上に挙げた手だとか頭だとかが映りこんでしまうけど、この高さだとそういうものの心配はなし。
アウェイ側サポータの応援と、いつもは自分もそこにいるはずの8ゲート側からの応援と、両方がよく聞こえてとてもよい体験でした。
次のアウェイ川崎戦には参戦できる予定。 キャプテン永木は累積警告で出場できないけど、今日もよいプレーを見せた石川選手と、ようやく怪我から復帰したキクシュンのコンビが初めてスタメンをはるのかな? かなり楽しみや。