「生命線」切れる。
JR架線切れ 京浜東北線、南浦和―大船間で運転再開(抜粋)
(朝日新聞) 2007年6月22日
22日午前7時55分ごろ
JR大宮―さいたま新都心間で架線が切れる事故があり
宇都宮線の上野―宇都宮間
高崎線の上野―高崎間
湘南新宿ラインの上下線で
運転を見合わせている。
同じく運転を見合わせていた京浜東北線は、南浦和―大船間で運転を再開した。
詳しくは
JR停電事故、首都圏の足直撃 乗客ら怒りの声(抜粋)
2007年06月22日
JR宇都宮線の停電事故は
通勤
通学客
の足を直撃した。
首都圏を南北に貫く「動脈」が
午前8時前からストップ。
高崎線の上り電車など5本の列車が
大宮―さいたま新都心間などで
立ち往生した。
乗客は
JRの係員に誘導されて近くの駅へと歩き
線路脇には長い傘の列ができた。
<さいたま新都心駅へ徒歩でたどり着いた埼玉県上尾市の会社員男性(36)>
「電車に乗っていると架線から火花が出るのが見えた。1分後くらいにパンという音がした後、電車が止まった。冷房も止まったので、中は蒸し暑かった」
<さいたま市内の高校に通う女子生徒(15)>
「電気も冷房も消えて暑かった。『窓を開けてください』と車内放送があり、乗客が次々と窓を開けた」
「電車の中は混雑し、携帯電話で会社に連絡を取る人がたくさんいた。学校は臨時で授業を遅らせてくれるらしいけど……」
<同県桶川市の男性会社員(62)>
「尾久駅まで行かなくてはいけない。会社にもせかされているが、埼京線の振り替え輸送では尾久駅まで行けない。どうしよう」
朝の通勤時間と重なり
「えらい騒ぎ」
だったみたいですね。
しかし
記事を見ると
「乗客ら怒りの声」
と書いてあるのに
あんまり「怒りの声」が聞こえてないのが面白い。
まあ、そんなもんですよね。
しかし
そんなことより
「電線一つ切れただけ」で
この騒ぎ。
こっちの方がすごいですよね。
クレーン船会社、東電と示談成立…送電線接触に賠償金(抜粋)
東京、千葉の都県境を流れる旧江戸川で昨年8月
クレーン船が東京電力の送電線に接触し
首都圏約139万戸が停電した事故で
クレーン船を所有する海洋土木会社「三国屋建設」(茨城県神栖市)が
東京電力に損害賠償金を支払うことで
示談が成立していたことが6日わかった。
すでに5月に賠償金が支払われているが
金額は明らかにされていない。
両社は
事故直後から損害賠償に関する協議を行い
東京電力側が送電線の復旧費用などの支払いを求めていた。
<三国屋建設>
「重大な事故で多くの方々に迷惑と被害をかけた。再発防止に社員一丸で取り組んでいきたい」
過去には
埼玉県狭山市で
1999年、航空自衛隊練習機が送電線を切断して約80万世帯が停電した事故で
自衛隊側が東京電力に
設備の復旧費用などを賠償した例がある。
(2007年6月7日 読売新聞)
こんなこともありました。
でも
間接的被害への賠償は
首都圏で大規模停電(8/19 共同)
大規模停電で間接損害「賠償義務なし」・クレーン船の建設会社
首都圏の大規模停電で
建設会社「三国屋建設」が
「停電による間接的な損害についての賠償義務は一切ない」
とする文書を
自社のホームページに掲載していたことが19日、分かった。
<同社の高橋宏社長>
「クレーンが送電線と接触することにより、通常、予見される送電線の所有者の損害に限り、法的に賠償責任がある」
今回の事故で停電が発生するかどうかなどについては
「予測が不能でありました」
その上で
「停電のためパソコンが使えなくなったり、熱帯魚が死ぬ」
などしたりした場合でも
「一切の間接的損害につきましては、損害賠償義務はない」
<東京電力広報部>
「三国屋建設の対応についてコメントする立場にない」
「電力供給約款では、停電などのトラブルの原因が東京電力にない場合は、損害賠償責任の免責が規定されている。今回はクレーンが接触しなければ停電しなかったのであり、この免責規定が該当すると考える」
というわけで
「金魚さん」がお亡くなりになっても
「責任持たないよ」
ということだったみたいだ。
もっとも「間接的被害」を
小さな建設会社が全て補償したら
たぶん
「つぶれる」から
仕方ないところもあるのか。
ただ
このような事故については
あんまり補償も期待できないということになる。
そういえば
「電話」
もそう。
NTTの「光」。
よく「不通」になる。
そして
補償はない。
もっとも
今は「ケイタイ」が普及してるから
「電話が使えなくなって」も
そう不都合は無いのかもしれない。
いずれにせよ
「電」が頭につくものは
「便利だけど」
危ういものらしい。
電気の話に戻るけど
「オール電化」
なんてプロジェクトも進行してる。
でも
今回もそうだけど
電線て
思ったよりカンタンに切れる。
大雪が降っても
切れるんじゃないの?
雪の重みで。
本当に大丈夫か?
って感じだ。
想定されるような「大地震」がくれば
間違いなく
「切れる」だろう。
そうなったら
「原始時代」だ。
自家用発電機でも買いますか?
