恐懼に堪えない日々

【恐懼】(きょうく)・・・ おそれかしこまること。日々の生活は恐懼に堪えないことばかりですよね。

突発性難聴 発症から11週 久々の通院

2022年03月29日 | 突発性難聴療養生活
前回からの続きです。

世間は桜の便りも届き、春本番。
久しぶりに病院へ検査へ行ってきました。
前回から1ヶ月半、というところです。
基本的には聴力検査と問診なのですが、
この聴力検査、鍼の治療院ではできず、
やるとすればこの機会しかないので、
経過観察をするにはとても大事な機会。
家で簡易的にアプリで検査もしますが、
そこはやはり医療機関でやる方が、
信頼度も高いわけで。

自転車で病院へ向かいますが、
前回と違ってほとんどふらつきもなく、
順調に時間前に到着。
聴力はまだまだながら、
ふらつきがないのはありがたいことです。
しばしの待ち時間を経て、聴力検査。
そののち問診という流れになりました。

結果は自宅でやるアプリと大差なく、
低音から中音にかけては回復傾向で、
高音域は低いままという感じでした。
聴力検査アプリってすごいですね。
医療機関と遜色ないわけですから。
お医者さん曰くステロイド投与の効果は、
3ヶ月後ぐらいまで持続するので、
まだまだ回復する可能性はある、と。

鍼に通っていることは伝えていないので、
まぁそういう判断になるのでしょう。
もっとも、1ヶ月半前に比べたら回復していますし、
それが鍼によるものなのか、投薬によるものなのか、
こちらからすると判断つかないのですが。

次回は約3ヶ月後に、ということで予約し、
相変わらずの薬を処方されて終了。
アデホスとメチコバールですね。
これらの薬にどれほどの効果があるのか、
果たしてよくわからないところですが、
一縷の望みに賭けるしかないわけで。

少しずつ暖かくなってきた春という季節、
耳の治療には良い季節なんだそうです。
聴力が固定化するか、回復するか、
諦めずに治療には臨みます。

続きます。
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突発性難聴 発症から10週

2022年03月23日 | 突発性難聴療養生活
前回からの続きです。

いよいよ発症から10週となりました。
週に一度、聴力検査アプリを使い、
聴力の回復度合いを確認していますが、
ここ3週間ぐらいはほぼ変化がなく、
ひょっとすると固定化された?
というような状態になってきました。

低音域はほぼ回復しているものの、
中音域から高音域にかけては、
まだまだ、難聴レベルのままで、
日常生活でもやはり不便を感じます。
騒がしいところでの会話や、
右からの声かけに気付けないわけで。
鍼治療に通う回数も十分でない、
というのもあるかもしれませんがね。

鍼治療といえば、トレンドでこんな記事。

鍼治療してたらハリが折れた、と。
こんな落語みたいなことがあるのか、
と思ってしまいますが、
現実だと大ごとですよね。
私が通っているところでは、
こんなことはないだろうと思いますが、
なまじ鍼治療を受けているので、
つい目が止まってしまいます。

松本選手の回復をお祈りしつつ、
次回に続きます。
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突発性難聴 発症から9週間

2022年03月16日 | 突発性難聴療養生活
前回からの続きです。

発症から9週間がたちました。
大きな変化はないので、
これと言って書くこともないのですが、
ニュースを見ていたら、
以前も芸能人のニュースを上げましたが、
どうしても同じ症状なので、
目についてしまいます。
耳鳴りなど音楽に携わる人としては、
かなり辛い症状ですよね。
私ですら難聴や耳鳴りで仕事に不便を感じていますが、
その比ではないでしょうからね。
同じ症状をもつものとして、
1日も早い回復を祈りますが、
すぐには良くならないので、
根気強く治療しなければなりませんね。

私も年度末で仕事が忙しく、
なかなか鍼治療にも足繁く通えず、
あわせて回復のペースが落ちており、
正直なところ、不安はあります。
このまま固定化したら、と思うと、
仕事の継続すら考えざるをえません。

先日、電話に出るときに、
つい聞こえない右耳で出てしまい、
あれ、と思ったのですが、
これがなんとなく聞こえるんです。
入院中など一切聴こえていなかったので、
そう考えると着実に回復はしています。
どこまで良くなるのか。
私が気になるのはその一点。

続きます。
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突発性難聴 発症から8週間

2022年03月08日 | 突発性難聴療養生活
前回からの続きです。

早いもので3月になり、春めいてきて、
季節の移り変わりを感じます。
発症してから2ヶ月近くになり、
回復のペースもゆるやかになりました。
年度末の仕事が忙しいこともあり、
ハリ治療のペースも落ちてきたことも、
関係あるかもしれません。

