恐懼に堪えない日々

【恐懼】(きょうく)・・・ おそれかしこまること。日々の生活は恐懼に堪えないことばかりですよね。

11/26(土) 浅草、のはずが再び鈴本演芸場昼席

2016年11月26日 | 噺とか
浅草演芸ホール昼の開演から夜まで満喫しようと思って、
11時半前に木戸に行ったら早くも「立ち見」の案内が。
いやー、この時間で立ち見っていうのは初めてのことで、
おそらく団体さんでも入っていたのでしょうか。
長丁場の最初が立ち見でスタートでは・・・と思案し、
ここは思いきって浅草を断念。水曜に行ったばかりながらも鈴本へ進路変更。
年配のお客さんが団体で多く入っているため、
雰囲気的には平日の浅草のような感じ。んー。

寿 伴「たらちね」
わさび「子ほめ」
正 楽「クリスマス・サンタクロース・孔雀・お正月」
伊 織「大安売」
正 朝「蔵前駕籠」
ニックス
歌武蔵「漫談」
百 栄「桃太郎後日譚」
翁家社中
琴 調「徂徠豆腐」
─仲入り─
ロケット団
文 楽「替り目」
一之輔「長短」
小 猫
一 九「瓢箪屋裁き」

・わさびさん、なんかこういう噺をやることが多いのかな。
 前回は「たらちね」だったし。

・文蔵代演歌武蔵師、時間はたっぷりあったはずなんだが・・・
 客層を見て噺をやめたか。これはこれでいいのかもしれないが、
 個人的には残念。

・百栄師、個人的には好きなんだが今日の会場には合わなかったようで。
 面白いのになぁ。

・文楽師、同じネタでした・・・嗚呼。

・一之輔師の「長短」は初めて。安定です。

・一九師「瓢箪屋裁き」は初めて聞きました。もとは講談のネタかな?


しかしまぁ、短期間に二度も鈴本に来るとは思わず。少し悔いの残る一日でした。
休日の浅草をなめちゃいけませんね。
とりあえず12月上席の夜でまた鈴本に来る予定であります・・・。

恐懼謹言。
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11/23(水祝) 鈴本演芸場 昼席

2016年11月23日 | 噺とか
勤労感謝の日です。
浅草演芸ホールに1日入り浸ろうと思っていたのですが、
朝ゆっくり寝すぎて出遅れてしまいました。
というわけで、鈴本の昼席へ。
柳家一九師匠にはあまり馴染みはないのですが、それはそれで。

門 朗「元犬」
わさび「たらちね」
翁家社中

伊 織「鮑のし」
正 朝「紀州」

ニックス

彦いち「尻餅」
文 蔵「手紙無筆」


正 楽「木枯らし・初雪・ミッキーマウス」

雲 助「強情灸」

-仲入り-
ロケット団

文 楽「替り目」
玉の輔 「マキシムド呑兵衛」
ペペ桜井
一 九「井戸の茶碗」

・門朗さんの「元犬」は、やはり師匠仕込みなのか、独自のアレンジ。

・彦いち師、新作で来るかなと思いましたが流れを読んでか古典。
 と言いながらも今日一番の笑いをとってたなぁ。

・玉の輔師は一之輔師の代演。名前と髪型は似てるんだけどなぁと。

・一九師のトリネタは「井戸の茶碗」。
 笑いもありながらしっかりと聞かせてくれるお噺です。
 個性豊かなメンバーの中で安定のトリでした。 

今週末はもう一度浅草にでも行ってみるか。

恐懼謹言。
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11/19(土) 第六回「大師匠噺」@お江戸両国亭

2016年11月19日 | 噺とか
冷たい雨の降りしきる土曜日、お江戸両国亭にいってきました。
第六回「大師匠噺」ということで、三遊亭天どん師と蜃気楼龍玉師が出演。
以前の第五回にも行ったことがあるのですが、改めて。
それぞれの大師匠のネタに挑むというのがこの会の趣旨だそうで。
あいにくの天気ながらも会場はほぼ満員の盛況でした。
天どん師のご贔屓には女性が多いなぁと改めて感じましたが。

龍 玉「ざる屋」
天どん「位牌屋」
<中入り>
天どん「ひとり相撲」
龍 玉「富久」

・龍玉師の「ざる屋」。寄席でもよく聞く機会の多い話です。
 福井での落語会のお話を枕にしていました。
 噺家さんにもいろんな事情があるのですね。

・下水工事による寝不足のエピソードを披露したのち「位牌屋」へ。
 なかなか聞く機会のない珍しい噺なんだそうで。
 先日の末廣亭で天どん師の「秋刀魚火事」を聞いていたので、
 またしてもケチな人が出てくる話かーと思ってしまいましたが、
 なるほどこういう展開なのね、という感じです。

