2011年 J2第27節 カターレ富山 2-3 湘南ベルマーレ
ベルマーレの得点
臼井 幸平 54分
田原 豊 72分
山 薫 80分
7月31日以来の勝利。 前半を0-2で折り返すという絶望的な状況から、後半に本当によく逆転してくれた。 そして、ベルマーレのエース田原が今シーズンの初得点を決めた。(ま、もう9月なので、遅せーよてのが本音)
次のホーム水戸戦には参戦して盛り上げて行きたい。 ひとつでも上位を目指して。
そして、相手カターレの監督は、ヴァンフォーレを率いていた安間さん。 安間さんといえば、2009年のJ1昇格争いでの激闘はいまでも鮮明に覚えている。 あの試合は2点先制して同点にされて、2-2のままロスタイム。 誰もが勝利を信じて応援を続け、最後の最後で左サイドでのFKを得た。
アジエルがファーサイドにふわりと長めのボールをあげる。 相手GKの阿部が飛び出す。 でもボールに触れない。 ジャーンと(相手2点めのPKを与えた)島村が相手DFと頭で競り合う。 ジャーンがギリギリでヘディング争いに勝ち、そのボールは甲府ゴールのゴールバーを直撃。 「カーン」という金属音。 ゴール前に落ちる。 そこには坂本紘司。 でも左足でシュートしそうな予感。 それはとても嫌な予感。 坂本はゴール裏の我々に向かってシュート。 そのシュートはゴール裏から見て左のサイドネットに向かってる。 いつもなら外れるコース。でも、そのボールは甲府のゴールネットに何とか突き刺さった。 坂本の横で喜ぶのは田原。 坂本はゴール裏に向かって真っ先に駆け寄ってくる。 それを追いかけて他の選手達も次々に向かってくる。
それにつられて観客席を降りていくサポータ。 俺も負けないように階段状のゴール裏席を駆け下りる。 プラスチック製の座席を土足で構わず駆け下りる。 誰もが歓喜、興奮、そしてなんと何と、最前列に殺到した人の圧力でパイプ製の柵がグニャリと曲がってしまったww
最初は何が何だか分からなかったが、警備員(警察もかな?)が次から次へと近寄ってきて、会場は騒然の雰囲気に。 無線で状況を交換する警察(だよね)もいる。 その間も試合は続いており、実は柵が曲がってしまったことには試合が終わるまで気がつきませんでした。
そして試合は3-2のままで終了。 大勝利だ。 少したってから「柵が曲がった」の事実を知り驚愕。 「社長が心配すんなと言ってくれた」とコルリダ氏も涙声になっている。グッと来る俺。
あの小瀬での3-2の勝利は今でも思い出すし、実際、あの試合を接戦で制したことが、その年にJ1昇格を決めた大きな大きな要因となったのだった。 (因みに、昇格を決めた水戸戦も0-2からの大逆転勝利)
今日の3-2の勝利で、チームが各選手が、2009年のような雰囲気になってくれたらと思います。
あ~、勝つっていいわ。 (てか、富山戦の話しではなく、甲府戦の話しになっちゃったけど、それはご愛嬌ということで。)