恐懼に堪えない日々

【恐懼】(きょうく)・・・ おそれかしこまること。日々の生活は恐懼に堪えないことばかりですよね。

月の終わりとともに

2005年09月30日 | 日記とか
バイト6連勤(ひょっとしたら8?)の3日目というわけで折り返し地点でございます。
今日は4時からのんびりできるなぁと思っていたら、
3時に職場から電話。どうやら今日は3時入りだったようです。
どうも疲労がたまっていたせいか、シフトを見間違えていたようですな。
平身低頭、謝罪の限りを尽くして何とか許しを得ますが、
人数ギリギリで回しているだけにご迷惑おかけしてしまいました。
その時間は幸い忙しい時間でもなかったのですが、恐懼に堪えません。
しかしバイト先から電話がかかってくるってのは心臓に悪いですな。
シフトはしっかり確認しとかなきゃ。

さてさて、本日で9月も終わりというわけで、
10月からは人件費削減に伴う大幅な改革が実施されます。
これに対する反発の関係もあって、9月付けで退職するスタッフが3人ほど出ました。
昨日の勤務で最後だったのが2人と、今日で1人。
いずれのスタッフとも最後の勤務をご一緒させていただきましたが、
やはり何となく寂しいものを感じてしまいます。
それぞれ勤務の長さには差がありますが、共に働いてきたという事実は変わりません。
こういうと大袈裟かもしれませんが、いわゆる苦楽を共にしてきた仲なんです。
彼らと会うのはバイト先という限られた場所・時間のみではあるものの、
ある程度の月日を同じ職場で同じ仕事をしてきた仲ということもあり、
今日を限りに会えなくなってしまうわけでもないながら、
一緒に働くことがなくなると思うと寂しいものです。

ひょっとしたら今のバイト先の体制が変わらなければ、
こういうことにはならなかったのかなぁと思うと、
新参の改革者に対しては憎悪の念を抱かないでもないのですが、
現実がこうなっている以上は彼らを無理に引き止めることもできないし、
やはり最終的には生き方の問題に関わってくるものだろうと思います。
残された我々は大幅に戦力が減ってしまうので確かに厳しい状況です。
しかし、辞めていった彼らもアルバイトという身上。
今の職場に嫌々残らねばならない義務はないわけです。
冷たい言い方かもしれませんが、彼らには彼らなりの生き方をする権利があるわけです。
そしてそれを私も応援しなければ、とも思うわけです。
メンバーの中の1人とは一時期不和になった時期もありましたが、
最後ぐらいはそういった確執など忘れて送り出させていただきました。
不本意ながらに去っていく側もつらいでしょうが、
見送る側というのもこれまたつらいものであります。

別れには涙が付き物かもしれませんが、これから新しい生活をする人を送り出すのに、
涙をもって送り出すというのはちと無粋なものであると考える私は、
冗談交じりに笑顔をもって送り出させていただきました。
ひょっとしたら冷たい人間だと思われるでしょうが、これは私なりの思い。
大事な時ほどグッと堪えて涙は見せない、という男の美学かもしれませんが。
そんなことを思う間もなく明日からも無常に働きつづけねばなりません。
なんだかなぁ。

恐懼謹言。
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あたっても嬉しくない

2005年09月29日 | 日記とか
それが食あたりです。
今日は腹痛とともに目が覚めます。いや、むしろ腹痛で目が覚めたぐらい。
完全に腹を下している時の痛さでありまして、早速トイレへ駆け込み。
出てきたものから判断するに、すっかり腹を壊しておりました。
基本的に胃の強い私が腹を下すことなど稀有なことなのですが、
どうしたことか珍しく腹を壊してしまったようです。
まぁ腹を壊したとはいえせっかく早く起きられたので、
三ヶ月ぐらい放置していた髪の毛を今日こそは切りに行こうと、神保町へ。

で、駅を降り立った瞬間にまたまた襲ってくる腹痛。
どうやら今度の腹痛はかなりタチが悪いようです。
私はどこかの店に入ってトイレだけ借りるというのは苦手な人間で、
外でトイレに行く時はだいたい駅で済ませてしまいます。
しかし、駅から出てしまった以上また戻っていくのも癪なので、
神保町ということで授業もないのに大学までわざわざ用を足すためだけに訪問。
いやはや、冷や汗ダラダラでかなりみっともない状況でありました。
焦った形相でトイレに駆け込むのはなんともかっこ悪いですね。
今後は近くにあるコンビニかなんかで用を足す勇気を出そうと思います。

