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恐懼に堪えない日々

【恐懼】(きょうく)・・・ おそれかしこまること。日々の生活は恐懼に堪えないことばかりですよね。

坂東三十三箇所巡礼 第十番 正法寺

2010年03月31日 | 坂東三十三箇所とか
先ほどの安楽寺の続き。
そのままの足で東松山方面へと進み、岩殿観音の通称がある巌殿山正法寺へ。
県道を進み、大東文化大学のキャンパスを過ぎたあたりで、
わかりづらいところに駐車場があって、道路下の地下道を渡る形で参道へ。

本堂の前には樹齢700年とされる大銀杏があり、かなりの壮観。
そういえば、坂東三十三箇所のお寺にはけっこうこの手の大銀杏がありますね。
今回のトップ画像も、わかりづらいですが大銀杏を手前に本堂を撮ってみました。

先ほどの吉見観音がどちらかというと地域の人に親しまれる、
観光客も多いお寺であるとすると、
こちらのお寺はひっそりとたたずみながらも、由緒を感じさせるような、
そんな感じのする印象でした。たまたま今日がそんな感じだったのかもですが。

本堂には、かつて江戸時代に数学者たち(和算家)が、
数学の上達を願って奉納した「算額」なるものもありました。
教科書などではお目にかかるのですが、実物ははじめて見ました。
あいにく私は数学が大の苦手なので、このご利益にも預かりたいものですが。
ご朱印をいただいたご住職もとてもよい人柄のお方で、
算額の謂れなどを懇切丁寧に教えていただきました。

●基本情報●
名称:巌殿山 正法寺(岩殿観音)
宗派:真言宗智山派
本尊:千手観世音菩薩
開基:逸海上人
創立:養老二年(718)
住所:埼玉県東松山市岩殿1229

恐懼謹言。

坂東三十三箇所巡礼 第十一番 安楽寺

2010年03月31日 | 坂東三十三箇所とか
更新が遅くなりました。
3月の終わりのこの日はふとしたタイミングで休みになったので、巡礼へ。

この日、最初に訪れた岩殿山安楽寺は、通称で吉見観音とも呼ばれ、
このあたりでは由緒正しい古刹なんだそうですよ。
かの源頼朝の弟である源範頼(義経の兄)にもゆかりがあるとか。
ちなみに、近隣には名所である吉見百穴があり、
私もかつて訪れたことがありましたが、今日はこちらはパス。

名物は門前の醤油団子なんだそうですが、
今日は平日ということもあって、午後2時過ぎに訪れた際には売り切れ。
名物なんだからもう少し頑張ってほしいところですが・・・

●基本情報●
名称:岩殿山 安楽寺(吉見観音)
宗派:真言宗智山派
本尊:聖観世音菩薩
開基:坂上田村麻呂
創立:大同元年(806)
住所:埼玉県比企郡吉見町御所374

恐懼謹言。

ひさびさに献血してみる

2010年03月15日 | 日記とか
まったくの思い付きです。
街を歩いていたら、献血を呼びかける職員の方の姿。
いつもなら、ありきたりなものとしてスルーしてしまうのですが、
どういうわけか、たまには人助けでもせにゃならんと、
よくわからない使命感から、その足で献血センターへ。

もちろん、思い付きだったので、手元に献血カードなどなかったのですが、
受付で名前と生年月日から履歴を呼び出して、カードを再発行してくれました。
で、その履歴を見てみると、前回献血したのが平成13年8月、と。
もう10年近く、献血してなかったんですねー。
ちなみに言うと前回は高校生でした。

そうすると、成人になって初めての献血になるわけで、
以前は200mlしか献血できなかったのですが、今回は400mlで。
まぁしかし、体の中から400mlの血液が抜けるのかと思うと、
それはそれで不思議な気持ちになるわけです。
350mlのビール缶ならあっという間に飲んでしまうんですがね。
それが体内の血液かと思うと、ねぇ。

メディアでも最近では献血センターの設備の充実具合については報道されていますが、
たしかに、以前きたときに比べると格段に進化してますね。
フリードリンクだったり、お菓子が食べ放題なのは変わりませんが。
さすがに今となっちゃ、それを目当てで行くことはないんですが、
あればあったでうれしいわけで。

たまには世のため、人のためになることを。
今度はぜひ近いうちに行きたいものです。

余談ながら、この日、帰ってからちゃっかり晩酌はしました。
心なしか、アルコールの回りが速かったような気も・・・
経済的といえば経済的かもしれませんね。

恐懼謹言。

坂東三十三箇所巡礼 第二十七番 円福寺

2010年03月14日 | 坂東三十三箇所とか
さきほどの龍正院を訪れた後で、足を伸ばして銚子まで。
一般道で約1時間半といったところでしょうか。
この円福寺の飯沼観音は古くから観音信仰のお寺のようで、
最寄り駅は銚子電鉄の「観音」駅ということになっております。
この観音駅自体は以前も何度か訪れたことがあり、
このブログでも紹介したことがあったはず。お暇な方は掘り出してみてください。
駅構内で販売しているたい焼きが隠れた名物であったりします。

さて、本題。そんな何度もこの近辺は来ていましたが、
肝心の観音様に詣でるのはこれがはじめて。
ちょうど夕方ということもあってお寺の境内では子供たちが遊んでおり、
地域に愛された伝統ある寺院なんだなぁと感じさせられます。
そして、何よりも目立つのは真新しい本堂と、その脇にそびえる五重塔。
なんでも平成20年末にできたものということで、そりゃ新しいわけです。

むろん、古い鄙びた寺院というのも趣があっていいものなのですが、
新しければ新しいで、堂々とした、荘厳な感じがするものであり、
それはそれでいいものであります。

●基本情報●
名称:飯沼山 円福寺(飯沼観音)
宗派:真言宗
本尊:十一面観世音菩薩
開基:弘法大師
創立:神亀五年(728)
住所:千葉県銚子市馬場町293

そして、参拝のあとはしっかり観音駅でたい焼きをいただきました。

恐懼謹言。

坂東三十三箇所巡礼 第二十八番 龍正院

2010年03月14日 | 坂東三十三箇所とか
車で来訪。水郷都市として有名な佐原を過ぎて、片田舎の滑川へ。
やっとこさ春めいてきたこの季節、境内には梅の花が咲き誇っておりました。
もう少しするとこれが桜の花になるんでしょうけどね。

納経所で「ご利益飴です。どうぞ、おひとつ」
といって、飴玉を好意でいただいたのですが、
どう見ても市販の飴の包みです。
ありがたいことではあるんですが、これかい・・・と。
まぁ、大事なことは、それを市販のものと思うのか、
お寺でいただくありがたいものだとおもうのか。そこなんでしょう。

ちなみに、本堂は改修工事中でした。
なかなかこの手の改修工事にかかる費用というのが集まらないのだそうで、
そこかしこに浄財を求める看板がありました。

●基本情報●
名称:滑河山 龍正院(滑河観音)
宗派:天台宗
本尊:十一面観世音菩薩
開基:慈覚大師
創立:承和五年(838)
住所:千葉県成田市滑川1196

恐懼謹言。