右耳の低音の聴力はほぼ正常ですが、
高音域の聴力は相変わらず低いまま。
低音が正常とは言え、
街中の音は振動として入ってくるので、
電車の中などは耳栓が手放せません。
コロナ禍でマスクが外せないのと同様、
耳栓がないと煩わしいというのもね。

また、右方向から声をかけられて、
気が付かないということも多々あります。
比較的小声で声をかけられたり、
騒がしいところなどではこの傾向。
相手が理解のある人ならいいのですが、
そうでないと相手にも困惑させてしまう。
気にすることもないかもしれませんがね。

春の暖かさとともに、耳の回復も。
そんな願いで日々のストレスと闘います。

続きます。


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2/28(月)亀戸梅屋敷寄席(主任 三遊亭兼好)

2022年03月01日 | 噺とか
前回からの続き、という形で。

突発性難聴の発症から7週間経ちました。
週で数えると何ともわかりにくいですが、
2月が終わるということを考えると、
だいぶ時間がだったなぁ、と。
症状も本当に少しずつ、少しずつ改善、
というレベルです。
鍼治療には週2回通いつつ、服薬、
というリズムは相変わらず。
劇的な改善は見られないのが現実です。

そんな中で落語を聴きに行きました。
前回は鈴本の少し広めの会場で、
マイクを使った音が耳に響き、
コンパクトな会場を、ということで、
亀戸をチョイスしました。
本来は圓楽師匠のトリでしたが、
入院中ということもあって、
代わりに兼好師匠に。
おまけに、人気者の萬橘師匠も出るため、
会場は膝送りが発生する大混雑でした。
会場時間には既に8割方埋まっていました。
コロナ禍というのが嘘のような盛況。
演目は以下の通り。





「八九升」   けろよん
「堪忍袋」   兼太郎
「二階ぞめき」 萬橘
 −仲入−
「猿後家」   全楽
「徂徠豆腐」  兼好

前座はお初お目にかかるけろよんさん、
円生一門おなじみの前座噺です。
というか、落語協会の寄席などでは、
ほぼ聞かない噺だろう思います。
やはり差別的な表現があるからですかね。
右耳がほぼ聞こえない私も、
引っかかりはあるものの、
別に気を悪くするでもなく、
これはこれでいいんだと思います。
楽しく聞かせてもらいました。

続く兼太郎さんは2度目かな?
昨日、コロナワクチンを接種したそうで、
心なしか顔が赤らんでいるような?
かなりグイグイと迫るような高座で、
お馴染みのお客さんにはいいかもですが、
個人的には少々圧が強すぎかなー、と。
悪くはないものの、肩に力が入っていて、
もう少し気楽に聞きたかったなーと。
また機会があれば印象も変わるはず。
満員の熱気溢れる会場ならではなのかも。

続いて萬橘師匠。
以前、一度亀戸で見た時は、あんまり?
な印象でしたが、さすがの人気者。
場内の期待感もなんとなく違います。
実際に今日一番の印象に残る高座は、
この萬橘師匠だったかも。
ウクライナ情勢を巡る他愛のない話から、
マインクラフトで遊ぶ子供の話をしつつ、
本題へと入っていきます。
仲入りの出番で「二階ぞめき」とは。
若旦那の奔放さから、振り回される番頭。
どれもコミカルで大変に面白い。
これを聞けただけでも来た甲斐がありました。

仲入りのあとは全楽師匠。
この方は初めてですね。
「猿後家」も多く聞く噺ではないものの、
なかなかに笑いの多い噺で好きです。
テンション低くはじまりつつ、
最後は大いに盛り上がって高座を降りる。
楽しい高座でした。
気になったのは、言葉の問題で、
女将さんが怒るところで、
「キレる」という言葉が出たところ。
細かい言葉まで気にはしないものの、
耳に残りました。

トリの兼好師匠は「徂徠豆腐」。
この噺、講談の琴調先生から何度も聞き、
あらすじなど把握しているのですが、
落語で聞いたのはこれが初めて。
おそらく、落語のスタンダードではなく、
兼好オリジナルのくすぐりなども入り、
コミカルに、かつほろっと泣けるように、
そんな演出の入った徂徠豆腐でした。
噺がちょうど2月末が舞台なんですね。
講談との細かい設定の違いなど、
比較しても楽しめる一席でした。

難聴については次回以降に続きます。


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