なぜこんなにひどく腹を壊してしまったのか。
原因を推測してみるに、まずは寝冷えの可能性。
最近はめっきり気温も下がって秋っぽくなってきたわけで、
ついつい油断して薄い布団のままでいたのが原因かと思ったのですが、
とはいえ朝起きるとしっかり布団をかぶっていたのでおそらく違うかなぁと。
で、次に推測されるのが昨晩食べたバイト先で廃棄になったサンドイッチ。
しかしこれもたかだか1時間ぐらい賞味期限が切れた代物で、
こんなもので腹を壊すほどやわじゃない、というわけで却下。
そして最後に思い当たったのが昨日のバイト後に訪れたラーメン屋のつけ麺。
そのお店の営業時間は深夜2時までとなっているのですが、
昨日訪れた夜11時前には既に売り切れ寸前のような状態になっており、
いつもとは店員の様子が違って、かなりドタバタした状況でした。
つけ麺を食べ終わった後に戴くスープ割のスープも、
いつも出してくれる場所とはちがう場所から取り出していたり、
何となく違和感を感じた昨晩のつけ麺。原因はこれしかないと思いました。

これが確信へと変わったのが、バイト先へ出勤してから。
昨日一緒のつけ麺を食べたスタッフも私と同様に腹を壊していたのです。
そのスタッフ曰く、腹を壊すような要因は他にはなく、
思い当たるのはそのつけ麺以外ありえない、というのです。
やはり昨日訪問したラーメン屋がかなり怪しいということでFA。
勤務中、この二人は終始冴えない顔で接客することを余儀なくされてしまいました。
そこまで食中毒とか大事にならなかったのは良かったんですが、
これってクレームとか出せば賠償してくれるんでしょうかね?
もっとも、そのように申し出たとしても、何か別のものが当たったのでは?
といって相手にされないのも目に見えてはいますがね。
今度からその日一日食べたものをメモしておくほうがいいかも知れない。
そんなことを考えてしまった一日でした。
ひょっとしたらこれも不幸の連鎖の一つかもしれませんなぁ。

恐懼謹言。
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忠節尽くすに値せず

2005年09月28日 | 所感とか
9月以来混迷を続ける我がバイト先。
現状を無視して改革を推し進める経営者(と息子)との衝突もあり、
主要なメンバーもちらほら辞意を表明する今日この頃ですが、
必然的にやってくるのが人手不足ってヤツです。
まぁ単にバイトが辞めていくってだけならそこまでダメージは大きくないのですが、
なにぶん店の経営に少なからず携わっている主要メンバーが辞めていくこともあり、
そういった部分の後釜として私も店の中核を為す位置にまで上り詰めた感があります。
そりゃまぁ3年半近くやってりゃそうなるのも必然ではありますがね。

とはいえ、私のような人間に店の経営に携わるよう部分を、
さらっと一任してしまうというのは危険以外の何物でもありません。
まぁ何をやらされると言っても単なる発注業務がプラスされるぐらいのもんで、
コンビニなどでバイトされてる方にしてみればどうってことないのでしょうが、
その辺は職種の違いもあるので、平にご理解を。
しかしまぁこの発注業務ってヤツは厄介ですわ。
おそらく経験がモノを言う部分もあると思うので一概には言えませんがね。
先日初めて発注を任されて、それが納品されたのが今日だったのですが、
どうも売上を見据えて商品を発注するというバランスがうまくいかず、
売り物のパンが6個も廃棄になってしまうことになっちまいました。
まぁこれがどれぐらいの不祥事であるかということについては、
普段の廃棄になるパンの数は、多くて1つか2つということからも明らかで、
これだけロスになってしまうのは大雪か台風の日ぐらいのもんなんです。