JR架線切れ 京浜東北線、南浦和―大船間で運転再開(抜粋)
(朝日新聞) 2007年6月22日
22日午前7時55分ごろ
JR大宮―さいたま新都心間で架線が切れる事故があり
宇都宮線の上野―宇都宮間
高崎線の上野―高崎間
湘南新宿ラインの上下線で
運転を見合わせている。
同じく運転を見合わせていた京浜東北線は、南浦和―大船間で運転を再開した。
詳しくは
JR停電事故、首都圏の足直撃 乗客ら怒りの声(抜粋)
2007年06月22日
JR宇都宮線の停電事故は
通勤
通学客
の足を直撃した。
首都圏を南北に貫く「動脈」が
午前8時前からストップ。
高崎線の上り電車など5本の列車が
大宮―さいたま新都心間などで
立ち往生した。
乗客は
JRの係員に誘導されて近くの駅へと歩き
線路脇には長い傘の列ができた。
<さいたま新都心駅へ徒歩でたどり着いた埼玉県上尾市の会社員男性(36)>
「電車に乗っていると架線から火花が出るのが見えた。1分後くらいにパンという音がした後、電車が止まった。冷房も止まったので、中は蒸し暑かった」
<さいたま市内の高校に通う女子生徒(15)>
「電気も冷房も消えて暑かった。『窓を開けてください』と車内放送があり、乗客が次々と窓を開けた」
「電車の中は混雑し、携帯電話で会社に連絡を取る人がたくさんいた。学校は臨時で授業を遅らせてくれるらしいけど……」
<同県桶川市の男性会社員(62)>
「尾久駅まで行かなくてはいけない。会社にもせかされているが、埼京線の振り替え輸送では尾久駅まで行けない。どうしよう」
朝の通勤時間と重なり
「えらい騒ぎ」
だったみたいですね。
しかし
記事を見ると
「乗客ら怒りの声」
と書いてあるのに
あんまり「怒りの声」が聞こえてないのが面白い。
まあ、そんなもんですよね。
しかし
そんなことより
「電線一つ切れただけ」で
この騒ぎ。
こっちの方がすごいですよね。
クレーン船会社、東電と示談成立…送電線接触に賠償金(抜粋)
東京、千葉の都県境を流れる旧江戸川で昨年8月
クレーン船が東京電力の送電線に接触し
首都圏約139万戸が停電した事故で
クレーン船を所有する海洋土木会社「三国屋建設」(茨城県神栖市)が
東京電力に損害賠償金を支払うことで
示談が成立していたことが6日わかった。
すでに5月に賠償金が支払われているが
金額は明らかにされていない。
両社は
事故直後から損害賠償に関する協議を行い
東京電力側が送電線の復旧費用などの支払いを求めていた。
<三国屋建設>
「重大な事故で多くの方々に迷惑と被害をかけた。再発防止に社員一丸で取り組んでいきたい」
過去には
埼玉県狭山市で
1999年、航空自衛隊練習機が送電線を切断して約80万世帯が停電した事故で
自衛隊側が東京電力に
設備の復旧費用などを賠償した例がある。
(2007年6月7日 読売新聞)
こんなこともありました。
でも
間接的被害への賠償は
首都圏で大規模停電(8/19 共同)
大規模停電で間接損害「賠償義務なし」・クレーン船の建設会社
首都圏の大規模停電で
建設会社「三国屋建設」が
「停電による間接的な損害についての賠償義務は一切ない」
とする文書を
自社のホームページに掲載していたことが19日、分かった。
<同社の高橋宏社長>
「クレーンが送電線と接触することにより、通常、予見される送電線の所有者の損害に限り、法的に賠償責任がある」
今回の事故で停電が発生するかどうかなどについては
「予測が不能でありました」
その上で
「停電のためパソコンが使えなくなったり、熱帯魚が死ぬ」
などしたりした場合でも
「一切の間接的損害につきましては、損害賠償義務はない」
<東京電力広報部>
「三国屋建設の対応についてコメントする立場にない」
「電力供給約款では、停電などのトラブルの原因が東京電力にない場合は、損害賠償責任の免責が規定されている。今回はクレーンが接触しなければ停電しなかったのであり、この免責規定が該当すると考える」
というわけで
「金魚さん」がお亡くなりになっても
「責任持たないよ」
ということだったみたいだ。
もっとも「間接的被害」を
小さな建設会社が全て補償したら
たぶん
「つぶれる」から
仕方ないところもあるのか。
ただ
このような事故については
あんまり補償も期待できないということになる。
そういえば
「電話」
もそう。
NTTの「光」。
よく「不通」になる。
そして
補償はない。
もっとも
今は「ケイタイ」が普及してるから
「電話が使えなくなって」も
そう不都合は無いのかもしれない。
いずれにせよ
「電」が頭につくものは
「便利だけど」
危ういものらしい。
電気の話に戻るけど
「オール電化」
なんてプロジェクトも進行してる。
でも
今回もそうだけど
電線て
思ったよりカンタンに切れる。
大雪が降っても
切れるんじゃないの?
雪の重みで。
本当に大丈夫か?
って感じだ。
想定されるような「大地震」がくれば
間違いなく
「切れる」だろう。
そうなったら
「原始時代」だ。
自家用発電機でも買いますか?