恐懼に堪えない日々

【恐懼】(きょうく)・・・ おそれかしこまること。日々の生活は恐懼に堪えないことばかりですよね。

大自然の鹿児島

2005年08月10日 | 日記とか
九州遠征三日目は記事が更新できなかったので、
帰宅した本日、後追いで更新します。
この日は車を借りて鹿児島を観光、というわけで、
朝の八時から夜の八時まで12時間たっぷり、
場所は限られていますが、名所を中心に周ってきました。

最初に訪れたのが、知覧にある特攻平和会館です。
ある意味で今回の目的地であるこの記念館は、
広島にある原爆記念館などに比べれば規模は小さいものの、
特攻隊に焦点を当てた展示物は、どれも涙なくして見られません。
自分と同じ年ごろの人間が自らの命を投げ打ち、
国や郷土を守ろうとした証を数多く有するこの平和館、
ぜひとも多くの人に訪れてもらい、今の我々があるのも、
彼らのおかげで成り立っているということを忘れてはならない、
ということを知って戴きたいと思うのであります。

平和会館を後にした後は、大ウナギで有名な池田湖、
続いて薩摩半島最南端に位置する長崎鼻を訪れることに。
後者の長崎鼻は、海の後ろ側に「薩摩富士」とも呼ばれる開聞岳が見え、
これが海と重なって織り成すロケーションは美しいの一言につきます。
海も透き通るような美しさで、東京のそれとは比べ物にならない美しさ。
こういう時こそ、ここまでやって来た甲斐があったなぁと思うものです。
この時期になるとみんな海外へ、となる人も多いでしょうが、
国内でもこれだけすごい自然と景色を堪能できるわけで、
ぜひとも日本国内を色々と周って見るべきだと思いますね。

長崎鼻の次は颯爽と鹿児島市内に戻り、
この辺では一番手堅い桜島へフェリーを使って乗り込みます。
未だに活動を続ける火山である桜島は、
遠目から見ても普通の山との違いは歴然としており、
木が生い茂っておらず、基本的に岩がむき出しになっているような山。
さすがは日本有数の火山というだけあって、
中腹の展望台まで車で登って、目前に桜島を臨むと、
その迫力に圧倒されるばかりでありました。
開聞岳も良かったですが、こっちにはこっちの魅力があるってわけで。
沿道に転がる溶岩石もその噴火のすごさを物語っており、
ここでも自然の偉大さ、雄大さを感じることが出来ました。

目ぼしい観光所をこれぐらい周った所で時間になり、
車を返した後は、近くの焼き鳥屋で食事&慰労会。
鹿児島ご当地の食材を多く使ったものを各々注文し、
そしてそれには欠かせない鹿児島名物・芋焼酎を片手に、
旅行三日目の夜は更けていったのでした。

恐懼謹言。
コメント
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