初めてのことだからしょうがないと言われようと、
やはり自分の判断でこうなったことは紛れもない事実であります。
在りし日、発注の担当者である社員の方が大量の廃棄が出た責を負って、
大量に廃棄商品を自腹で買っていたことがありましたが、
今になってその気持ちがわかるような気がします。
それがバイトであるか社員であるかはもはやこの際関係ないですね。
責任を感じてしまう。だからこそしっかりやらなきゃなぁと思うわけです。

まぁしかし今のバイト先の現状を鑑みるに、
私がそれほどに忠節を尽くして店のために働く価値があるのか、
というのは少々疑問を呈する所でもあるんですがね。
以前は社員・バイトともにみんなで店を作っていくという雰囲気があった気がしますが、
今となっては完全にトップダウンでバイトは上の決めたことに従うのみ、
という体制になってしまった気がしてなりません。
それに異を唱えれば辞めてもらって構わない、というスタンスで。
私にしてみれば正直なところ、どうせ上に意見を具申しても無駄だとわかっているので、
ここは逆らわずに大人しくしているのが一番なのかなぁ、と思ってしまい、
そうなってくるとガーガー言うのも面倒になってくるんです。
半ばあきらめの境地というヤツですかね。

以前のように個人個人が工夫して売上を上げていこう、
というような気概のようなものが薄れてしまい、
下がり続けるモチベーションに比例して売上も見事に下降線を辿っています。
もはや今となっては、店のために自分ができることをしようということのではなく、
悔しいながらも自分は単なるバイトだと割り切ってしまって、
自分が金さえもらえれば店の経営なんて知ったこっちゃない、
という考え方にシフトしてしまったほうが楽なのかもなぁと思ってしまいました。
いくら訴えてもそれに対して何ら返ってくるものがない。
もはや冷笑主義者となった感もある私は、
今日から続く6連勤(ひょっとしたら8連勤)をいかにして乗り切るのでしょうか。
いや、乗り切れるのでしょうか。

恐懼謹言。
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公園における道徳退廃

2005年09月27日 | 所感とか
大学の裏に小さな公園があります。
私はその公園を頻繁に利用するということはないのですが、
ちょうど通学路にあたる部分でもあって、しばしば公園内を通ります。
その公園は隣に幼稚園がありまして、都心にある幼稚園のためか、
幼稚園には園庭がなく園児が遊ぶ場所としても公園が使われています。
当然ながら公園としての性格のほうがメインであって、
仕事の途中に一休みするサラリーマンや、授業の合間に休憩する学生も見られます。

で、問題なのはその公園の利用方法。
最近の戦後民主主義によって育まれた若者(私もその一人ですが)の、
公共の場におけるマナーの悪さのことについてなんですね。
たまたまその公園で私も今日はゆっくりしていたのですが、
向かい側にいる見るからにダメな感じの学生が数人おりまして、
なにやら近くのコンビニで買ってきたと思しきカップ麺で食事してるんです。
まぁここまではいいんです。ただそのマナーが問題。
カップ麺のフタをあけてはすぐ横にあるゴミ箱に捨てずにその場にポイッと。
数分後、食べ終えた後の汁の入ったカップはさすがにゴミ箱に捨てるだろうと思ったら、
やはりこれも先と同じようにその場に放置。
もちろんドリンクのペットボトルも飲み終えたらその場にポイッ。
おまけに食後の一服とばかりにタバコを吸い終えると、
灰皿に捨てることもなくその場にポイ捨てときたもんだ。

さすがにこの様子を見てると何となく腹立たしいというか虚しい気分になります。
そのダメな若者の中には女性もいたのですが、
その女性はそんな事をする男に対して見咎めることもなく、
愉快に談笑しており、まったく気に留める様子もないんです。
この日本という国の道徳・モラルというものはどこにいってしまったのだろう。
そんなことを風で飛ばされていくヤツらが捨てたゴミを見ながら考えていました。
もちろんここが普通の公園であってもそれが容認されるわけじゃありませんが、
ましてやここは幼稚園児の遊び場ともなる公園です。
そんな場所で平然とタバコを吹かし、ゴミを撒き散らかすという行為に何も感じない、
というのは私の感覚からすれば常軌を逸したものといわざるをえません。