・中入りを挟んで「ひとり相撲」。
 過去にも聞いたことがあるなー。
 サゲの前にストーリーを投票で決定する「参加型落語」

・「富久」は年の瀬の雰囲気を感じさせる噺ですね。
 1時間を超える熱演になりました。
 これを聞くと宝くじを買ってみるのもいいかな、とか思ってしまいます。
 家が火事になるのは勘弁ですが・・・。

恐懼謹言。
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11/16(水) 末廣亭

2016年11月16日 | 噺とか
仕事終わりで末廣亭へ。19時以降の割引で入ります。
入ったところでは燕路師が「悋気の独楽」をやっているところでした。

小満ん「ガマの油」
─仲入り─
天どん「秋刀魚火事」
ストレート松浦
左龍「長短」
馬の助「権兵衛狸」
正楽「かぐや姫 アーチェリー 酉の市」
圓太郎「火焔太鼓」

・天どん師は新作を期待していましたが、顔ぶれ的に古典か。
 秋刀魚火事はなかなか珍しい部類の噺なんじゃないでしょうか。

・馬の助師は恒例の百面相を披露。

・トリネタの火焔太鼓は何回か聞いていますが、
 今回の圓太郎師はさすがだなーと。
 細かいところにまで気を使っていながらも、
 話の醍醐味を味わうことができたように思います。

休日でない少し余裕のある末廣亭の夜席、これはこれで楽しいものです。

恐懼謹言。
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11/12(土) 鈴本演芸場 昼席

2016年11月12日 | 噺とか
さて、鈴本演芸場では柳家喬太郎師が昼席のトリをとっています。
年内に寄席で見られる喬太郎トリはこれが最後かな、と思い上野へ。
正直なところ、一之輔師と天どん師の出る池袋と迷ったわけですが、
いずれも12月にトリをとるし、今日は喬太郎と決断したわけで。

で、11:15ごろに鈴本についたらすでに50人程度の行列。
何とかいい席を確保できましたが、仲入り前には立ち見も出てました。
喬太郎人気恐るべし。

あおもり「道具屋」
小太郎「魚根問」
翁家社中
圓十郎「まんじゅう怖い」
龍 玉「親子酒」
こいる
文 楽「悋気の火の玉」
一 朝「桃太郎」
のだゆき
歌武蔵「長短」
─仲入り─
ダーク広和
玉の輔「告知の作法」
文 蔵「時そば」
正 楽「ニワトリ・石川五右衛門・猫の紅葉狩り・ピコ太郎」
喬太郎「寝床」

・前座のあおもりさん「道具屋」、最後の客が笛を買うバージョンで、
 与太郎の顔が格子にはまるサゲは初めて聞いたなぁ。

・文蔵師は披露目の時以来。話の前に客席で何か光っていたというが、
 いったいなんだったのだろう。

・正楽師、ハサミの切れ味が悪いとおっしゃっていたが、どうなのだろう・・・
 見たことがないというピコ太郎を見事に切り抜かれました。

・喬太郎師の「寝床」、なんとまぁこないだの文蔵師のトリネタとカブったなと思いつつも、
 やはりそこは独自のくすぐりを入れて爆笑を呼んでいました。
 やはりすごいなぁ。笑わせてもらいました。

来週は池袋か末廣亭かな。

恐懼謹言。
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11/3(木祝) 浅草演芸ホール

2016年11月03日 | 噺とか
文化の日です。
雲一つない青空の一日ですが、前日の深酒のため、寄席へ。
浅草の顔付けがいいので、行ってまいりました。
昼の部から夜の部の仲入りまで。

【昼の部】
市 朗「子ほめ」
粋 歌「元犬」
文 菊「浮世床」
ロケット団
伊 織「大安売り」
馬 楽「寄合酒」
丸山おさむ
菊之丞「鍋草履」
歌 笑「豚の詩」
花島世津子
歌る多「替り目」
川 柳「昭和歌謡史」
正 楽「お酉様・弓取式・シンゴジラ」
燕 路「幇間腹」
圓 歌「中沢家の人々」
歌 橘「漫談」
ホンキ-トンク
小のぶ「時そば」
翁家社中
歌 奴「掛取風景」

【夜の部】
彦 星「やかん」
志ん八「ざる屋」
やまと「熊の川」
アサダ二世
小ゑん「鉄の男」
甚語楼「弥次郎」
あずみ
龍 玉「強情灸」
はん治「妻の旅行」
楽 一「アンパンマン・ピカチュウ・阿波踊り・豊洲」
雲 助「持参金」

・伊織さんは二つ目昇進の高座。なかなか安定感あります。
・菊之丞師・歌笑師は時間の都合でかなりの短時間で下りる。残念。
・前座の市朗さん、彦星さん、頑張ってもらいたい。
・小のぶ師は一部では幻の噺家と呼ばれてるそうな。

恐懼謹言。
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