恐懼に堪えない日々

【恐懼】(きょうく)・・・ おそれかしこまること。日々の生活は恐懼に堪えないことばかりですよね。

ふらり足利学校探訪

2008年07月31日 | 日記とか
本気で更新が滞る日々でございます。
6月は史上まれに見る一度も更新しないという事態で、
このままいくと7月も一度も更新しないで終えてしまうので、
一応はまだここは生きているぞという生存確認もかねて、
更新させていただきます。
卒論やってるときだって毎日更新してたんだけどなぁ。

さて、職業柄すでにこの時期は夏休みという名目で、
普通の業務とは違ってクラブの引率でもなきゃ比較的時間が取れるので、
あいも変わらずこういう機会を使って近郊の行きたいところをうろついております。
で、だいたい出かけるときは史跡を旅のポイントにするわけで。

どこに行こうかなぁと思案していて思い立ったのが、栃木にある足利学校。
教育史を問う問題ではかなりの頻出問題ともいえるこの施設。
もちろん日本史の文化史の中にもしっかり登場するメジャーな史跡です。
創建の時期ははっきりと確定していませんが、一説には平安時代とも。
戦国時代にあのフランシスコ=ザビエルが来日した際の文献にも名前が見られ、
当時は「坂東の大学」としてかなりの学問的権威であったようです。
入場料400円はちと高いかなぁとも思いましたが、
現在でも重要な文献を多数保管・研究されているんだそうで、
教育機関としての役割は果たしていなくても、
文化的に非常に重要な施設であることを考えれば、ね。
入場券が「入学証」となっているのもユニークなところ。

この足利学校以外にも近隣にはさまざまな史跡があり、
その保存を市が積極的に行っていることに好感が持てます。
石畳の広がる町並みはなかなか風情があって散策にはもってこい。
もう少し涼しい季節になったらゆっくりいってみるのもいいかなと。
ケーキなどを出す喫茶店・珈琲店が多かったのも印象的。入ればよかった。

帰り道は足利→館林→古河のルートを通って帰京。
気がつけば栃木・群馬・茨城の北関東を制覇していたわけですが。
できれば各所をそれぞれゆっくり時間をかけてみていきたいものです。
やはり時間に余裕があれば心にもゆとりが出てくるってもんで。

恐懼謹言。
コメント (3)
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