ゴミはゴミ箱に捨てる。こんな簡単なことがなぜ出来ないのか。
今までの人生の中で私が完璧にそれを守ってきたとは言えませんが、
今回の場合は真横にゴミ箱があったりするわけで、
そこにゴミを捨てようとするにはちっとも労力はかからないわけです。
しかるに、彼らにはそういった意思がないわけですね。
若者の道徳退廃。自由とわがままを区別できなくなってしまった、
そんな若者で溢れるこの国の将来はどうなってしまうのか。
なんてことを考えずにはいられない一幕でありました。

一番悲しかったのはその馬鹿どもが「さて、そろそろ授業に行くか」
と言って、私の通う大学の中へと入っていったことかもしれません。
あんなヤツらと同じ大学に通っているのか…。
私の悲哀にさらに追い討ちをかけてくれました。
そんなヤツらに注意できない私もダメなヤツなんでしょうがね。

恐懼謹言。
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ご利益に与れず

2005年09月26日 | 二輪/四輪車とか
不幸の連鎖はまだまだ止まりません。

バイトが終わった後にバイクでコンビにに寄り、
晩酌のお供に、と奮発して缶ビールを購入いたしました。
そう、発泡酒でも第三のビールでもなく正真正銘のビール。
んでもってバイクの後部座席部分にあるネットにビールをくくりつけ帰宅し、
バイクを停めて荷物をとろうとすると、そこにあるはずの袋がないわけですよ。
そう、最近の旅行で大きな荷物ばっかり積んでいたために、
後部シートにあるネットがたるんでいたんです。
そんなわけで缶ビール一本ぐらいじゃネットにうまく引っ掛からず、
走行中に落下してしまったものと推測されました。

まぁさっきのコンビにまでたいした距離でもないから探しに行こうと、
停めたばかりのバイクに再びエンジンをかけ、出発しようとすると、
数センチだけ動いた後でガツンという衝撃が走り、見事に立ちゴケ。
???という状況になってしまいましたが、原因はディスクロックでした。
バイクを停める時には盗難防止のために、
タイヤの前輪部分をロックするディスクロックなるものを使っているのですが、
落としてしまった缶ビールのことで頭がいっぱいだったのか、
ついついこのロックを解除せずに出発しようとしたために、
見事に盗難防止のこのロックが効果を発揮してしまったのです。
なんか最近バイクに乗るとこけてばっかりな気がしますが。
まぁこれで、ディスクロックの防犯性は証明されました。

前回の転倒の後にハンドルをアップしようにしていたため、
従来のようにブレーキレバーやハンドルが曲がらなかったのは不幸中の幸い。
軽く液漏れしていたのが気になりますが、いざロストした缶ビール探しへ。
コンビニから自宅までは約2キロの道のりなので、
荷物を振り落とす確率の高いカーブなどのポイントを中心に探しますが、
街頭の少ない夜道ではこれがまた一苦労でした。
低速で下ばっかり見ながら走行するバイクはさぞかし不審だったでしょうな。
考えても見ればたかだか200円ちょっとのビールのためにここまでするのも、
なんとも滑稽な話といえば滑稽ですがね。

バイクでビールを捜索しつつ走ること十数分。道の路肩にビニール袋を視認。
もしや、と思ってバイクを停めて駆け寄ってみると、
そこにはまだ先ほどの冷蔵庫の中にあった冷たさを維持してはいるものの、
缶の形状は見るも無残に変形してしまっていました。
缶はベコベコになりながらも、おそらく後続の車にはねられることはなかったようで、
うれしいことに中身は無事でありました。
とはいえ、時速60キロ程度のバイクからコンクリの地面に叩きつけられたわけで、
僅かに穴もあいてしまっており、これは一刻の猶予もないと判断、
ビールを救助してさっさと自宅に帰り、はやる思いで開封します。
当然ながら激しい振動の後なので、グラスに注いだビールは泡だらけ。
それに、小さな穴からコンクリの破片でも混入してはいないか、
という具合に警戒しながら飲んでいたので、せっかく奮発したビールのうまさも半減。
神聖なる一日の締めくくりが誠に残念極まりないものになってしまいました。

昨日厄除け大師に行った割に全くそのご利益に預かれないのは、
賽銭をケチってしまったからなのでしょうか。
それとも佐野厄除け大師のご利益とはその程度のものなのか。
どうせならそのうち関東三大大師めぐりでもして厄を払いたい気分です。

恐懼謹言。
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ぶらり北関東の旅

2005年09月25日 | 日記とか
明日からは本格的に学校も始まり、忙しくなるだろうということで、
その前に友人の車を出して戴いて総勢3名でドライブへ出かけます。
台風接近に伴いあいにくのお天気ではありましたが、車なら無問題。
なるべく海岸線は避けて西へ向かおうということになりました。
特にどこへ行こうというアテもなかったのですが、関越を使って群馬に入り、
日本史好きにはたまらない場所であろう岩宿遺跡へ参ります。
実は二年前にも同所を訪れていたので資料館訪問は割愛し、
近くにある記念碑を見たり、タイヤキの型を変えただけのマンモス焼きを食べたり、
とりあえず雰囲気だけは味わって30分程度で遺跡を後にします。

続いてはこのドライブには同行していなかったのですが、
大学で群馬出身の友人がおりまして、彼の実家はお茶屋を営んでいるのですが、
話によると不況のあおりを受けて経営が危ういということをいっていたので、
近くまで来た我々は内緒で彼の実家の家計を助けるため、
茶屋を訪れてなにかしら買い物していこうじゃないか、ということに。
携帯でそれらしきお茶屋さんを検索し、桐生駅の商店街にあるその店を目指します。
どうにも不慣れな土地であるために、その茶屋を探すのに一苦労しますが、
やっとこさ見つけて降り立ってみると、なんと店は休業日。
これでは経営を助けられないじゃないか、と一同落胆。
仕方なくこの場は店頭で記念撮影し立ち去ることにしました。

目的を達成できず意気消沈してこの後どうするか協議しつつ地図を見ると、
その近辺には有名店らしきレストランの名が記されていました。その名は芭蕉
昼食らしい昼食も取っていなかったのでここで食事しようということになり、
私がナビをしつつ車で芭蕉を目指します。
縮尺の粗い私の地図にでも載っているような有名店だからすぐ見つかるだろう、
と思っていたのが間違いで、それらしき所を探しても一向に見つかりません。
30分ぐらい延々と付近を隈なく捜すのですが、それらしきものが全く見えず、
仕方なく地元の本屋の店員さんに道を聞いてやっと納得。
車ではいるにはなかなか難しい路地にその店はあり、
しかもかなり小さくこじんまりとした店であるということでした。
やはり地元のことは地元の人間に聞けってことですね。感謝感謝。

書いてもらった地図を頼りに辿り着くと、なるほどこれじゃ見つからないはずの、
蔦の絡まったなんとも古風な民家のようなレストランでありました。
中に入ってもその外装と同じく古風かつセンス溢れる調度品で小奇麗にまとめられ、
昭和初期の古き良き時代をふんだんに感じさせてくれました。
メニューにある品々はどれも美味しそうなものばかりでしたが、
やはり値段もそれ相応のものばっかりだったのでここは値段も手軽、
かつお奨めのメニューにも乗っていた印度かりーを注文しました。
見た目はこじんまりとしたキーマカレーでありましたが、
一口食べるとその辛さと旨味が絶妙にマッチしたカレーに舌鼓を打ちました。
やはり店の雰囲気も手伝ってカレーも一段と美味しく感じられました。
これで桐生のイメージは格段にアップ。今度桐生に来たらまた行ってみたいなぁ。

食事をした後はそのまま山道を経由して栃木県の佐野へ。
まずは佐野の観光名所である佐野厄除け大師に訪れます。
最近はついてないことばかり起きるのでここで厄除けでも、
と思っていたのですが訪れた時間にはほぼ閑散とした状況で、
お札やお守りの売り場も閉店しており、参拝客も片手で数える程度でした。
関東の三大厄除け大師と呼ばれる佐野ですが、やはり西新井を知る私にしてみると、
これで「三大厄除け大師?」と思ってしまうような小規模な厄除け大師でした。
まぁご利益は変わりないんでしょうが、売店もあいていないので、
単に参拝だけを済ませて厄除けを祈願したのでありました。
これを機に運気が向上することを願いたいものです。

厄除け大師の後は佐野のご当地ラーメンを戴いて夕食とし、
東北道、外環を経由して練馬→葛西といった感じで帰宅いたしました。
運転しなくて楽ではありましたが、なかなか疲れてしまいましたね。
こんな感じでフラッと遊びに行くのも今後は減ってしまうかと思うと鬱です。
卒論やらなきゃなぁ。

恐懼謹言。
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オールマイティーの功罪

2005年09月24日 | 日記とか
勤務前にバイト先の方とともに津田沼の必勝軒へ食事へいきます。
この店には2年程前に一度訪れたことがありまして、
それまでは「つけ麺なんてうまかねぇ」と思っていた私でしたが、
この店のつけ麺を食べていわゆるカルチャーショックを受け、
それ以来はつけ麺のうまさもわかるようになった、という思いで深き店であります。
この必勝軒はそもそも池袋の大勝軒と永福町の大勝軒という、
名前は同じながらも全く系統の違う二店両方で修行したご主人のお店で、
昼時ともなれば行列が出来てしまうという千葉でも屈指の人気店であります。
果たして今日は如何なものか。

バイト先が新宿なのに、方向が全く逆の津田沼まで行くということで、
バイト前にちょっと飯でもといった感覚ではなく、そこそこに早起きしていきます。
ところがどっこい、どうも朝に弱い私はまたしても寝坊し、
集合時間の40分前に起床という失態を犯し、先輩をお待たせしてしまうことに。
いやはや、たるんでおりますなぁ。恐懼に堪えません。
とりあえず頭を下げまくって気を取り直し、一路津田沼へ。
到着した時間はランチタイム前の11時半頃でしたが、
既に店の外まで続く大行列が数百メートル手前からでも確認できました。
んー、さすがは人気店ですね。しかも今日は休日ってのもありますし。
まぁそんな行列にひるむことなく最後尾に並びます。

20分ぐらい並んでようやっと入店し、この店のつけ麺「もりそば」をいただきます。
この必勝軒というお店は、毎日同じ味の物を提供するのではなく、
季節や曜日によって細かに味を変えているということなのですが、
この日に訪れた時は土曜日ということで、スープのコンセプトは「オールマイティー」
店主によると、土日や祝日には一見のお客も多いということで、
魚介や豚骨などの出汁を強くとりすぎると、味の癖が強くなるので、
土日祝日は万人ウケされるようなスープを提供しているということでした。
非常に研究熱心な店主の心意気が感じられるものでありますが、
私にしてみるとこれが裏目に出てしまいました。
どうも前回この店を訪れて味に驚嘆したのはスープの濃厚さあってのことで、
おそらくこの万人受けするスープは何となく個性に欠ける気がして、
美味しいことは美味しいのですが、どうも満点とまではいきませんでした。

それは今日のスープの味がオールマイティーであったこともありますが、
私はこの必勝軒の味を頭の中で美化しすぎていたのかもしれないし、
そうでなければそれ以上に町屋の勢得のつけ麺がうますぎる、
ということもあるのかもしれません。
いや、必勝軒は必勝軒でおいしいんですよ。
ただ私の舌には勢得のつけ麺のほうが向いているということなのかも。
個人の味覚の違いはそれぞれあるところなので、なんとも言えませんが、
私の中で単純比較してみると勢得>必勝軒>べんてん>>>大勝軒な感じです。
人生いろいろ、人の味覚もいろいろってことでしょうか。

恐懼謹言。
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車輪を溝にシフトする

2005年09月23日 | 恐懼とか
私の家では毎年の墓参りを彼岸の日である春分・秋分の日に行います。
そんなわけで今日は久々に家族と千葉県八千代市まで墓参りへ。
幼少の頃からこの自宅から離れた霊園までは電車とバスを延々乗り継ぎ、
2時間近くかけて訪れていたのですが、私が自動車免許をとって以来、
家族の中で唯一免許を保有する私が車を運転していくことになっています。
もちろん自家用車もないので毎回レンタカーを借りるわけですがね。
電車とバスを乗り継ぐよりもこの方が時間も短縮できるということもあり、
一昨年ぐらいからこの方法で墓参りをするのですが、
今年の秋分の日は三連休の初日ということもあり、道路は激混み大渋滞。
普通にいけば1時間ちょいで着いてしまうところ、2時間近くかかってしまいました。

とはいえ、12時間もレンタカーを借りているので、墓参りしただけで帰宅、
というのはもったいないので、家族でそのまま千葉をドライブへ。
家族と出かけるというのも年齢相応にめっきり減ってしまいましたが、
家族と出かければ食事代から高速代まで全て負担してくれるので楽ちんです。
千葉県といえばバイクで嫌というほど走りにきているため、
適当な観光地を決めるにあたっては、風光明媚な養老渓谷に決定。
電車で来るには不便な地なので、せっかく車のある今日は、
家族が普段なかなか訪れることのないような地にしようという配慮です。

ところがどっこい、幾度となく足を運んでいる千葉県ですが、
今日はバイクではなく車で来たということをうっかり失念していました。
養老渓谷付近のメインの国道から一本脇道に入っていくと、
そこはバイクで走ったらなんとも楽しそうな林道に出ました。
舗装はされているものの道幅は恐ろしく狭く、車一台が通るのがやっと。
まぁ交通量も少ないし、特に問題なかろうとおもって運転すること20分程度。
下り坂に差し掛かった我々の向こう側から対向車がやってきました。
当然道幅が狭く、上り側の対向車がバックして譲ってくれると思っていたのですが、
どういうわけか頑として道を譲らない黒のミニバン。
これはこっちにバックしろということですか、と思い、
私は仕方なくバックで今来た下り坂を反対に登っていきます。
と、そのとき。ガツン、と車内が大きく揺れ、ハンドルが取られてしまいます。
原因はすぐにわかりました。
道の脇にある側溝に私の車が脱輪してしまったのです。
車を運転する機会が少ないとはいえ、初の一大事であります。

ちょうど我々が脱輪してしまったために道幅が広がったので、
向かいにいたミニバンは何事もなかったように去っていってしまいました。
おいおい、誰のせいでこんなことになったんだよと怒りを覚えつつも、
まずは今ある自分の車を何とかせねばならず、車から降りてみると、
見事にすっぽりと車が溝にはまってしまっていました。
こういう時はアクセルを踏み込んでもタイヤは空転するのみでどうにもならず、
仕方なく漫画などでよく見る光景である、車体を持ち上げてタイヤをあげる、
という行動に出ることになりました。
幸いにして対向から来た車の方々の手伝いもあり、無事に車を救出。
何度も言うことですが、困った時ほど人の優しさ、暖かさを感じることはありませんね。
まぁ家族にたいしては恐懼に堪えざる思いですが。

その後は特に車に不具合が生じることもなく、無事に行程を消化。
帰り道も慢性的に渋滞する京葉道路をトロトロと走り、午後の9時に帰宅。
もう車で走るのはしっかりと片側一車線ある道路だけにしようと決意いたしました。
交互通行の道路はしばらくトラウマでは走れないかもしれませぬ。

※蛇足ながら、本日のタイトルは中堅氏より拝領。
 今日のレンタカーが日産ブルーバードだったことに由来します。

恐懼謹言。
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コンタクトが宙に舞う

2005年09月22日 | 日記とか
んー、先日もすかうのフラッシュ見てから曲が頭を離れません。
四六時中この曲で頭がいっぱいですよ。毒性強いなぁ。

そんなことを考えていたからかどうか関連は定かじゃありませんが、
バイトに行く途中にアクシデントに見舞われてしまいました。
バイト先には基本的に電車で行くのですが、それ以外にちょっとした用などがあると、
事のついでとばかりにバイクで出勤してしまうんです。
今日もTSUTAYAにDVDを返却に行く都合があったので、
バイト先へはバイクに跨って出勤いたしました。
とまぁここまでは普通にあることなのですが、何がアクシデントって、
バイク運転中、シールドをあけて走行していたため、
風圧に負けて目に入れたコンタクトレンズが飛んでいってしまったんですよ。
いやぁこれはさすがに参りました。

最初は目の中でレンズがずれただけなのかなぁと思い、
目をつぶってレンズの位置を修正しようにもどこにもレンズがないわけなんです。
そこにきてようやく目からレンズが引っ剥がされてしまったと気付きます。
レンズを落とした所はバイト先近くの路地裏で、
車の通りも激しくないので、バイクから降りて地を這うようにレンズを探します。
ちょうど工事現場に近かったため、その光景を目にした警備員のおじさんがやってきて、
半笑いで呆れながらも一緒に地に這いつくばってレンズを探してくれますが、
所詮は道路で落としたコンタクトを探そうと言うのは無謀な話。
早々にあきらめてここは片目だけでも助かったことでよしとして、バイト先へ。

私はスペアのレンズもメガネも外出先には持ち歩かないので、
結果的に片目の視力がほぼ無に近い状態で勤務することに。
今さら言うまでもなく、目が悪いっていうのは不便ですよ。
特に私のように視力が0.1以下の人間にとっては死活問題。
まぁさすがに3年5ヶ月もいる勝手知ったる職場なので、
右も左もわからずどうにもならないと言うことはなかったのですが、
提供するカップをうまくソーサーに乗せられなかったり、
もらったお金が100円玉なんだか50円玉なのかわからなかったりするぐらいで、
重大な支障というのはありませんでした(?)。

ただ片目は視力があるのに、逆はぼやけているという状態を長く続けると、
よく言われているように頭が痛くなってきてしまいます。
いわゆるガチャ目ってやつですね。
そんな状態で7時間勤務した後は特に店が混んだわけでもないのに、
恐ろしい疲労感に襲われてしまいました。
ちなみに帰り道は片目の視力が聞かない状態でバイクで帰るのは危険だ、
と他のスタッフに言われたにも関わらず、
明日はバイトに入っていないので新宿まで取りに来るのも面倒だ、と、
反対を振り切って隻眼状態の私はこれまでにない安全運転で自宅へ帰りました。
片目が使えないと遠近感がなくなってすんげぇ怖かったですけどね。
こんな経験はもう御免被りたいものです。
本当に今年はついてないことばっかりですね。いやになってきます。

とはいえ今日の場合、目に入っていたのは二週間使い捨てレンズなんですが、
貧乏性が災いして5日間ぐらい期限の過ぎたものを使っており、
いつも以上にコンタクトが乾燥していたという要因もありますがね。
不幸なことを予防するためにはまず原因から排除せねばなりませんね。
とりあえず今日のこんな経験を踏まえ、今後外出する際は、
必ずメガネかスペアのレンズを持っていこうと決意したのでした。

恐懼謹言。
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冷蔵庫一掃

2005年09月21日 | 日記とか
一人暮らし生活の中に自炊と取り入れたのはいいものの、
問題となってくるのが、買ってきた食材を使い切れないということ。
特に今週は外で飲んだりすることも多く、家で料理をする数が少なかったため、
卵や野菜などの食材がかなりギリギリのところまできてしまいました。
さすがに今日ぐらいは残り物を使って在庫処分することを決意し、
バイトから帰ってきてサクッと調理開始。

冷蔵庫の中に入っているのは一週間以上前に買った変色しかけのキャベツ、
これまた変色しかけの人参と、水分を失ったピーマン。
さらには賞味期限の一日過ぎた卵が二個。
とりあえずどの野菜も使える部分は使ってやろうってことで、
キャベツの変色した部分は取り除いて刻み、
人参も同様に切り取ったわけですが、ピーマンだけはこれが不能で、
しかたなく処分してしまうことになりました。
卵も一日ぐらい賞味期限が切れたぐらいなら火を通せば問題なかろう、
ということでこれに近所のショップ99で買った豚の細切れを合わせて炒めました。
まぁ味としては別段変わったこともなく、ごく普通のものに仕上がり、
これといった感想もない料理になっちまいましたが。

私の胃腸は比較的丈夫なほうであると自負していますが、
とはいえ今日の料理はちょっと危険な橋を渡った気分ですね。
これで明日腹でも壊したら洒落になりません。
今後は少々価格が高くても、野菜にしても何にしても、
少量ですぐに使いきれるものを買ったほうがいいかも知れませんな。
そのほうが野菜をダメにして捨てなければならない背徳感もなくなるだろうし。
まぁ究極的なところを言うと冷凍食品が一番なのかも知れませんな。
んー、難しい。

恐懼謹言。
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